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SEO対策にお金と時間をかけてもユーザーにとって有益化されていなければ集客効果は出ません
2018
.06.04
私たちのところにホームページ集客の相談にくるお客様のうち、一定数は、「SEO対策は他社でやろうと思っています。」とおっしゃります。しかし、そういう企業がうまくホームページから集客できている例を未だに見たことがありません。
SEO会社に毎月定額を支払って、長い月日が経過しても集客の効果が出ない理由は、見当違いなSEO対策を行っていたり、悪質なSEO対策が行われているためです。結論から申し上げると、お金を払ってSEO会社に依頼して、後は待つだけで検索順位がどんどん上がって集客できる、なんて方法はありません。
今回は、そんなSEO対策にお金と時間をかけているのに集客効果が出ない企業に伝えたい、SEO対策の正しい考え方をお伝えいたします。
SEO対策は単一的なものではありません
最近は、企業のWeb担当者なら「SEO対策」という言葉を知らない方の方が少ないと思います。多くの方がこのSEO対策の効果を追い求めて、日々、検索結果画面やGoogleアナリティクスとにらめっこをしているのではないでしょうか。
しかし、その大多数が、SEO対策というものを勘違いしているように感じます。SEO対策は、業者にお金を支払って対策を施してもらい、あとは果報を寝て待つだけのものと考えていませんか?
本来、SEO対策とは、何か特定の対策を指すものではなく、「検索エンジンに評価してもらうための対策全般」を指します。それが有効なものかは置いておいて、被リンクを増やしたり、ブログを更新したり、マークアップを書き換えたり、文章を修正したり、スマホ表示に対応させたり、その全ての総称をSEO対策と呼び、単一的なものではありません。
SEO会社が行うSEO対策は一翼を担うだけです
SEO会社が行うSEO対策は、上述のような無数にある対策の中からどれか一つ(ないしは複数)の対策を行って、検索エンジンに最適化させます。しかし、無数にあるSEO対策の全てをしっかりと最適化させることができているSEO会社はほとんど皆無に等しく、多くの場合、被リンクを増加させるだけ、キーワードを増やすだけ、といった単一的な対策を行っているにすぎません。
SEO会社が行う対策は、SEO効果はあるかもしれませんが、それだけでホームページ集客を成功に導いてくれるほど簡単なものではありません。むしろ、それができれば、全ての企業が検索順位1位になります。
あくまでもユーザーにとっても有益性を高めることが先決
SEO対策の本来あるべき姿は、ホームページがユーザーにとって有益な(役に立つ)ものとなるように更新や改良を加えていくことです。この「有益」の定義は多様ですが、文字が小さくないか、スマホでも綺麗に見れるか、検索しそうなキーワードが自然に盛り込まれているか、タイトルは適切か、表示速度は遅くないか、ブログは更新されているかなど、お客様の立場に立って考えることが大切です。
しかし、この有益性はホームページを見るユーザーによって感じ方が異なります。そこで、私たちのようなWebマーケティング会社が加わりながら、御社のホームページを見ているユーザーはどんな動きをしているか、何がボトルネックになっているのかなどを分析し、その分析結果に応じた対策を行っていくことで、御社のホームページを見るユーザーにとって有益性の高いホームページに近づけていきます。
SEO対策会社に丸投げして汎用的で一方的なSEO対策を行うのではなく、Webマーケティング会社と一緒に、御社のホームページならではのSEO対策を行っていかなければ、ホームページ集客を成功させることはできません。
今回のまとめ
SEO対策を、魔法のように想像している企業が多くいますが、そんな簡単に他者を出し抜けるものはありません。一部、裏技的な対策もありますが、すぐに無効化されたり、Googleからペナルティを受けてしまいます。
SEO会社はお金をもらって、ほとんど全てのお客様に同じ対策を施しています。そういったいわばスパム的な方法では、今の時代は絶対に集客することはできません。自社のホームページを見るユーザーがどんなものを求めているのか、また、そのためにはどんな対策やホームページの修正が必要なのかを考えながら、Webマーケティング会社と一緒になって、御社だけのSEO対策を行いましょう。