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WordPressで「PHPの更新を推奨」と表示されたときの対応方法

2023
.01.13

WordPressで「PHPの更新を推奨」と表示されたときの対応方法

ホームページの中でWordPressを利用している場合、ダッシュボード上に「PHPの更新を推奨」と表示される場合があります。この告知が表示された場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?
そこで今回は、PHPの概要やPHPを使用するリスク、WordPressのダッシュボード上に「PHPの更新を推奨」と表示された場合の対応方法についてお伝えします。

【目次】
1.ホームページを構築する際に使用するPHPとは?
a. PHPで構築する動的ページの例
2.バージョンの低いPHPを使用し続けるリスク
a.バージョンの低いPHPを使用し続けるSEO対策上のリスク
3. WordPressに「PHPの更新を推奨」と表示された場合の対応方法
a.PHPをバージョンアップする前の注意事項
b.WordPressのアップデートを行う
c.サーバ側でPHPバージョンをアップデートする
d.ホームページの動作確認を行う
e.PHPのバージョンは必ずしも最新が良いとは限らない
4.今回のまとめ

ホームページを構築する際に使用するPHPとは?

PHPとは、ホームページを制作する際に使用するプログラム言語の一つです。PHPは、例えばお問い合わせフォームやコメントが書き込める掲示板ページなど、ユーザーの操作によって動きが見られる動的ページを構築する際に使用され、現代のホームページ制作においては欠かせないものです。
また、ホームページを制作する際は、その他にHTMLやCSSというプログラム言語が使用されますが、これらは誰がどのタイミングで見ても同一のページが表示される静的ページを構築する上で使用されます。PHPは、HTMLやCSSと異なり、ユーザーの操作によってコンテンツが変動する動的ページを構築する言語のため、便利な機能を実装することができる反面、外部からの攻撃に弱いというデメリットがあります。

PHPで構築する動的ページの例

■お問い合わせページ
■ショッピングカートページ
■掲示板
■ブログ

バージョンの低いPHPを使用し続けるリスク

上述したとおり、PHPはユーザーの操作によって変化する動的ページを構築するためのプログラム言語のため、HTMLとCSSのみで構築されたホームページよりも脆弱性が高いというデメリットがあります。ホームページの脆弱性が上がると、例えばお問い合わせフォームに入力された情報が外部に流出してしまったり、ホームページのブログ部分が誤作動して記事が削除されたり、意味のわからないコンテンツが量産されるといった現象が見られる可能性があるため注意する必要があります。
しかし、PHPは脆弱性を改善するためにアップデートし続けており、新しいバージョンを使用することでセキュリティ上のリスクを抑えることができます。

バージョンの低いPHPを使用し続けるSEO対策上のリスク

Googleが提唱するE-A-Tの項目には、セキュリティ対策を行うことが評価基準として記載されています。そのため、PHPのバージョンアップを定期的に行ってセキュリティ対策を行うことはSEO対策を行う上でも重要です。

WordPressに「PHPの更新を推奨」と表示された場合の対応方法

ホームページ制作で使用されるWordPressは、ユーザーがHTMLやCSSなどの知識なしで直感的にページを生成するといった動的な動きを実現するため、PHPが使用されています。そのため、PHPの新しいバージョンがリリースされたとき、WordPressのダッシュボード上に「PHPの更新を推奨」という注意書きが表示されます。
この注意書きは、「PHPが古すぎて脆弱性が高い」という警告ではなく、単純にPHPの最新バージョンが更新された場合に自動的に表示されるもののため、即時対応しなければ外部から直ちに攻撃されるというものではありません。また、PHPバージョンのアップデートに対応しないからといって、ホームページが崩れるということもありません。
もちろん、PHPのバージョンを最新の状態に保つことでセキュリティレベルが向上するため、PHPの更新が推奨された場合はアップデートする方が望ましいですが、何か悪いことが起きているわけではないため落ち着いて対応しましょう。

0.PHPをバージョンアップする前の注意事項

PHPをアップデートする際、ホームページの表示が崩れたりお問い合わせフォームが機能しなくなるなどのバグが発生する可能性があります。そのため、PHPをアップデートする前にはあらかじめバックアップを取っておくと良いでしょう。
また、ホームページ制作に関して知識がない場合は、ご自身でアップデートせずにホームページの管理会社に依頼することをお勧めします。

1.WordPressのアップデートを行う

次にWordPress本体のバージョンを最新までアップデートします。また、WordPressのテーマやプラグインにおいてもバージョンを最新までアップデートし、互換性のないプラグイン等があれば代わりのプラグインに変更するなどの修正を行います。

2.サーバ側でPHPバージョンをアップデートする

PHPは、一般的にはサーバの管理画面からバージョンをアップデートすることができます。
なお、サーバによってPHPの設定方法が異なり、管理画面上でアップデートできない場合もあります。この場合は、サーバの管理会社に連絡してPHPのバージョンアップを行ってもらう必要があります。
また、サーバによってはPHPバージョンの上限が決まっており、リリースされている最新バージョンまでアップデートできない可能性があります。この場合は、サーバで対応しているPHPバージョンの上限までアップデートしましょう。上限のPHPバージョンが低すぎる場合は、別サーバへの乗り換えを検討した方が良いかもしれません。

3.ホームページの動作確認を行う

PHPのバージョンアップを行った後は、ホームページの表示に崩れがないか、お問い合わせフォームが動作しているか、WordPressにログインすることができるかなどのチェックを行いましょう。ホームページやWordPressに不具合があれば、WordPressのプラグイン等の更新や修正などの対応を行う必要があります。
なお、WordPressでは、PHPのバージョンアップによるバグが発生しないよう予め互換性をチェックすることができるプラグインが用意されていますが、現状、このプラグイン自体のアップデートが滞っているため使用することができません。どれだけ石橋を叩いてもバグが発生する可能性をゼロにすることができないため、PHPのバージョンをアップデートした後は必ず動作確認を行うようにしましょう。

PHPのバージョンは必ずしも最新が良いとは限らない

PHPは、基本的には最新バージョンにアップデートすることが推奨されていますが、実際に使用され始めてから間もない最新バージョンには欠陥が見つかる場合があります。そのため、ある程度の期間使用され、欠陥がないという確証が得られたバージョンに更新することを推奨します。
WordPressの公式サイトでは、PHPの推奨バージョンが掲載されているため、こちらを更新するバージョンの目安として考えると良いでしょう。

今回のまとめ

PHPを更新することによって、セキュリティを強化することができるだけでなく、処理速度が早くなるなどのメリットがあるため、新しいバージョンに保つことを推奨します。しかし、PHPのバージョンをアップデートする場合は専門知識が必要となり、ホームページに不具合が発生する可能性があります。そのため、制作会社に依頼して制作してもらったホームページのPHPのバージョンアップは制作会社に依頼すると良いでしょう。

AUTHOR

著者情報

ライター

M.H.

人材派遣会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ホームページ制作の企画・監修を行うWEBディレクターとしてアーティストやメーカー、公益法人、観光協会など多種多様なホームページの制作に携わり、現在はライターとしてホームページ制作に尽力している。

  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
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  • ウェブマスター検定1級

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