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Googleの新アルゴリズムMUVERAがホームページ制作・運用に与える影響

2025
.10.06

Googleの新アルゴリズムMUVERAがホームページ制作・運用に与える影響

Googleは、便利で役に立つ検索エンジンをユーザーに届けるため、検索エンジンのアルゴリズムを毎日のようにアップデートしています。
近年のアップデートの方向性としては、キーワードの一致のみだけでなく、ユーザーの検索意図の理解をより重要視する方向へ進んでおり、そんな中で発表されたものがMUVERAという新しいアルゴリズムです。
MUVERAの登場により、今後どのようにホームページ制作・SEO対策を実施していく必要があるかお悩みの方が多いかと思います。そこで今回は、Googleの新しいアルゴリズムMUVERAの概要とホームページ運用の方向性について紹介していきます。

Googleの新しいアルゴリズムMUVERAとは

MUVERAは、Multi-Vector Retrieval Algorithm(マルチベクトル検索アルゴリズム)の略で、2025年6月25日にGoogleから発表されました。
マルチベクトル検索アルゴリズムと聞くと難しく聞こえますが、簡単に言うと「キーワードから読み取れるユーザーの検索意図を多方面から分析し、その検索意図に対して関連性の高い情報を見つける仕組み」 のことです。
これにより、ユーザーが検索しているキーワードとホームページに記載されているキーワードが完全に一致していなくても、コンテンツに深い関連性がある場合は検索結果に表示されるようになりました。今後はキーワードの一致だけでなく、これまで以上にユーザーの検索意図によりフォーカスされてホームページの評価が決定されることとなります。

マルチベクトル検索をより詳しく

従来の検索エンジンは、1つのキーワードを1つのベクトルで検索するというシングルベクトル検索(single-vector retrieval))を採用していましたが、MUVERAでは一つのキーワードを多方向(マルチベクトル)から捉えることができます。
例えば、ユーザーが「名古屋 犬 病院」と検索したとき、ページに「犬」という単語がなくても「ペット」「動物」「診療」といった関連情報がホームページに充分に載っていれば、Googleは「これはユーザーの知りたい情報に近い」と判断して検索結果に表示するようになります。
つまり、キーワードが一致していなくても、関連情報が記載されているとGoogleから判断されれば、検索結果の上位に表示されるようになるということです。

MUVERAの登場によってホームページをどのように制作・運用していくべきか

上述の通り、MUVERAの登場によって今まで以上にユーザーの検索意図が大切となってきているため、ユーザーがどのような背景・意図で検索しているのかを正しく理解してそれをブログの構成とコンテンツに反映させていくことが大切となってきます。
これまで以上にブログの品質、つまりユーザーにとって有益なコンテンツを作成してくことが求められる訳ですが、この「ユーザーにとって有益なコンテンツ」を作成するためには、やはり網羅性を担保することが挙げられます。
MUVERAは、ユーザーの検索意図を多面的に捉えるため、ホームページ内の情報が偏っていると正しく評価されないおそれがあり、例えば何の商品・サービスを紹介するページであれば、単に価格やスペックを掲載するだけでなく、利用シーンや購入メリット、他社製品との比較要素など、こうしたコンテンツを網羅的に盛り込むことが有効です。
網羅しなければならないコンテンツの内容は、ブログのテーマによって変えていく必要があるため一概には言えませんが、「ユーザーが最終的にやりたいことは何なのか」というユーザーの目的から逆算して必要な情報を考えていくことが大切です。

今回のまとめ

今回のブログを読むことで、Googleの新アルゴリズムMUVERAの概要について理解いただけたかと思います。
ホームページを運営されている方は既にお気づきかもしれませんが、マルチベクトルという多方面からキーワードを捉えるというアルゴリズムは確かに新しい技術ではあるものの、実はホームページの運営に求められる本質は変わっていません。
そのため、Google Chromeのポリシーである「ユーザーファースト」に沿ってホームページを運営している場合は、今回のアルゴリズムの実装に伴って何か新たな試みに挑戦する必要はありません。
MUVERAだけでなく、今後実装されるすべてのアルゴリズムに対策するためには、ユーザーの検索意図を踏まえてコンテンツを丁寧に作り続けることこそが何よりも大切です。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

K.I.

前職では、設備メーカーで電気工事士として従事しながら、個人事業主のWEBコーダーとしてホームページ制作にも従事。株式会社オンカに入社後は、WEBコーダーとしての知見や、学生時代の留学で培った語学力を活かしたグローバルな情報収集力により、数々の顧客のWEBマーケティングに尽力している。

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