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ホームページ制作で気を付けたいウェブアクセシビリティ

2023
.01.13

ホームページ制作で気を付けたいウェブアクセシビリティ

現在、インターネットは情報を知るうえで重要なツールのひとつです。世界中の様々なユーザーが、いろいろなデバイスや環境からWEBサイトにアクセスすることが当たり前になっている今、その多様化に応えることもWEBデザインを制作するうえで気を付けたいポイントです。
デジタル庁も、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。」というミッションを掲げており、障害のある人や高齢者、色覚特性のある人などを含めた全ての人がホームページ上から情報を正しく取得できるように、ウェブアクセシビリティが確保されたホームページ制作を推奨しています。
そこで今回は、ホームページ制作で気を付けたいウェブアクセシビリティの中でも、重要度の高い制作基準に関してご紹介します。
※この記事は、2022年12月12日に発行されたウェブアクセシビリティ導入ガイドブックをもとに作成しています。最新の情報は、デジタル庁のウェブアクセシビリティ導入ガイドブックよりご確認ください。

【目次】
1.ウェブアクセシビリティとは
2. ウェブアクセシビリティを確保するために気をつけたい重要度の高い制作基準
a.音声を自動で再生させないようにする
b.キーボード操作のみでも利用しやすいようにする
c.光の点滅を繰り返さないようにする
e.自動でコンテンツを切り変えないようにする
3.今回のまとめ

ウェブアクセシビリティとは

ユーザーの障害の有無やその程度、年齢や利用環境にかかわらず、ウェブで提供されている情報やサービスを利用できること、またはその達成度を意味しています。様々なユーザーが、いろいろなデバイスや環境からウェブにアクセスすることが当たり前になっている今、ウェブの利用方法の多様化に応える品質基準の1つがウェブアクセシビリティともいえます。
次のような状態になることに気を付けて、ウェブアクセシビリティを確保するようにしましょう。

■ 目が見えなくても情報が伝わる・操作できること
■ キーボードだけで操作できること
■ 一部の色が区別できなくても情報が欠けないこと
■ 音声コンテンツや動画コンテンツでは、音声が聞こえなくても何を話しているかわかること

ウェブアクセシビリティを確保するために気をつけたい重要度の高い制作基準

ウェブアクセシビリティ導入ガイドブックでは、ウェブアクセシビリティを確保するために気をつけたいことを「必ず達成しなければならないもの」「基本的に達成すべきこと」「状況に応じて確認すべきこと」「よく検討して導入すべきこと」の4つに分類しています。
今回は、その中で最も重要度の高い「必ず達成しなければならないもの」をご紹介します。

音声を自動で再生させないようにする

音声を自動で再生することや、強制的に再生させることは避けましょう。また、自動で再生する音声は3秒以内に収めるようにしましょう。再生時間が3秒以上続く場合は、一時停止ボタンをつけるなどユーザーが自分の意思で停止できるように工夫する必要があります。

POINT 音声の流れるページや動画広告などで自動再生する場合は、一時停止またはミュートボタンをつける。

キーボード操作のみでも利用しやすいようにする

キーボード操作だけで利用する場合に、一度クリックしたら抜け出せないコンテンツを作らないようにしましょう。モーダルダイアログのようなコンテンツで起きやすいので注意が必要です。

POINT キーボード操作のみでも閉じられるように、閉じるボタンを置くようにする。

光の点滅を繰り返さないようにする

光の点滅を繰り返すと、光感受性発作等を誘発しやすくなります。1秒に3回以上点滅するコンテンツを作らないようにしましょう。

POINT アニメーションや映像などのコンテンツで、1秒に3回以上点滅させないようにする。

自動でコンテンツを切り変えないようにする

画面上に動き続けるコンテンツがあると、他の箇所の操作や閲覧を妨げられるユーザーがいるため、スライドショーや自動で切り替わるコンテンツなどを制作する場合は、一時停止、非表示、停止の機能を設置するなどの工夫が必要です。

POINT 自動で切り替わるカルーセルは、一時停止できるようにする。

今回のまとめ

ウェブアクセシビリティの重要性は年を追うごとに増しています。厚生労働省の調査では、平成28年の時点で身体障害者手帳の所持者が428.7万人※となっており、この人数は年々増加しています。
障害のある人や高齢者、色覚特性のある人などを含めた全ての人がホームページ上から情報を正しく取得できるように、ウェブアクセシビリティをよく理解して、ホームページ制作をするようにしましょう。

厚労省「平成28年度生活のしづらさ調査」結果概要より一部抜粋しております。
※この記事は、2022年12月12日に発行されたウェブアクセシビリティ導入ガイドブックをもとに作成しています。最新の情報は、デジタル庁のウェブアクセシビリティ導入ガイドブックよりご確認ください。

AUTHOR

著者情報

WEBデザイナー

A.K.

不動産会社でグラフィックデザイナーとしての勤務を経て、株式会社オンカに入社。アミューズメント施設やサービスサイトなど、ユーザーに魅力を訴求する大衆的なデザインを得意とし、長年培ってきたデザインのノウハウに基づきながらも顧客の要望を汲み取った柔軟な対応力でホームページ制作に尽力している。

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