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SEO対策に欠かせないトピッククラスターの構築
2024
.11.11
SEO対策においては多くのコンテンツを掲載することが重視されていますが、ある程度のコンテンツが蓄積されたら、次は闇雲に更新するのではなくホームページ全体において適切な構造を作ることが重要です。ホームページ全体の評価を高めるため、階層構造やリンクの繋げ方を改善しましょう。
そこで今回は、コンテンツを構造的にまとめる手法である「トピッククラスターモデル」についてお伝えします。
【目次】
1.トピッククラスターモデルとは?
2.トピッククラスターモデルの繋ぎ方
a. ピラーページ
b. クラスターコンテンツ
c. トピッククラスターモデルを構築するリンクの貼り方
3. トピッククラスターモデルを意識したホームページの制作方法
01 ホームページ全体のトピックを選定する
02 ピラーページのキーワードを洗い出す
03 クラスターコンテンツのキーワードを選定する
04 内部リンクでコンテンツ同士を結ぶ
4.今回のまとめ
【目次】
トピッククラスターモデルとは?
トピッククラスターモデルとは、ホームページ内で関連するページを構造的にまとめる手法です。Googleは、1ページ単位で評価するだけでなく、ホームページ内の記事がリンクで繋がれた集合体も評価しており、トピッククラスターを構築することで後者の評価を上げることができます。
トピッククラスターモデルはビッグ・ミドルキーワードで上位表示を目指せる
SEO対策でアクセス数の増加を目指す場合、あまり検索されていないキーワードで上位表示されても意味がありません。基本的には、検索数の多いビッグキーワードや2語で構成されるミドルキーワードでの上位表示を狙っていきたいものです。
トピッククラスターモデルは、そのビッグキーワードやミドルキーワードでの上位表示させる上で有効な施策です。
また、検索ボリュームは少ないもののより具体的でCVに繋がりやすいロングテールキーワードの獲得にも貢献するため、実施しない手はありません。
トピッククラスターモデルの構造
トピッククラスターモデルでは、ホームページ内を「細かなコンテンツ(クラスターコンテンツ)」と「コンテンツ群をまとめるページ(ピラーページ)」で構成します。
クラスターコンテンツからピラーページへのリンクを貼って階層構造(主従関係)を作ることで、一つのトピッククラスターを構築することができます。
ピラーページ
ホームページ内の複数コンテンツをトピック別にまとめた、柱となるページのことです。
クラスターコンテンツ
ピラーページからトピックを掘り下げ、コンテンツを細分化した個別ページのことです。
トピッククラスターモデルを意識したホームページの制作方法
トピッククラスターモデルを構築する際は、しっかりアクセス数を獲得することができるようトピックの選定から戦略的に実施することが重要です。
01 ホームページ全体のトピックを選定する
まずは、ホームページ全体の目的であるテーマやトピックを考えます。上位表示させたいキーワードというよりは、より概念的なテーマやトピックを立てて方向性を定めましょう。
【例】
■手作りケーキのお店
02 ピラーページのキーワードを洗い出す
次にピラーページのキーワードを選定します。ラッコキーワードやRuricoなどのツールで使用し、主要キーワードの派生キーワードを洗い出すと良いでしょう。
このとき、競合他社が多すぎてコストや労力が割けないビッグキーワードより、自社でも上位表示を目指せるミドルキーワードを目指すことも戦略の一つです。
【例】
■ケーキ 通販
■ケーキ 名古屋
03 クラスターコンテンツのキーワードを選定する
ピラーページにぶら下がるクラスターコンテンツのキーワードを選定します。
このとき、たとえば「ケーキ 通販 費用」と「ケーキ 通販 価格」など似たようなキーワードを分けてコンテンツ制作してしまうと、カニバリが発生してしまいます。そのため、同一の内容になるようなキーワードは一つのページにまとめて対策しましょう。
【例】
■ケーキ 通販 即日
■ケーキ 通販 可愛い
■ケーキ 通販 費用
04 内部リンクでコンテンツ同士を結ぶ
すべてのクラスターコンテンツからピラーページに内部リンクを送ります。
クラスターコンテンツ間においても、ユーザーの理解が深まるのであれば内部リンクを送り合うと良いでしょう。
関係ない場合は内部リンクで結んでしまうと評価を下げる可能性があるため、あくまでも関連するトピックに限定しましょう。
今回のまとめ
トピッククラスターモデルは、関連するページを構造的にまとめる手法です。
ビッグキーワードやミドルキーワードで上位表示を狙うために有効なため、本記事を参考にホームページのコンテンツの階層構造を見直してみてください。