名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

MARKETING

初心者必見! SEO対策の基礎知識や基本的なやり方を理解しよう

2025
.08.04

初心者必見! SEO対策の基礎知識や基本的なやり方を理解しよう

SEO対策とは、ホームページの検索順位を向上させ、アクセス数を集めるための取り組みのことです。これだけ聞くと難しそうに感じるかもしれません。また、SEOという言葉は聞いたことがあっても「本当に必要なの?」「いまいちSEO対策の意味がわからない」という方も多いのではないでしょうか。SEO対策には様々なやり方がありますが、中にはまったく効果のないもの、むしろ逆効果なものまであります。
そこで今回は「ホームページのSEO対策」について、その仕組みや取り組み方などを初心者の方にもわかりやすくお伝えします。

【目次】

ホームページに必須のSEO対策とは?

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれています。簡単に言えば「Googleなどの検索エンジンで検索されたとき、自社のホームページが検索結果の上のほうに表示されるよう目指す方法や施策」です。

検索結果に表示される仕組み

ユーザーが検索エンジン(GoogleやYahoo!など)に検索したいキーワードを入力する

検索エンジンは、入力された検索キーワードをもとに世の中の数あるホームページの中からふさわしいと思われる順番でホームページを検索結果画面に表示する

検索結果表示の仕組み

◎SEO対策は、この仕組みを利用して検索順位の向上を狙う施策

SEO対策はGoogle対策と言っても過言ではない

世界における検索エンジンのシェア率は、Googleが約90%を占めており、世界で最も使われている検索エンジンです。ホームページで集客を目指していくのであれば、Googleに焦点を当てたSEO対策が非常に重要です。

検索エンジンのシェア率

SEO対策の鍵を握るGoogleの「アルゴリズム」とは

Googleでは、独自の「アルゴリズム」をもとに、あらゆるホームページを評価して順位を付けています。
アルゴリズムとはホームページの評価基準のことで、この仕組みは一般には公開されていません。そのため、WebマーケターやSEO担当者は、アルゴリズムの動向を注意深く追いながら、順位が上がるよう日々試行錯誤しています。

検索結果で上位に表示されるとホームページのアクセス数が増加する

ホームページが検索結果の上位に表示されるようになると、検索したユーザーがホームページに辿り着く確率が上がります。検索結果画面の1番目に表示された場合、ホームページを訪れる確率は約21%と言われています。たとえば、「名古屋 パン屋」というキーワードで検索している人が月に1,000人いるとします。この場合、検索結果画面の1番目にあるホームページには、毎月210人のアクセスを獲得できる可能性がある、ということです。

検索結果画面とクリック率

アクセス数が上がれば、お問い合わせにつながる数も上がるため、自社ホームページからの集客を考えている企業にとって、SEO対策は必要不可欠な取り組みです。

SEO対策のメリット・効果は?なぜ重要なのか?

集客の手段として、駅・電車内の広告や新聞広告、SNSなど様々な方法が挙げられます。SEO対策とその他の集客手段との違いは何なのか、わかりやすく解説します。

SEO対策は認知度が低くてもアクセスを集められる

検索結果の上位表示を目指すにあたって、企業の売上や従業員数、知名度は関係ありません。つまり、どんなホームページでも検索結果の上位を目指すことができます。実際に、個人ブログが上位表示されているケースも多く見受けられます。

ただし、Googleアルゴリズムの評価において、認知度が全く無関係とも言い切れません。前章でも述べたとおり、Googleのアルゴリズムの内容は一般公開されていませんが、評価基準の指標は存在します。その中のひとつに「権威性」というものがあります。権威性とは、「ホームページが発信する内容において、知名度や信頼度が高いと世間から評価されているかどうか」です。簡単に言えば「他者からの評価や認知度」です。
権威性を高めるためには、被リンク(他のサイトからリンクを貼られること)を多く受けていたり、ソースとしての信頼度も評価基準として挙げられるため、認知度の高さがSEO対策において全く関係ないとは言えません。

 認知度が低くても アクセスを集められる

SEO対策は興味を持っている人にアプローチできる

駅の広告とSEO対策を比較して説明します。駅の広告は、多くの人の目に触れる機会がありますが、駅を利用する全ての人がその広告に興味があるわけではありません。一方、SEO対策は自社のホームページが上位表示されれば、「自分から情報を調べている人=その事柄に対して興味を持っている人」に情報を届けられます。
例えば「静かなカフェ 名古屋」と検索している人は、どこかのカフェに行こうとしていることが確定しています。そんなときに、自社のホームページが検索結果に表示されれば、「ちょうど知りたかった!」というタイミングで見てもらえる可能性が高まります。売り込みではなく、ユーザーの行動意欲が上がっている段階で自然な形で興味を持ってもらえるのが、SEO対策の大きなメリットです。

