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ECサイトを制作するときに目的別に使い分けたい4つの制作方法

2018
.05.02


アマゾンや楽天の進出により、インターネットで物を買うことは、今や当たり前のこととなりました。都市部に住む人や若者などのITリテラシーが高い層は、従来からインターネットショッピングを行なっていましたし、地方に住む人や高齢者などの「頻繁に買い物に出かけることが難しい人」も、インターネットショッピングの恩恵を受けています。
そんなインターネットショッピングの浸透を受けて、多くの企業が自社でECサイト(ショッピング機能のついたホームページ)を制作しようと力を入れています。しかし、一言でECサイトと言ってもその制作方法は様々で、自社に合った方法で制作しなければ、後になって多額の費用を費やしてホームページをリフォームする必要が出てきます。
今回は、そんなECサイトを制作する際に使い分けたい4つの制作方法をご紹介いたします。

【目次】
1.ECサイトは機能や目的によって制作方法がかわる
2.ECサイトを制作する際に使い分けるべき4つの制作方法
 a.ECモールを利用する
 b.ASPのシステムを利用する
 c.オープンソースを利用する
 d.独自にシステムを開発する
3.今回のまとめ

ECサイトは機能や目的によって制作方法がかわる

冒頭でもお伝えした通り、ECサイトはその目的や取り入れる機能により、制作方法が異なります。そして、その方法を見誤ると、後になって改修を余儀なくされてしまい、結果として時間的にも金銭的にも大きなロスが生まれてしまいます。
すべてのECサイトにとって、ショッピングカート機能や決済機能は必要不可欠だと思いますが、マイページ機能やクレジットカード決済、メルマガ登録機能など、要否が分かれるような機能もたくさんあります。
まずは、自社にとってどんな機能が必要で、どんな機能が不要なのかを整理し、その上で次にご紹介する4つの制作方法の中から、どんな制作を行えば自社にとって(また、自社の将来にとって)利便性や費用対効果が高いのかを検討する必要があります。

ECサイトを制作する際に使い分けるべき4つの制作方法

ECサイトに必要な機能の整理を終えたら、次は、どんな方法で制作するのかを検討します。ECサイトを制作する方法は、主に次の4つに区分され、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて制作方法を決定しましょう。

ECモールを利用する

楽天市場やAmazonマーケットプレイスなど、大手ショッピングサイトのプラットフォームを借りてECサイト制作を行う方法があります。これらのECモールを活用することで、必要な機能を一通り揃えたECサイトを、安価かつ手軽に制作することができます。また、特別なSEO対策等を行わなくても、ECモール側が半自動的に集客を行なってくれるため、手軽に大きな集客が狙える点も魅力です。
一方で、画一的なプラットフォームを借りて運営することから、デザインや機能面での制約も多く、オリジナル性の高いECサイトを制作することは少し難しくなります。また、ECモールには、利用料金や出店手数料が発生することが一般的なため、長い目で見ればコスト面でのデメリットも浮かび上がってきます。

ASPのシステムを利用する

ASPとは、「Application Service Provider(アプリケーション サービス プロバイダ)」の略であり、ECサイトに必要なアプリケーション(機能)をプロバイダから借りて、自社オリジナルのECサイトに組み込んでいく制作方法です。代表的なものに、カラーミーショップやショップサーブなどがあります。
ECモールと異なり、出店手数料等がかからず、比較的安価なアプリケーションの利用料だけで運用できることが魅力です。また、ECモールと比べてデザイン面等での自由度が高く、オリジナル性の高いECサイトを制作することができます。
一方で、ECモールとは異なり、自社オリジナルのECサイトを制作することになるため、SEO対策や集客は自社自ら行わなければなりません。また、デザイン面では比較的自由度が高いケースが多いのですが、機能面は各ASPによって異なるため、それぞれのASPにどんな機能があるのかを事前に調べてから契約することをお勧めします。

オープンソースを利用する

オープンソースとは、EC CUBEに代表される、インターネット上に公開されている無料のソフトウェアであり、ソースコードを誰でも自由にダウンロードして自社のECサイトに組み込むことができます。
オープンソースを利用することで、欲しかった機能が無料で手に入るとともに、すべての機能やデザインをほぼ完全オリジナルでECサイトに組み込むことができます。
一方、オープンソースを利用したサイト制作は、通常のホームページ制作とは異なり特殊なものですので、制作費用も制作期間も大幅に増大してしまいます。

独自にシステムを開発する

ほとんどのECサイトであれば、上記の3つの制作方法で対応することができるのですが、オープンソースでも対応しきれないほど特殊な機能や大規模なサイトを制作する場合は、独自にシステム開発を行うことも可能です。
すべて(または一部)の機能を白紙の状態から作り上げていくので、自社の思ったとおりの機能を、自由なデザインで取り入れることができます。
しかし、ゼロからシステム開発を行うと、当然コストや制作期間もかさみますし、開発後にバグやエラーが起きてしまう可能性も多分にあります。しっかりと時間をかけてでも、隅々まで自社の理想が行き届いたEC機能を取り入れたい場合に、検討することをお勧めします。

今回のまとめ

ECサイトと簡単に言っても、実は多様な制作方法があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。手軽だからという理由でECモールに飛びついてしまうと、出店手数料に苦しめられたり、デザインや機能面での制約によって他のサイトとの差別化が図れないこともあります。逆に、最初からシステム開発を行なってしまうと、後になって実は使わない機能が出てきたり、最初に想定できなかったような要望が出てきて、追加の開発費を要してしまうことがあります。
初めてECサイトを制作する会社は、まずはECモールやASPを利用したサイト制作から初めて、自社やお客様のニーズを踏まえながらグレードアップさせていくことをお勧めします。

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