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海外向けの越境ECサイトを制作する際に調べておきたい4つのこと

2018
.11.09

今や国を跨いだ(越境)買い物は当たり前の時代となりました。特に、Amazonの台頭により、海外からも抵抗なく良い商品を購入することができるようになり、逆に海外に向けても商品を販売することができるようになりました。こうした海外向けの販売を行うためには、ECサイト(ネットショップ機能を備えたホームページのこと)が必要不可欠です。せっかく良い商品を取り扱っていても、そのECサイトが悪ければ、正しく購入してもらえません。
今回は、そんな海外向けの越境ECサイトを制作する際に調べておきたい4つのことをお伝えいたします。

現地の経済状況を調べる

海外向けのECサイトを制作する前に、まずは必ず現地の経済を調べておきましょう。物価や治安、ニーズやお客様の声など、できる限り現地の情報を仕入れて置くことをお勧めします。可能であれば、実際に現地に足を運んで、自分の目で見ておくことも大切です。
海外向けのECサイトの場合、「何でこんなものが売れるの?」という もラッキーもあれば、「なぜこんなに良いのに売れないの?」という空振りもあります。日本人の感覚だけで販売するのではなく、実際に現地の温度を確かめることが重要です。

ローカライズとマーケティングを行う

ローカライズとは、現地(ローカル)向けに商品をカスタマイズすることです。上述のとおり、日本人と外国人の感覚は結構違います。私たちが良いと思うものがウケなかったり、逆に意外なものがウケたりと、好みの違いを痛感することと思います。
例えば、日本や欧米では、CHANELやMACなど、化粧品は黒いパッケージが人気です。しかし中国では、金や銀をあしらった、日本人には少し下品と感じてしまうような露骨な色が人気だったりします。
販売する前に、現地のことをしっかりと分析し、それに合わせて商品をローカライズしておくことが重要です。

郵送事情を調べる

海外向けに商品を販売する場合、日本郵政の海外発送サービス「EMS」を利用する方が多いと思います。しかし、中国向けの発想においては、このEMSが利用できません。中国向けに発送する場合は、「SFエクスプレス」や「ECMS」という中国物流企業を利用することとなります。
このように、せっかく商品が売れても、その後の発想でつまずいてしまうことが多々あります。事前に郵送事情を調べておき、購入後スムーズに発送できる準備を整えておくことが大切です。

検疫条件を調べる

海外との売り買いが容易になったとはいえ、やはり相手は外国です。全ての商品がスムーズに販売できるわけではありません。
衛生上問題のあるものは税関の検疫で引っかかるため、販売することができません。特に、食品や植物を販売する場合は、税関をクリアできるものかを調べておくことが重要です。
また、野生動物の取引を行う場合も、ワシントン条約などを確認しておくことをお忘れなく。

今回のまとめ

海外向けのECサイトは、国内向けのものとは異なり、越えるべき壁がたくさん存在します。しかし、しっかりと調べて準備をしておけば、その先に広がるマーケットは、日本の比ではありません。
日本への注目が高まっている今、しっかりと準備と対策を行って、新しいグローバルビジネスに乗り出して見てはいかがでしょうか。

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