SEO対策は一時的なものではなく、継続的に上位表示を目指すことができる

SEO対策により検索結果画面で上位表示されるようになれば、安定したアクセスと収益が見込めます。SEO対策を「畑」に、広告を「スーパーマーケット」にたとえて説明します。

SEO対策:畑を耕す
SEO対策は、畑を耕して作物を育てるようなものです。畑を耕して種を蒔いても、すぐに作物が育つわけではありません。時間はかかりますが、しっかりと育てれば何度も収穫できる作物が手に入ります。つまり、SEO対策は時間がかかりますが、一度成果が出れば、その効果は長く続く資産になります。

広告:スーパーマーケットで買い物
広告は、スーパーマーケットで食べ物を買うようなものです。お金を出せばすぐに食べ物が手に入りますが、その食べ物がなくなったらまた買わなければなりません。つまり、広告はお金をかければすぐに効果が出ますが、その効果は一時的で、続けるにはお金を使い続ける必要があります。

このように、SEO対策はじっくりと育てることで長く続く「畑」であり、広告は即効性があるものの続けるためにはお金が必要な「スーパーマーケットでの買い物」のようなものです。

SEO対策は無料で始められる

駅・電車内の広告や、新聞広告、SNSなどの広告はお金がかかりますが、SEO対策はすでにホームページを持っている人であれば無料で始められます。さらに、広告を制作するとなると自社だけでなく、広告制作会社など多くの人が関わることになりますが、SEO対策は時間さえあれば一人でも取り組むことができます。
リスティング広告の場合、集客効果を狙いたいのであれば最低でも10〜30万円ほどの初期費用を要し、常に上位表示をさせたいのであれば、その費用をずっと払い続けなければなりません。その点SEO対策は無料で始めることができる点がメリットです。

リスティング広告との比較

近年、多くの企業を悩ませているのが、新規客を集客するために検索結果ページに表示されるリスティング広告の費用増加です。リスティング広告とは、お金を払って検索結果画面の上部にある広告枠にホームページを掲載する方法です。リスティング広告の仕組みは、「表示された広告(ホームページ)をクリックした際にお金がかかる」というものです。これを「クリック課金」といいます。

リスティング広告のクリック課金の仕組み

一回クリックされたときに支払うクリック単価は、年々上昇し続けています。クリック単価は、ユーザーからの検索数が多かったり、競合が多いと高額になるため、リスティング広告は続けるほどお金がかかる投資です。
SEO対策を行うことにより、検索エンジンから見込み客を集客することが可能です。それによりネット広告費を削減、または全く費やさなくても集客活動ができるようになります。

SEO対策を実施するにはどんな方法がある?

企業がSEO対策を実施するには、「インハウスSEO対策」と「アウトソーシングSEO対策」の2つの選択肢があります。

インハウスSEO対策について

インハウス(in house)とは、「社内・企業内」という意味です。つまり、インハウスSEO対策とは、SEO対策を業者に外注せずに自社内でSEO対策を行うことです。
社内にWEB担当者やSEO担当者を置くため、業者に外注するよりもホームページやSEO対策の迅速な改善・修正が可能で、内制化によるコスト削減が見込める点が主なメリットです。
その他にも、インハウスSEO対策のメリット・デメリットを紹介します。

その他のインハウスSEO対策のメリット・デメリット

メリット
-自社内にSEO対策のノウハウが蓄積される
-大きな成果を上げるとその分が全て自社の利益になり、外部企業に多額の成果報酬を支払わなくていい
-自社のことを熟知した独自性の高い集客活動が実施できる
-企業秘密を外部に漏らすリスクがない

デメリット
-成果に繋がるSEOノウハウの習得・蓄積に時間がかかる
-社内スタッフを養成する教育時間や費用がかかる
-絶えず最新技術や市場トレンドなどを学ぶための時間や費用がかかる
-本業の繁忙度によって分析や施策実施が疎かになりやすい
-俗人化しやすく担当者の退職や異動でSEO活動が停滞する可能性がある

