名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

ホームページからの問い合わせ数を増やすために、多くの企業がまず取り組むのが広告の出稿や増額、SNS等の運用です。これらはマーケティング施策として有効なケースもありますが、実際にはこれらを活かしきれていないことが大半です。また、仮に広告等でホームページへの流入数を増やすことができたとしても、そもそものホームページに欠陥がある企業が多く、集客に結びついていない企業がほとんどです。
本来、ホームページからの集客力を高めるために必要なことは、広告でもSNSでもなくホームページそのものの改善です。というのも、ユーザーが最終的に問い合わせをするか否かは、ホームページに掲載されているコンテンツであって、ユーザーが必要としている情報を理解しやすい順番と形で届けることこそがコンバージョン率の向上、ひいては問い合わせ数を増加させることにつながるからです。
そこで今回は、問い合わせ数を増やすために必要なコンテンツ作りについて、「情報設計」「信頼感」「文章改善」の３つに焦点を当てて解説します。

コンテンツの情報設計

ユーザーがコンバージョンする前に離脱する原因は、商品やサービスに魅力がないからとは限りません。多くのケースにおいては、ページ内の情報が整理されていないことでユーザーに商品・サービスに魅力を正しく伝えることができでいないケースがほとんどです。
ユーザーはページに訪れた瞬間から、これは自分に関係のある情報なのか、読み進めるべき内容なのかを無意識のうちに判断しているため、ただ情報を並べるのではなく、読み手の心理の動きに合わせて順序よく設計する必要があります。
ホームページに限らず、人が購入を検討するときの心理は、「理解し、納得し、安心して、ようやく行動する」という流れで動きます。当然、この流れに沿わないページ構成になっていると、本来なら問い合わせや購入に至るはずだったユーザーは離脱してしまいます。
だからこそ、ユーザーがページに訪れた瞬間の心境や、読み進めるにつれて生まれる疑問や不安を丁寧に想像しながら、それらの感情に合わせてコンテンツを構成することが大切です。

信頼感を与えるコンテンツ

ユーザーが最終的にコンバージョンをためらう理由は、商品やサービスの性能・価格だけでなく、「この会社に依頼して本当に大丈夫だろうか」という不安であることがほとんどです。
この不安を取り除くためには、会社やサービスそのものの信頼性を示すコンテンツが不可欠です。
どれだけ自社の商品・サービスが優れていることを説明しても、それは「主観的な意見」として受け取られることが多いため、購入に至るには不十分です。事例やお客様の声、口コミなどといった後押しのコンテンツがあって初めて、ユーザーの不安を払拭させることができます。
また、他社と自社を比較するコンテンツもユーザーの不安を解消するのに有効です。比較という行為は、閲覧ユーザーも自然に行っており、正直に「当社はここが強み、他社はここが優れている」と整理することで、逆に誠実な印象を与えることにもつながり、心理的なハードルを下げることにもつながります。

ユーザーの行動を促す文章改善

コンテンツ改善のなかでも、もっとも手軽で即効性があるのが文章の改善です。多くのホームページでは「高品質」「使いやすい」「お気軽に」といった抽象的な表現が多く使われており、こうした言葉は便利なようで実際にはユーザーに何も伝えていないことがほとんどです。ユーザーが行動するのは、そのサービスを利用したときに得られる未来を具体的に想像できたときだけです。そのため、文章には可能な限り具体的な数字等を盛り込み、ユーザーがサービスの価値を明確に理解できるようにする、サービスの効果をイメージしやすくさせることが重要です。

今回のまとめ

今回のブログでは、ホームページからの問い合わせ数を増やすために必要なコンテンツについて、「情報設計」「信頼感」「文章改善」の３つからポイントを説明しました。
コンバージョン率を改善して問い合わせ数を増やすためには、ユーザーが迷わないように情報を正しい順番で並べ、サービスへの不安を解消する信頼性の高いコンテンツを整え、読みやすく具体的な文章で行動を促すことが何より重要です。これら三つを適切に見直すだけで、ホームページの集客効果は大きく変わります。
コンテンツの作り直し・ホームページのリニューアルは、一見コストがかかるように感じますが、広告に継続的に投資し続けることを考えれば、長期的にはむしろ費用対効果が高くなるケースがほとんどです。
もし今、広告費を増やしても成果が出ていないと感じているなら、ホームページそのものを改善するという選択肢をぜひ検討してみてください。

オンカでは、Webマーケティングに関する無料相談を行っています。御社のホームページの課題を洗い出し、成果につながる改善策をご提案します。