名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

MARKETING

ホームページ集客のために検索エンジンの遷移とシェア率を知っておきましょう

2019
.08.30

検索エンジンとは、Googleに代表されるような、私たちがインターネットを利用する際に必ず利用するシステムです。ホームページ集客を行うためには、SEO対策が不可欠となり、このSEO対策こそが検索エンジンに対する対策です。いかに、検索エンジンに自社のホームページを認めさせるかが、集客の重要なポイントです。
今回は、そんな検索エンジンの移り変わりと現在のシェアについてお伝えします。

【目次】
1.検索エンジンの歴史
 a.ディレクトリ型検索エンジン
 b.ロボット型検索エンジン
2.検索エンジンのシェア率
3.GoogleとYahoo!の違い
4.今回のまとめ

検索エンジンの歴史

日本では、1996年にYahoo!JAPANが初めて検索エンジンというサービスの提供を始めました。当時の検索エンジンは現在のロボット型検索エンジンとは異なり、ディレクトリ型検索エンジンと呼ばれるものでした。
ここでは、それぞれの検索エンジンの違いについてお伝えします。

ディレクトリ型検索エンジン

Yahoo!JAPANが提供を始めたディレクトリ型検索エンジンは、今で言うところのポータルサイトに近いような仕組みです。Yahoo!JAPANのスタッフが世の中にあるホームページを一つひとつ手入力していき、ユーザーは登録されたホームページの一覧を見て、自分の好きなホームページを選んで閲覧する仕組みです。
この方法は、まだホームページの数が少なかった当時は良かったのですが、ホームページすうが急増する中で、Yahoo!JAPANのスタッフが手入力で登録することに限界が生じ始めました。また、ユーザー側も、登録された膨大なホームページの中から、自分の好みのホームページを目で探し出すことができなくなり、約2年で衰退していきました。

ロボット型検索エンジン

ディレクトリ型検索エンジンの衰退に伴い、台頭してきたのがGoogleが提供するロボット型検索エンジンです。ディレクトリ型検索エンジンとは異なり、世の中にある膨大なホームページの中から、ユーザーの検索意図にマッチしそうなホームページをロボットが自動的に選出し、検索結果画面に順位をつけて表示するものです。皆さんがいつも使用している検索の形と全く同じものです。
当時は、まだロボットの性能が良くなかったため、ユーザーの意図とは異なるホームページが検索結果に表示されてしまうことが多々ありましたが、現在はロボットの精度が格段に上がり、ユーザーがストレスを抱えることなく検索することができるようになりました。

検索エンジンのシェア率

2018年の時点で、大手検索エンジン3つのシェア率は以下のとおりです。大手3つの検索エンジンで99%以上を占めており、そのうちGoogleが70%という驚異のシェア率です。
また、後述しますが、Yahoo!の検索エンジンには、Googleの検索システムを採用しているため、実質的にはGoogleが約95%を占めています。そのため、SEO対策とは、Googleに向けた対策であると言っても過言ではありません。

Google:70.5%
Yahoo!:24.3%
Bing:4.5%
その他:0.7%

前述のとおり、1996年からYahoo!JAPANはディレクトリ型検索エンジンを取り入れていましたが、1998年には衰退し、ロボット型検索エンジンを導入することとしました。当時は自社でシステムを開発していたのですが、2009年には自社開発を断念し、その後はGoogleのシステムを流用してロボット型検索エンジンを運営するようになりました。そのため、GoogleとYahoo!それぞれで検索した場合でも、概ね同様の検索結果が表示されるようになりました。(Yahoo!JAPANはGoogleのシステムを流用していますが、独自の要素も加えているため、若干の違いはあります。)

GoogleとYahoo!の違い

GoogleとYahoo!JAPANは、同じ検索システムとは言っても、利用するユーザーの層が大きく異なります。日本ではYahoo!JAPANが最初に検索エンジンのサービスを提供したことから、ユーザーの年齢層が上がるにつれ、Yahoo!利用者の割合が増えていきます。
2015年の調査では、18-24歳のうち62.7%がGoogleを利用し、35.8%がYahoo!を利用しています。しかし、55-64歳では42.9%がGoogleを利用し、53.6%がYahoo!を利用しています。つまり、若年層ではGoogle利用者の割合があって王的に多いのに対して、高齢者層ではこの割合が逆転しています。
ホームページの内容やターゲット層に合わせて、対策する検索エンジンを切り替えるのも重要です。

今回のまとめ

検索エンジンはどれも同じだと思っている方が多いのですが、実は長い歴史の中で色々と変化を重ね、現在はGoogleが独占するような状態になっています。SEO対策を行うことは非常に大切ですが、こうした歴史やシェア率などの背景を理解して対策することで、より一層効果的なSEO対策を行うことができるようになります。皆様もぜひ、この数値をホームページ集客に役立ててみてください。

PAGE TOP