アウトソーシングSEO対策について

アウトソーシング(outsourcing)とは、「外注」という意味です。業務の専門的な部分について、得意とする外部企業などに委託することを指します。
通常、SEO対策は、一から勉強していくと多くの時間と費用がかかりますが、外部企業に委託することによって本業に集中でき、勉強する上で必要な費用や時間といったコストを削減することが可能です。
また、専門的知識を持つ企業にアウトソーシングすることにより、自社では実現できなかった高品質な水準でSEO対策を行えることがアウトソーシングの大きなメリットです。
アウトソーシングSEO対策を行う場合、以下のメリット・デメリットを理解する必要があります。

アウトソーシングSEO対策のメリット・デメリット

メリット
-始めから効果性の高いSEO対策を実施できる
-社内スタッフを養成する時間や教育費用がかからない
-社外の専門スタッフが最新のSEO対策を実施してくれる
-様々な企業の成功体験・失敗体験を踏まえて戦略設計してくれる
-高機能なSEOツールを使って分析してもらえる
-社外の担当者が退職しても同じ水準でSEO対策を継続できる

デメリット
-自社にSEO対策の技術が蓄積されない
-成果報酬の場合は成果が出れば出るほど費用が増大する
-施策のたびに費用が発生するため、施策実施の意思決定(決裁)が遅くなりがち
-企業秘密が外部に漏洩するリスクがある
-悪質な業者に依頼してしまっても知識がなくて気付けない

初心者でも始められるSEO対策のやり方

SEO対策には様々な手法がありますが、今回は初心者の方でも取り組みやすい「コンテンツSEO」の始め方を解説します。

コンテンツSEOに取り組む

コンテンツSEOとは、ユーザーが求める高品質なコンテンツ(内容)を作成し、自社ホームページで発信することで集客へつなげる手法です。質の高い記事を書くことでホームページ全体の評価が上がり、アクセス増加や問い合わせにつながります。

コンテンツSEOによるアクセス増加

それに加え、その記事単体でも検索結果に上位表示され、その記事経由でもアクセス流入が見込めます。

コンテンツSEOによるアクセス増加

コンテンツSEOのポイント①キーワードを選定する

コンテンツ制作では、まずホームページの目的やターゲットを明確にし、ユーザー視点でキーワードを選定することが重要です。適切なキーワードを選定しないと、どれだけユーザーのためになる記事を書いたとしてもアクセスは集まりません。ブログ初心者の方は、まずはニッチですが着実に成果を伸ばせる「ロングテールキーワード」を狙うのがおすすめです。
ロングテールキーワードについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

■関連ページ:【中小企業必見】ロングテールキーワードを活用したSEO対策
■関連ページ:コンテンツ配信でロングテールキーワードからホームページへの流入を促しましょう

コンテンツSEOのポイント②タイトルはキーワードを使用し34文字以内で設定する

SEO対策においてタイトルは重要な要素の一つで、検索順位にも影響します。タイトルにキーワードを使用することで、ユーザーに検索した内容と関連性の高い記事だと認識させることができ、アクセスしてもらいやすくなります。SEO対策の観点からも、ユーザーが検索したキーワードに関連する言葉がタイトルに含まれていると、検索結果上に記事を表示させることができます。
タイトルを設定する際は、32〜34文字程度を意識しましょう。パソコンの場合、タイトルは検索結果に以下の画像のように表示されるため、長文の場合はせっかく設定したタイトルが途中で途切れてしまうことがあります。スマートフォンの場合は38文字程度表示されますが、どんな端末(パソコン・スマートフォン・タブレット)を使って検索してもタイトルを把握できるよう、32〜34文字程度を意識しましょう。

コンテンツSEOのポイント③見出しを適切に設定する

見出し構成を作成する際には、起承転結(または起承結)を意識しましょう。起承転結の流れで文章をライティングすることで、記事にストーリーが生まれるため、ユーザーにとって読みやすく理解しやすい記事になります。
SEO対策の観点からも、目次や見出しを駆使してコンテンツが整理された記事は「ユーザーに親切な記事」として評価されるため、検索順位を高めることができます。
また、見出しにもタイトルと同様にキーワードを使用することが大切です。

コンテンツSEOのポイント④共起語を使う

共起語とは、特定のキーワードやフレーズと一緒に使われる頻度の高い言葉のことです。例えば「カフェ」の場合、「店舗」「営業時間」「メニュー」などの言葉が共起語です。テーマと馴染み深いキーワードを使用することで、ユーザーに内容を深く理解させることができます。
テーマと関連する共起語を多数含めた記事は、Googleからも専門性の高い記事として評価されるため、検索順位を高めることができます。
ただし、あくまでもユーザー目線が第一のため、不自然な共起語の乱用は避け、「ユーザーの理解を深める」ことを意識して執筆しましょう。

