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ホームページ制作会社を提案時のデザインのみで選定しないよう注意しましょう

2024
.10.31

ホームページ制作会社を提案時のデザインのみで選定しないよう注意しましょう

ホームページ制作会社を選定するとき、皆さんはどのような基準で選んでいますか?予算や担当者との相性、提案時のデザインの魅力でしょうか。
ホームページ制作だけでなく、依頼先の選定基準というのは本来「その目的」によって変えるべきですし、実際ほとんどの方がそのようにしています。しかし、なぜかホームページだけは、内容が専門的だからか、実際に目で見ることができる提案時のデザインのみで制作会社を選定してしまいがちです。
もちろん、制作会社選びにおいてデザインは大切な要素の一つではあるものの、目的によってはデザインのみで制作会社を選定してしまうと後悔することが多いように感じます。
そこで今回は、デザインのみを判断基準としてホームページ制作会社を選定してはいけない理由を説明します。

【目次】
1. ホームページ制作・リニューアルの目的を再考してください
2. そのデザインは御社に合わせて制作された最適なものですか
3. 今回のまとめ

ホームページ制作・リニューアルの目的を再考してください

ホームページ制作やリニューアルを検討する理由として最も多いのは、「問い合わせ増加」「資料請求」「採用強化」といった何かしらの成果を得るためかと思います。そして、こうした成果を得るためには、「制作したホームページへのアクセス数を増やす」「コンバージョン率(CVR)を増加させる」という2つの要素を満たすことが大切です。
さて、冒頭で述べた通り、多くの企業が提案時のデザインの好みで制作会社を決めてしまいがちですが、それは本当に正しい判断でしょうか。デザインは確かにCVRに影響しますが、いくらデザインが優れていてもその前段階のアクセス数が少なければ、つまりそのデザインがユーザーに見てもらえなければ意味がなく、結果として成果に結びつかないホームページとなってしまいます。
仮に、既に社名やサービスの認知度が高かったり、SNS・WEB広告といった自然検索以外の方法で集客することを想定しているのであれば、デザインのみでホームページ制作会社を選定することも正当化されることがあるかもしれません。しかし、こうした戦略で戦うことができるのはいわゆる大企業であって、中小企業が継続して取り組むくべき施策ではありません。
大企業には大企業の、中小企業には中小企業の戦い方があります。販促の手法は様々ありますが、限られたリソースを使用して折角ホームページ制作・WEBマーケティングに取り組むのであれば、デザインのみでなく、制作会社がアクセス数についてもしっかりと根拠を持って説明しているのか、そのノウハウの有無をしっかりと見定めておくことが大切です。

そのデザインは御社に合わせて制作された最適なものですか

ホームページのデザインは、書籍や新聞といった閲覧するだけの紙媒体のデザインとは異なり、スクロールやタップ・クリックといった操作性までも考慮して制作する必要があります。また、紙媒体はユーザーが購入してから閲覧するため、支払った額以上の情報を手に入れたいという人間の心理が働くものの、ホームページは無料で閲覧することができるため、ユーザーがストレスを感じるとすぐにホームページから離脱されてしまいます。そして、デザインの操作性を高める画一的な方法はなく、閲覧ユーザーの年齢層や性別、使用デバイス、閲覧する時間帯・場所、職業など、様々な要素を検討し、試行錯誤を重ねて制作していかなければなりません。
ホームページ制作会社・デザイン会社はクリエイティブのプロですので、それらしく見えるデザインを短期間で制作することに多くの時間を必要としません。しかしながら、問い合わせから提案までの短期間では、クライアント企業・サービスを充分に理解してターゲットに合わせたデザインを制作することは現実的に困難で、提案時に出てくるデザインは、エッジが立っておらず当たり障りのないデザインであることがほとんどです。
前項の繰り返しとなりますが、ホームページから成果をあげる上でデザインは大切な要素の一つです。しかし、ただ綺麗なだけのデザインに意味はなく、ターゲットに合わせて制作されていることが大切です。当然ですが、こうしたデザインの制作には膨大な工数がかかります。基本的に提案時のデザインは、自社のターゲットに合わせて制作されたものではなく、テンプレートを使用した見た目だけ良いデザインであることを理解してきましょう。

今回のまとめ

今回のブログを読むことで、提案時のデザインで制作会社を選定する危険性を理解いただけたかと思います。
デザインは、企画書や言葉などよりも視覚的にイメージすることができる分、数ある選定基準の中でも優先度が高く設定されがちですが、提案時のデザインは企業がホームページ制作・リニューアルする目的である「集客」に必要なデザインとはほど遠いものであることがほとんどです。
制作会社のデザインの力量を確認したいのであれば、制作会社の実績を見れば一目瞭然ではないですか?ホームページ集客を目的としていないケースであれば、デザインに比重をおいて制作会社を選定しても良いかと思います。しかし、集客を目的としているのであれば、その制作会社が集客力の高いホームページを制作するために何をしているか、理屈が通っているのかをしっかりと見定めることが大切です。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

K.I.

前職では、設備メーカーで電気工事士として従事しながら、個人事業主のWEBコーダーとしてホームページ制作にも従事。株式会社オンカに入社後は、WEBコーダーとしての知見や、学生時代の留学で培った語学力を活かしたグローバルな情報収集力により、数々の顧客のWEBマーケティングに尽力している。

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