名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

MARKETING

SNSの歴史を知りWEBマーケティングに役立てよう!

2023
.08.21

SNSの歴史を知りWEBマーケティングに役立てよう!

SNSは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略語であり、インターネットを通じて情報のやり取りやコミュニケーションを図ることができるWEBサービスです。SNSは私たちの生活に根付き、情報収集・発信やコミュニケーションなど様々な用途で幅広く活用されています。そのため、企業のマーケティング担当者もSNSを活用したマーケティング(SNSマーケティング)の運用を検討している方も多いのではないでしょうか?
SNSマーケティングはその手軽さから取り組みやすい手法ではありますが、SNSの流行り廃りは非常に激しく、SNSの動向をキャッチしてユーザー心理に合わせた活用をしなければ、効果を得られることなく終わってしまうおそれもあります。
そこで今回は、企業がSNSマーケティングを成功させるために最初に知っておくべき、SNSの歴史をご説明します。

【目次】
1.黎明期(1990年代後半):インターネットの誕生
a.世界のSNS (黎明期)
b.日本のSNS (黎明期)
2.成長期(2000年代前半):ニーズに応じた進化
a.世界のSNS(成長期)
b.日本のSNS(成長期)
3.発展期(2010年代):スマートフォンの普及
a.世界のSNS(発展期)
b.日本のSNS(発展期)
4.成熟期(2020年代):SNSの栄枯盛衰
5.今回のまとめ

黎明期(1990年代後半):インターネットの誕生

世界のSNS (黎明期)

SNSがいつどのように生まれたかは諸説ありますが、初期のSNSはシンプルなWEBページを通して個人的な情報を発信する場や、コミュニケーションを図る場として活用されました。
その後、次第にインターネットを介して繋がるということに対してユーザーのニーズが高まり、1997年に登場したのが、今のSNSの原型とも言われるアメリカの「SixDegrees.com」というサービスです。この「SixDegrees.com」は、興味・特徴を持つ他のユーザーを探すための検索機能が備わっていました。

日本のSNS (黎明期)

日本では、1995年にWindows 95搭載PCが発売したことをきっかけに、インターネットが個人にも急速に普及するようになりました。そこから2000年代に至るまでは、「みゆきネット」「2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)」といった掲示板がインターネット上でのコミュニケーションの場として活用されており、これが現在のSNSの礎を築きました。

成長期(2000年代前半):ニーズに応じた進化

世界のSNS(成長期)

2001年に「SixDegrees.com」がサービスを終了すると、その翌年の2002年に「SixDegrees.com」の進化版として「Friendster」というサービスがアメリカで登場しました。この「Friendster」は、ユーザーが友人を招待しながらユーザー同士の繋がりを広げながら、コミュニティ機能やアルバム機能を駆使して高度なコミュニケーションを図ることができました。
「SixDegrees.com」や「Friendster」などが普及したことによりSNSの知名度は急速に高まり、各社が様々な特徴を持つSNSをリリースしました。代表的なものでは、2003年にリリースされた、音楽・エンターテインメント専門のSNSである「MySpace」やビジネス向けSNSである「LinkedIn」が挙げられます。
また、「Facebook」(2004年)や「YouTube」(2005年)、「Twitter」(2004年 現:X)といった、現代のSNSにおいて中心的な存在となるサービスが続々と登場しました。

日本のSNS(成長期)

日本では、2000年代に入ると個人ブログが普及し、掲示板よりもソーシャルなコミュニケーションが可能になりました。2004年に登場した「mixi」はその代表格であり、日本独自のSNSとしては最大級のブームを巻き起こしました。「mixi」は、会員制コミュニティというシステムがユーザーのFOMO※心理をくすぐると共に、日記や足跡、紹介文機能など斬新な機能を多く有し、ユーザーを飽きさせない工夫が施されていました。
この「mixi」を追随するように登場したのが「GREE」です。現在ではゲームのプラットフォームである「GREE」も、登場時は「mixi」のようなコミュニケーションSNSでした。
2000年代後半に入るとガラケー(ガラパゴスケータイ)が急速に普及したことで、さらにSNSの利用ユーザーは拡大します。総務省の発表では、2006年3月31日時点の日本でのSNS利用者数は、716万人に達したとあり、これは前年度(2005年3月31日)の111万人の約6.5倍の数字でした。