コンテンツSEOのポイント⑤ユーザーのニーズに沿った内容で執筆する

記事を書けばいいと思って、闇雲に自社の商品・サービスに関係のない日常や趣味のようなブログを投稿したところで全く意味はありません。
コンテンツSEOの本来の役割は、コンテンツを使ってユーザーに商品やサービスの魅力を訴えかけ、関連情報を提供し、見込み顧客を顧客化することです。そのため、ユーザーのニーズに沿った内容であることはもちろん、読みやすくわかりやすい内容を意識することが大切です。

初心者にはWordPressを活用したコンテンツSEOがおすすめ

コンテンツSEOを実施するためには、ホームページを立ち上げる必要があります。しかし、プログラミングの知識がないと難しいため、SEO対策を実施する人のほとんどが「CMS(Content Management System)」という記事を簡単に投稿できるシステムを利用しています。
CMSサービスには様々なものがありますが、初心者でも簡単に始められる「WordPress」がおすすめです。WordPressは、世界シェア率が一位で、オープンソースのためWordPress自体の月間利用料が発生しません。
※WordPress以外のサーバやドメインの利用料は発生します。また、有料のサービスやプラグインがあります。

おまけコラム「なぜWordPress?普通のブログではいけないのか?」
ブログサービスには、noteやはてなブログ、Amebaなど様々なブログサービスが存在します。これらのブログサービスは無料で誰でも利用することができますが、独自ドメインではなくサービスの共有ドメインにぶら下がる形のため、SEO対策という観点においては意味がありません。
その点、WordPressは独自ドメインを取得してブログを開設でき、評価を自分のものとして蓄積できます。

■独自ドメイン
自分で決められる世界にひとつのアドレスです。Googleからの評価を自分のものとして蓄積できます。
https://www.〇〇.com ←下線部が独自ドメイン

■共有ドメイン
サービスが所有するドメインの一部を借りるアドレスです。Googleからの評価は共有ドメインのものとして蓄積されます。
https://note.com/〇〇 ←サービスのドメイン配下に自分の領域が設けられる

効果がない・間違ったSEO対策に注意

SEO対策を実施する際、間違った方法を取ると逆効果になったり、Googleからペナルティを受けることがあります。GoogleではSEO対策におけるガイドラインを策定しており、そのガイドラインに違反したホームページはペナルティを受けます。具体的には、検索結果の順位が下がったり、検索結果にホームページが出てこなくなったりと、悪影響を受けます。このようなペナルティを避けるため、この章では間違ったSEO対策について解説します。

上位表示を目指すキーワードをWebページ内に過剰に詰め込む

以前はページ内にキーワードをたくさん入れることで、検索順位をある程度操作することができました。例えば「名古屋 ホームページ制作会社」で検索結果の上位に表示させたい場合、「名古屋でホームページ制作をお考えの方は、名古屋のホームページ制作会社◯◯にホームページ制作をお任せください。」のように、不自然なほど検索キーワードを盛り込んだとしても、評価につながっていました。
しかし現在、こうした悪質なSEO対策に対してGoogleはスパム(迷惑行為)として対処しており、スパム行為が見られたページは検索結果の上位には表示されなくなりました。

他のホームページからのリンクを大量に増やす

以前は、被リンクを集めることでSEO対策につながるという誤った認識が広まり、不要なリンクを大量に集めて順位を操作する行為が横行していました。しかし、これも現在ではアルゴリズムの改良により、通用しなくなっています。

AIで生成したものをそのまま使用する

AIを活用したコンテンツの作成は注目されていますが、AIが生成した内容をそのまま使用することは危険です。AIが生成した情報が必ずしも正しいとは限らず、誤った情報をインターネット上の記事から引用したり、事実に基づかない情報を生成してしまうからです。コンテンツ作成にAIを活用する場合は、生成された文章をそのまま使うのではなく、内容の見直しや情報が正確かどうかの確認が必要です。
また、AIに文章を書いてもらうのではなく、記事の構成案や比喩表現、具体例などのアイディア出しとして活用するのもおすすめです。

他のホームページから文章をコピーして掲載する

他のホームページから文章をそのままコピーして掲載することは、SEO対策をする上では絶対にやってはいけません。なぜなら、Googleは「コンテンツの独自性」を重要視しているからです。独自性とは簡単に言えばオリジナリティのことで、「そのホームページでしか手に入らない情報」「そのホームページが一番最初に提供した情報」です。
独自性のある文章を書くことは、普段文章をあまり書かない人からすると難しく感じるかもしれません。しかし、内容が思い浮かばないからと言って、他のホームページから文章をコピーして自社のホームページに掲載すると、そのページだけでなく、ホームページ全体の順位が下げられてしまいます。

