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SSL対応を行いホームページのセキュリティを強化する際に注意すべき3つのこと

2018
.05.08

ホームページをお持ちの企業の中には、検索結果の表示順位やアクセス数ばかり意識してしまい、ユーザーのためのセキュリティ対策にまで取り組みを行っていない企業もあるのではないでしょうか。インターネットの普及により、インターネット上で個人情報をはじめとする重要な情報が通信・交換されるようになりました。インターネット上で通信される情報を暗号化するSSL対応がされていないホームページでは、ユーザーが個人情報を入力すると、その個人情報が第三者によって悪用される可能性があります。こうした背景を踏まえて、Googleはユーザーの個人情報を守るために、セキュリティの強化を最優先事項としています。このような事態を防ぐためにも、SSL対応について正しく理解して、自社のホームページをSSL対応する際に注意すべき3つのことについてお伝えしていきます。

ホームページのSSL対応とは

SSLとは、「Secure Socket Layer」の略で、サーバーとブラウザの間での通信を暗号化する技術のことです。SSL対応を行うと、通信のやり取りを行っている者同士は通信内容を見ることができますが、第三者は通信内容を見ることはできないため、氏名や住所、クレジットカード情報やパスワードなどの個人情報を、安全に送信することができます。
Googleはユーザーのセキュリティを守ることが最優先事項であるとして、2014年8月にSSL対応を検索結果の順位の評価基準に加えたため、ホームページの全てのページでSSL対応がなされている「常時SSL」が一般的になりました。
しかし、現在もSSL対応していないホームページがたくさんあり、GoogleのブラウザであるChromeでそのホームページを表示すると、警告メッセージが表示されます。SSL対応していない場合は、ユーザーの個人情報が盗聴されたり、データが改ざんされたり、クレジットカードが勝手に利用されるなど、ユーザーがネット犯罪に巻き込まれてしまいます。
SSL対応を行うことは、ユーザーを危険から守ると同時にSEO対策においても重要な役割を果たしています。

自社のホームページがSSL対応しているか確認する方法

自社のホームページがSSL対応しているかどうかは検索窓を見ることで確認できます。
SSL対応しているホームページでは、検索窓に表示されているホームページのURLがhttpsから始まっており、URLの左側に鍵のマークが出現します。自社のホームページがSSL対応していない場合は、URLが「http://…」のように表示され、鍵のマークが出現しません。

SSL対応を行うためには、そのホームページの身分証明書のようなものであるSSL証明書の取得し、各レンタルサーバーのコントロールパネルにて設定を行いましょう。

SSL対応を行う際に注意すべき3つのこと

自社のホームページがSSL対応していないことが分かり、急いでSSL対応させようとする気持ちは大切ですが、きちんと手順を踏まなければ、かえってホームページを利用するユーザーを混乱させてしまう可能性があります。以下の3点に注意して、自社のホームページを適切にSSL対応させましょう。

ソースコードのリンクやパスを確認する

ホームページの全てのページのURLが「http://…」から「https://…」のように変わるため、リンクやデータなどのフォルダの所在を示すパスなどの記述をhttpsで始まるように変更します。リンク先などがhttpのままの場合は、そのページを表示した際に404エラーなどが表示されてしまうため、全ての記述が変更されているか確認する必要があります。

リダイレクトの設定をする

ホームページの移転の際に、古いURLから新しいURLに転送する301リダイレクトという設定を行います。301リダイレクトを行うことで、URLが変更されても今まで蓄積してきたページランクの評価を引き継ぐことができます。しかし、記述を誤るとエラーが発生してしまうため、必ずホームページの専門知識を持った担当者が行いましょう。

Search Consoleの設定を行う

Googleのツールである「Google Search Console」に、すでに登録をしているhttpのホームページとは別にhttpsのホームページを登録し、サイトマップの送信やFetch as Googleからインデックスの登録を行って、検索エンジンに新しいホームページをクロールしてもらいます。
GoogleにSSL対応したホームページであると認識されると、移行して数日以内にSearch Consoleのインデックススターテスが急激に増加します。

まとめ

インターネットが普及したことにより、インターネット上で個人情報をはじめとする重要な情報が通信される機会が増え、これに伴いネット犯罪が増加しました。
Googleがユーザーのためのセキュリティ強化を最優先事項としており検索結果の順位にも影響することから、ユーザーの個人情報を守るとともにSEO対策を行う上でもホームページをSSL対応させることは必要不可欠となりました。
SSL対応をしていない場合は、ホームページの身分証明であるSSL証明書を取得し、SSL対応したホームページでもページランクの評価を引き継いだ上でユーザーが快適に利用できるように今回紹介した3つのことに注意して設定を行う必要があります。
SSL対応させたホームページを制作し、ユーザーが安心して利用でき、有益な情報を提供できるホームページを心がけましょう。

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