※Fear of Missing Out=人より遅れるという恐れ

発展期(2010年代):スマートフォンの普及

世界のSNS(発展期)

2010年代に入ると、スマートフォンの普及や回線環境の改善によってSNSを気軽に利用できるようになり、その市場価値はますます高まっていきました。
元々はPCで見ることを想定していた「Facebook」や「YouTube」、「Twitter」なども、スマートフォン用のアプリケーションを展開するなどスマホユーザーに合わせた改善を続けた結果、着実にユーザー数を増やしていきます。
その他にも、チャットや音声通話などの機能を有したメッセンジャーアプリである「WhatsApp」(2009年)や、日本でも多くの利用ユーザーがいる写真・動画共有ツールである「Instagram」(2010年)など、多くのSNSが生まれることとなります。

日本のSNS(発展期)

2010年代に入ると、世界と同様、スマートフォンの普及や回線環境の改善によって、ガラケー時代には実現できなかった高度なアプリケーションを気軽に利用できるようになりました。その結果、「Facebook」や「YouTube」、「Twitter」といった海外製の直感的に利用できるSNSの普及率が拡大していきました。
また、国内製のSNSでは、メッセンジャーアプリ「LINE」が2011年に登場し、シンプルでクローズドなコミュニケーションを実現する点を評価され、急速に普及していきました。

成熟期(2020年代):SNSの栄枯盛衰

2022 年 1 月時点で、世界中のSNSユーザーは46 億 2,000 万人を突破したとあり、この数字は世界総人口の 58.4 %に相当します。(※1)また、日本国内においてもSNSの利用者は年々増加しており、2022 年末には 8,270 万人(普及率82%)に達したと言われています。(※2)
一方で、SNS流行の移り変わりは早く、アメリカや日本で2010年代に若者人気を誇った「twitter」や「facebook」が10年程度で「TikTok」や「Instagram」に流行が移っています。音声メディアで一世風靡した「Clubhouse」や位置情報共有アプリ「Zenly」といった、他社製品と差別化を図った新たなSNSが登場すると一時的な流行が巻き起こりますが、長くは続きません。
私たちの生活にSNSが欠かせない存在になったからこそ、高い依存度や簡単に他人と比較できてしまうところから、「SNS離れ」という言葉まで登場しました。
※1:デジタルポータル「グローバル概要レポート」
※2:ICT総研:「2022年度SNS利用動向に関する調査」

今回のまとめ

今回は、企業がSNSマーケティングを成功させるために最初に知っておくべき、SNSの歴史をご説明しました。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、インターネットを通じて情報のやり取りやコミュニケーションを図ることができるWEBサービスです。インターネットの成長とともにSNSも成長を続け、日本国内でも2022 年末に利用ユーザーが 8,270 万人(普及率82%)に到達しました。
黎明期には簡易的な情報発信ツールであったSNSも、スマートフォン普及などもあり高機能化・多様化を続け、2000年代以降「Facebook」や「YouTube」、「Twitter」といった様々なツールが登場し、現在でも高い普及率を誇っています。一方で、SNS流行の移り変わりは早く、高い依存度や簡単に他人と比較できてしまうところから、「SNS離れ」という言葉まで登場しました。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

S.S.

印刷会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ユーザーの心理を深く理解した企画力と顧客に寄り添ったディレクションにより、専門性の高い事業を展開する顧客のホームページ制作を多く担当している。リスティング広告やパンフレット制作など総合的なマーケティングにも幅広く対応。

  • 印刷営業士
  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

PAGE TOP