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コンテンツマーケティングにおけるテーマ選定のポイントと具体例
2023
.03.03

皆様は、「コンテンツマーケティング」という言葉をご存じでしょうか?近年、多くの企業で取り入れられているWEBマーケティング手法の一つであり、一言で説明すると、「自社のホームページ内に良質なコンテンツを追加していくマーケティング手法」です。
実際に、このコンテンツマーケティングに取り組んでいる企業も多いかと思いますが、一方で、「どんなコンテンツを制作すれば良いのだろう?」と、悩んでいる企業の担当者も多いのではないでしょうか?今回はそんな担当者に向けて、コンテンツマーケティングを行う際に知っておきたいテーマ選定のポイントや、具体的なテーマ例をご説明します。
【目次】
1.コンテンツマーケティングとは
a.検索結果の上位表示によるコンバージョンの獲得を狙う
b.認知拡大・ファン増加によるコンバージョンの獲得を狙う
2.大切なのは「ユーザー目線」のコンテンツ
3.代表的なコンテンツのテーマ
a.事業・製品紹介
b.実績・実例紹介
c.お客様の体験談・インタビュー
d.コラム(オウンドメディア)
4.WEBマーケティング会社に制作を依頼することも一つの手
5.今回のまとめ
【目次】
コンテンツマーケティングとは
冒頭でもお伝えしたとおり、コンテンツマーケティングとは、良質なコンテンツを制作して自社のホームページで配信することで、自社ホームページの評価を高めることができるWEBマーケティングの手法です。CMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」)の普及により、ホームページ制作の知識が浅い方でも簡単にコンテンツを制作・配信できるようになったことで、多くの企業が取り組むようになりました。
コンテンツマーケティングを行うことの狙いやメリットは、大きく分けて以下の二つです。
検索結果の上位表示によるコンバージョンの獲得を狙う
Googleは、ユーザーにとって有益なコンテンツを定期的に配信しているホームページを評価します。そのため、事業内容に沿った専門的な内容(キーワード)が含まれたコンテンツを制作・配信することで、Googleから自社ホームページの評価を高め、検索結果の上位表示を狙うことができます。上位表示されることによりアクセス数の向上が見込めるため、結果として問い合わせやECサイトからの商品・サービスの購入など、コンバージョン獲得につなげることが可能となります。
認知拡大・ファン増加によるコンバージョンの獲得を狙う
例えば、「役に立つ情報」や「娯楽性の高い情報」といった有益なコンテンツを制作・配信することで、ターゲットユーザーを惹きつけ、収益に繋がるアクションに誘導することができます。また、自社の商品やサービス、会社自体に対するファンを獲得することで、継続的なのコンバージョン獲得につなげることが可能となります。
大切なのは「ユーザー目線」のコンテンツ
「前項でご説明したとおり、コンテンツマーケティングには大きく分けて2つの狙いがありますが、どちらの狙いにも共通して言えることは「ユーザー目線のコンテンツが大切」だということです。
もちろん、Googleからの評価を狙う場合には、Googleのクローラー(ロボット)に伝わるよう、コンテンツ内のテキスト・キーワードの選定に重きを置くべきではあります。しかし、クローラーの進化により、キーワードを羅列しただけのコンテンツはすぐに悪質なものだと見抜かれてしまいますので、あくまでユーザー目線ということを忘れないようにしましょう。
代表的なコンテンツのテーマ
コンテンツマーケティングにおけるテーマ選定のポイントについて理解いただいたかと思いますが、「どんなコンテンツを制作すべきか悩む」というマーケティング担当者も多いのではないでしょうか?ユーザー目線のコンテンツを丁寧に作り込むことも大切ですが、一方で継続的な配信を行うためには、「制作のしやすさ」にも重きを置く必要があります。
本項では、代表的なコンテンツのテーマを紹介しますので、テーマ選びの参考にしてください。
事業・製品紹介
ホームページでは、初めて訪れたユーザーにも伝わりやすいよう、事業の内容や取扱商品・サービスの仕様については、概要や優先度の高いポイントのみをまとめている場合があります。そんな時は、事業内容や商品・サービスを一つひとつ深掘りするような具体的なコンテンツを配信すると良いでしょう。事業内容や商品・サービスに興味を持ってくれたユーザーに対して、さらなる魅力を伝えることで、コンバージョンにつながる行動を後押しすることができるとともに、自社が保有する情報をある程度利用してコンテンツを制作できるため、比較的手間がかからないというメリットがあります。
実績・実例紹介
例えば、建築会社であれば、「今まで設計・建築してきた住宅や店舗の仕様」、結婚相談所であれば、「相談から結婚に至るまでのサポートの流れ」といったように、モノづくりやコンサルティング・プランニングに関わる業種は、実績・実例を紹介するコンテンツを配信すると良いでしょう。ユーザーにサービス・商品の具体的なイメージを沸かせて購買意欲を掻き立てることができるとともに、自社が保有する情報をある程度利用してコンテンツを制作できるため、比較的手間がかからないというメリットがあります。
お客様の体験談・インタビュー
Sお取引のあったクライアントから、取引の経緯や自社の印象、サービスの満足度などをヒアリングしてまとめたコンテンツです。ヒアリングを行う手間や必ずしも求める情報がいただけないリスクもありますが、一方でユーザーは、「第三者の情報」というものに信頼性を感じやすい傾向があるため、コンバージョンにつながる行動を後押しできるコンテンツとなりうる可能性があります。
コラム(オウンドメディア)
例えば、ホームページの会社であれば、「専門的なIT用語の説明」や「魅力的なデザインを制作するコツ」、動物病院であれば、「ペットのしつけ方」や「夏場の体調不良を防ぐための方法」といったように、ユーザーの興味を惹き役に立つ情報をまとめたコラムを配信することも一つの手です。
一見すると、自社の保有する知識を世間に無償で提供しているだけのように感じられるかもしれませんが、ユーザーが興味を持ちやすい内容のコンテンツを配信することで、多くのユーザーの検索にヒットさせ、ホームページに足を運んでもらうことができるため、潜在顧客を顧客や優良顧客へと育成することができます。また、事業内容に関わる幅広い内容(キーワード)を含んだコンテンツを配信するため、Googleからホームページの専門性が評価され、検索順位が上がりやすくなります。
WEBマーケティング会社に制作を依頼することも一つの手
前項では代表的なコンテンツのテーマを紹介しましたが、「どのテーマのコンテンツが有効か・制作しやすいか」は、各企業の事業内容や社内体制などによって異なるため一概には言えません。
例えば、自社が保有する情報をある程度利用して制作できる「事業・製品紹介」「実績・実例紹介」などのコンテンツは自社の担当者が制作し、世間のニーズを把握した上でのテーマ選定や掲載情報を裏付けるための調査が必要になる「コラム」は、WEBマーケティングの支援を行っている企業に任せるというのも一つの手です。
今回のまとめ
今回は、コンテンツマーケティングを行う際に知っておきたいテーマ選定のポイントや、具体的なテーマ例などをご紹介しました。コンテンツの制作においては、何より「ユーザー目線」ということを重視し、自社の事業内容や社内体制に合わせて最適なテーマのコンテンツを制作しましょう。