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メタキーワードの設定はSEO対策に有効なのか?WEBのプロが徹底解説!

2017
.10.16


SEO対策といえば、ホームページ内部の様々なメタタグ等やホームページの本文中に検索ニーズの高いキーワードを豊富に盛り込むことが重要だと、理解されている方が多いと思います。
その中でも本記事で解説していくメタキーワード(meta keyword)は、SEO対策に有効なのか、それとも全く無意味なのか、SEOを少しでも知る方であれば、とても気になるポイントではないでしょうか。
先に結論を言ってしまうと、現在のSEO対策においては、メタキーワード(meta keyword)を設定しても検索順位を上昇させることに対して、影響がありません。
そこで今回は、メタキーワード(meta keyword)の過去のSEO効果と、現在のSEO対策に必要ではない理由をお伝えしていきます。

メタキーワードって何?

以前の記事でお伝えしたメタディスクリプション(リンク)は、検索結果ページ上でユーザーが目にすることのできる項目です。しかし、メタキーワード(meta keyword)は、基本的にユーザーの目に触れることはなく、Googleに対して、「こういう内容のホームページだ」と伝えるために記述します。
そもそもメタキーワード(meta keyword)とは、ホームページの裏側にあるHTML内のbodyタグ内部に記載することで、重要なキーワードをクローラーに伝えることのできるメタタグです。
< meta name = ”keywords ”content = “ キーワードA,キーワードB,キーワードC ”>
このように、ホームページ内で重要となるキーワードを分かりやすい単語にして、カンマ区切りで指定します。

メタキーワードはSEO効果がなくなってしまった?

近年では高い精度を持つGoogleの検索エンジンですが、まだその精度が低かった頃、ホームページの内容がどのような検索キーワードと関連性が高いのかをGoogleのシステムでは正しく判断できませんでした。そのため、ホームページの運営者から検索エンジン側にキーワードを使用して知らせる必要があり、そのために生まれたのが、このメタキーワード(meta keyword)です。一昔前までは、メタキーワード(meta keyword)を適切に設定することで、一定のSEO効果を得ることができました。
しかし、このSEO効果を逆手にとって、運営するホームページと関連性のない検索キーワードをメタキーワード(meta keyword)に盛り込み、不当に検索順位を上昇させたり、ユーザーのニーズを満たすことのない検索結果が表示される状態になってしまったのです。
そこでGoogleは、2009年にメタキーワード(meta keyword)に頼らずともホームページの内容が理解できるよう、検索エンジンの精度を向上させ、設定を推奨するメタタグの中からメタキーワード(meta keyword)を除外しました。

なお、現在においてGoogleがサポートしている(SEO効果がある)メタタグはこちらのGoogle公式サイトに掲載されています。ご参照ください。

現在のSEO対策にメタキーワードの設定は不要

先述のとおり、まだ検索エンジンの精度が低かった頃、メタキーワード(meta keyword)はそのページがどういったキーワードと関連性が高いのかをクローラー(*)に知らせるために活用されていました。現在では検索エンジンが進化を遂げ、タイトルやホームページの中身など様々な要素から総合的に判断することができるようになったので、メタキーワード(meta keyword)を指定する必要はなくなりました。

*クローラーとは
web上の情報を収集することを「クロール」、その情報を収集するロボットのことを「クローラー」といいます。最も有名なのがGooglebot(グーグルボット)です。
クローラーには検索エンジンのデータベースやインデックス作成といった役割があり、web上のリンクからリンクを辿って、ページを自動巡回しています。

しかしながら、設定をしてはいけないものではないため、各ページに対して1つ設定しておくことで、ホームページの運営者が各ページの重要なキーワードを簡単に把握することもできます。
なお、あくまで「現在のSEO対策」において、メタキーワード(meta keyword)は設定する必要がないという見解のため、今後Googleの方針が変われば、再びSEOに有効となる日も来るかもしれません。

今回のまとめ

メタキーワード(meta keyword)とは、Googleなどの検索エンジンに対して記述し、重要なキーワードをクローラーに伝えるためのメタタグです。
まだ検索エンジンの精度が低かった頃は、メタキーワード(meta keyword)はそのページがどういったキーワードと関連性が高いのかをクローラーに知らせるために活用されていましたが、現在では検索エンジンが進化を遂げたため、タイトルやホームページの中身など様々な要素から総合的に判断することができるようになりました。
そのため、メタキーワード(meta keyword)を指定する必要はなくなりましたが、ホームページの運営者が各ページの重要なキーワードを簡単に把握することもできるので、各ページに対して1つ設定しておくことでホームページの運営効率を高めることが可能になります。

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