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ホームページの表示速度を改善してユーザーが利用しやすいホームページを制作する方法
2018
.04.26
気になるホームページを見つけてアクセスしたものの、ホームページの表示が遅かったという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
実際このようなホームページを持っている会社は多く、アクセスしたユーザーは待ちきれずにそのホームページを見るのを辞めてしまいます。
ホームページ制作において、様々なユーザーの利用環境に合わせて情報を提供することはとても重要であり、ホームページの表示速度もその要素の一つです。
今回は、ホームページの表示速度の重要性を理解し、ユーザーが快適に利用できるホームページを制作の仕方をお伝えしていきます。
ホームページの表示速度の重要性
表示速度とは、ユーザーがホームページにアクセスしたときに、そのホームページが表示されるまでの速さのことで、検索エンジンがホームページに点数をつけて評価する「ページランク」の要素の一つでもあります。
海外の調査データでは、「消費者の47%はWebページが2秒以下で表示されることを望む」「1秒の遅延で7%コンバージョンが減少する」と示されており、Googleが行なったモバイルユーザーに関しての調査でも表示速度に時間がかかるほど直帰率は高くなるという結果が出ています。
いくら有益な情報が書かれているホームページを制作していても、表示速度が3秒以上かかると半分以上のユーザーは他のホームページにアクセスしてしまうため、結果として質の低いホームページであると判断され、検索結果の表示をあげることができません。
こうした事態を防ぐためにも、自社のホームページの表示速度が最適であるかを知り、インターネットの利用者の半数以上がモバイルユーザーであることも踏まえたうえで、ユーザーにとって利便性の高いホームページを提供できるように改善していく必要があります。
ホームページの表示速度を確認・改善する方法
ホームページの表示速度を快適にするためには、Googleの無料ツールである「Googleアナリティクス」と「PageSpeed Insights」を利用して、自社のホームページの表示速度と改善点を把握する必要があります。
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスは、各ページの平均の表示速度を確認することができます。
平均表示速度は、そのホームページを表示した全ユーザーの1%を抽出して算出しているため、日によって差がありますが常に表示速度が遅い場合は、すぐに改善を行う必要があります。しかし、ページ数の多いホームページを一度に改善を行うには、多くの時間が必要になります。ユーザーがよく見ているページや自社にとって重要なページなど優先順位をつけて、表示速度を改善していきましょう。
PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは表示速度を早くするために、改善すべき点を確認することができます。改善したいページのURLを入れて分析を行うと、「修正が必要」というすぐに改善を行うべき項目と「修正を考慮」というできれば改善したい項目が表示され、詳しい改善方法も教えてくれます。多くの場合は、画像のファイルが重いことやアニメーションの挿入などで読み込みに時間がかかり表示速度が遅くなっているため、画像のファイルを縮小したり、アニメーションを取り除いたりして表示速度を改善します。この他にも表示された改善方法をもとに、本当に必要なものであるかどうかを判断し、ユーザーが快適にホームページを利用できるように修正を行なっていきましょう。
まとめ
表示速度とは、ユーザーがホームページにアクセスしたときに、そのホームページが表示されるまでの速さのことで、Googleのページランクの要素の一つでもあります。
ユーザーは、表示速度が遅いとそのホームページを見るのを諦めると同時に、そのホームページは質が低いと判断して二度とアクセスしない可能性があります。そのため、いくら有益な情報を提供していたとしても、ホームページの検索結果の順位をあげることはできません。こうした事態を防ぐためにも、GoogleアナリティクスやPageSpeed Insightsなどのツールを利用して自社のホームページの表示速度や改善すべき点を把握し、ユーザーにとって利便性の高いホームページになるように修正を行いましょう。