正攻法のSEO対策が重要

日々、アルゴリズムの改良によってホームページの評価が見直されるため、上記のような誤ったSEO対策を行った場合でも一次的な成果は見られるかもしれませんが、将来的には通用しなくなります。
なお、現在もGoogleを欺くSEO対策を行う外注業者が存在します。今は効果があるかもしれませんが、将来的にはGoogleから対策されるため、Googleが推奨する正攻法に則ったSEO対策の実施が一番です。

あると便利!初心者向けSEOツール

SEO対策の実施時には、状況を確認したり改善方法を検討するため、適切なツールを活用することが重要です。本章では、初心者の方にもおすすめの無料で利用できる便利なSEOツールを紹介します。

Google Analytics

Google Analyticsは、Googleが提供する無料の解析ツールで、主にユーザーがホームページに訪れた後の数字を計測します。ホームページのアクセス数やユーザー属性、滞在時間、流入経路、よく見られているページなど、様々な項目から分析でき、SEO施策の改善に役立ちます。

Google Search Console

Google Search ConsoleもGoogleが提供している無料の解析ツールで、主にユーザーがホームページの訪れる前の数字を計測します。検索結果に表示された回数や、検索順位、検索キーワードごとのアクセス数など、検索順位に関わる問題点を発見できます。

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Google広告のツールですが、Web広告の出稿だけでなくSEO対策にも活用できます。主に、検索ボリューム(そのキーワードがどれくらい検索されているか)や競争率を調査できます。
キーワードプランナーを活用することで、検索ボリュームの多いキーワードや、競争が少なく上位を狙いやすいキーワードを特定できるため、効果的なSEO戦略を立てることが可能です。

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、特定のキーワードに関連する検索キーワードを取得できるツールです。例えば「カフェ」と入力すると、カフェに関連する検索キーワードを一覧で表示してくれます。
このツールを使うことで、ユーザーがどのような言葉で情報を探しているかを把握でき、コンテンツSEOでの記事作成のネタ探しや、キーワード選定に役立ちます。

Googleトレンド

Googleトレンドは、キーワードの人気度や需要が増える時期をグラフでチェックできるツールです。過去1時間や過去1日など小さい単位から、過去5年間のような大きい単位まで、様々な期間の観点でキーワードの検索傾向を分析できます。例えば、1年の中でも「クリスマス」は12月に、「海水浴」は7~8月に検索需要がピークを迎えるキーワードだとわかります。

PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsは、ホームページの表示速度を分析できるツールです。ホームページの表示速度が遅い、つまりなかなかページが表示されないと、ユーザーはホームページから離れていってしまいます。Googleもホームページの表示速度を評価しており、ユーザー体験だけでなくSEO対策にも影響がある重要な要素です。

PageSpeed Insights

まとめ

今回は初心者の方に向けて、わかりやすくSEO対策について紹介しました。次のポイントを意識して、SEO対策に取り組んでみましょう。

-SEO対策は検索結果の表示順位を上げ、ホームページのアクセス数を増やすために必須
-広告に比べてスタートの費用が抑えられ、努力次第で無料でも継続的な集客が可能
-初心者はコンテンツSEOから始めるのがおすすめ
-独自ドメインを取得してホームページを開設し、WordPressで運用することがおすすめ
-コンテンツSEOではキーワード選定・タイトル・見出し・共起語の工夫が重要
-間違ったSEO対策は逆効果となるため注意が必要
-無料のSEOツールを活用してSEO対策に役立てる

SEO対策は正しく行えばしっかり成果が出る施策です。SEO対策・ホームページでの集客についてのご相談は、名古屋のホームページ制作会社株式会社オンカにご相談ください。

お問い合わせはこちら(https://onca.co.jp/contact/
ホームページの制作サービスについてはこちら(https://onca.co.jp/creation/
ホームページの運用サービスについてはこちら(https://onca.co.jp/marketing/

AUTHOR

著者情報

ディレクター

S.S.

Web制作会社での勤務を経て、Webディレクターとして株式会社オンカに入社。前職では、ディレクター兼デザイナーとして数多くの制作実績があり、デザイナーとしての経験を生かしたディレクションを強みとしている。

PAGE TOP