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補助金を活用してホームページを制作するメリット・デメリット

2018
.09.21


世の中には、たくさんの各省庁や地方自治体から補助金の公募が行われています。補助金とは、簡単に言うと「行政が企業経営のために国家予算から一部の資金を交付してくれる施策」のことです。つまり、国や地方自治体からお金がもらえると言うものです。
この補助金の中にはホームページ制作に対して交付されるものも多々あり、高額なホームページを制作するにあたり、使えるのであれば使いたいと言うのが経営者の本音かと思います。
今回は、そんな補助金を活用してホームページを制作することのメリットとデメリットをお伝えいたします。

補助金は国と企業の目的が合致したときに受給できる

補助金は、企業から見れば行政がお金をくれるありがたいものと考えがちですが、行政もボランティアではないので様々な条件や基準が存在します。あくまでも補助金は、「IT化の推進」「中小企業の業績向上」といった行政の目的のために予算取りがなされており、その目的達成に資すると判断された企業だけが受け取ることができます。簡単に言うと、「お金をあげても行政側にメリットがなさそうな企業には、お金をあげない」ということです。

補助金を活用するメリット・デメリット

企業にとって、補助金がもらえるならそれに越したことはないと考えがちですが、補助金の需給はメリットばかりではありません。ここでは、そんな補助金のメリットとデメリットをお伝えします。
ただし、このメリットデメリットは補助金の種類によっても異なりますので、詳しくは実施機関にお問い合わせください。

活用するメリット

補助金を活用するメリットは、「お金がもらえる」という一点に尽きます。これから事業投資を行おうと考えている企業にとって、行政がその費用の一部を負担してくれれば、非常に助かることは疑いようのない事実です。

活用するデメリット

一方、補助金には次の4つのデメリットがあります。

誰でも補助金を受給できるわけではない

補助金には、必ず審査があり、行政の基準をクリアした企業だけが受給することができます。なお、ほとんどの補助金が、補助金を受給する目的やその後のシミュレーションなど論文形式の申請書類を求めており、この書類作成が非常にネックです。

費用の全額を負担してくれるわけではない

多くの補助金は、経費の「3分の1」「2分の1」など、かかった費用の一部を負担する形で実施されます。また、かかる費用は、先に企業がその全額を負担し、後で行政から一部が返ってくるといった形がほとんどです。

今後のスケジュールに縛りが発生する

補助金を活用する場合、「○月○日までにホームページを完成させなさい」といった具合で、ホームページの制作スケジュールを行政に決められてしまいます。そのため、結果的にスケージュールに無理が生じ、大慌てで作ることになったと言うケースもあり得ます。

受給後も課題を求められる

一部の補助金は、補助金受給後も数年間、企業の業績を毎年報告するよう求められます。そのため、数十万円の補助金のために何年も課題に追われるという事態に陥ることもあります。

今回のまとめ

今回ご紹介したように、補助金は、あくまでも行政の施策です。そいのため、全てが企業にとって都合よく行くはずはなく、後になって色々と面倒なことになってしまったと嘆く企業も多々あります。
お金がもらえるからと安易に飛びつくのではなく、その補助金の内容や制作スケジュールなどを制作会社と良く話し合いながら、活用して行く方が良いのか、普通に制作した方が良いのかをけめることが大切です。

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