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SEO対策に最も効果的なh1タグの設定方法とは
2017
.10.10
これまで解説してきた「SEO対策に最も効果的なタイトルタグの設定方法とは」「効果的なメタディスクリプションの設定方法」に並んで、ホームページのSEO対策に取り組む際に、大きな役割を果たすのが、h1タグ(見出しタグ)です。このh1タグは、ホームページの内容(コンテンツ)を検索エンジンやユーザーに対して、正しく適切に伝える役目を担っています。
特に見出しタグの中でも最高階層に位置するh1タグは、Google等の検索エンジンがそのホームページの内容を読み取る上で、最も基本的かつ重要なポイントの1つです。
そこで今回は、SEO対策には欠かせない見出しタグの1つ、h1タグの役割から効果的な設定方法についてお伝えしていきます。
【目次】
1.h1タグって何?
2.h1タグがもたらすSEO対策の効果
3.h1タグの効果的な設定方法
a.30〜50文字前後で設定する
b.見出しタグ(h1〜h6)の順番を守る
c.ページごとに異なったh1タグの設定を
4.今回のまとめ
【目次】
h1タグって何?
そもそもh1タグの「h」とは、「見出し」という意味の単語である、heading(もしくはheadline)の頭文字が由来となっています。
Googleはh1, h2, h3, h4, h5, h6の数字の小さい順で、見出しタグそれぞれの重要性を判断するため、ホームページ内でより数字の小さい見出しタグに囲われたテキストの方が、そのホームページにとって重要な内容だと読み取ります。
例えば、日本の法律でも「1章」、その中に「1条」、さらにその中に「1項」とあるように、階層に分けて内容が記載されています。皆さんも該当の箇所を調べる際に、この順番で探しながら見ていますよね。Googleはそれと全く同じことをインターネット上で行なっています。中でも最も大きな見出し(章)にあたるh1タグは、対Googleにおいては物凄く重要とされています。
さらに分かりやすく本記事を例とすると、最も伝えたい「SEOに最も効果的なh1タグの設定方法とは」という題名がh1タグにあたります。その次に、4つの「h1タグって何?」「h1タグがもたらすSEO対策の効果」「h1タグの効果的な設定方法」「今回のまとめ」という見出しで伝えたいことを細分化しているのがh2タグ、「h1タグの効果的な設定方法」の中の⑴⑵⑶の項目がh3タグとなります。
h1タグがもたらすSEO対策の効果
2010年12月にGoogleが発表した内容によると、メタタグ、その中でもh1タグが特に重要視されています。しかし、世の中に10億近くあるホームページのうち、約19%のホームページがh1タグを正しく設定できていないために、適正なSEO効果が得られていないそうです。
つまり、Googleの正式発表によってもh1タグのSEO効果は証明されており、ホームページ制作においては、絶対に取り組んでおくべきポイントです。
また、検索エンジンがホームページの内容を理解しやすくなるということは、ユーザーにとっても理解しやすくなるということです。適切に見出しを設定することで、読み物としての視認性を高め、ユーザーにとっても満足度の高いホームページとなります。
h1タグの効果的な設定方法
これから解説する3つのポイントを押さえて、効果的なh1タグを設定しましょう。
30〜50文字前後で設定する
h1タグ内には、各ページ本文の内容に合った見出しを簡潔にわかりやすく、そして検索されたいキーワードを不自然にならない程度に盛り込んで記載します。なお、h1タグに記載する文字数には特に制限はありませんが、読みやすさも考慮し、全角30〜50文字前後が良いとされています。
見出しタグ(h1〜h6)の順番を守る
また、見出しタグは、<h1>から始まり<h6>までありますが、コンテンツの階層構成を正しく記述するため、<h1>の次に来るのは<h2>、さらにその後に来るのは<h3>…というように順番を守らなければいけません。この順番が守られていないと、検索エンジンに階層構成を正しく示せていないと読み取られてしまうため、結果的にSEOにマイナスの影響を与えてしまいかねないので気を付けましょう。
ページごとに異なったh1タグの設定を
ホームページはトップページと複数の下層ページで構成されることがほとんどのため、それぞれのページに異なるh1テキストを設けることで、検索エンジンがページごとの情報を読み取れるようになり、適切なSEO対策につながります。
h1タグは、ホームページの裏側にあるHTMLの〜内部に記載され、ホームページを構成する見出しタグの中で、最も大切な大見出しタグです。
このh1タグに囲われたテキストは、見出しとして本文と区別され、Googleなどの検索エンジンが、最も重要な内容だと認識します。
今回のまとめ
h1タグは、ホームページの裏側にあるHTMLの〜内部に記載する、ホームページを構成する見出しタグの中で最も大切な大見出しタグです。
Googleの正式発表によってもh1タグのSEO効果は証明されており、ホームページ制作においては、絶対に取り組んでおくべきポイントだといえます。
ここまでお伝えしてきたh1タグですが、以下の3つのポイントを押さえて設定を行っていくことが大切です。
30〜50文字前後で設定
検索されたいキーワードを不自然にならない程度に盛り込んで記載する。
見出しタグ(h1〜h6)の順番を守る
<h1>の次に来るのは<h2>と、数字の小さい方から順番に使用する。
ページごとに異なったh1タグの設定
検索エンジン、ユーザーともに理解しやすいようページごとに設定する。
今回お伝えしたh1タグ(見出しタグ)の効果的な設定方法を活用して適切なSEO対策を行い、ホームページの価値を高めていきましょう。