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集客できるホームページを作ると利益抜きでいくらかかるか計算してみた

2017
.12.05


これからホームページを制作するにあたり、最も気になることが費用に関することだと思います。もちろん、ホームページ制作は投資だと頭ではわかっているが、先立つものがなければなかなか踏み切れません。
そこで、今回はホームページ制作にかかる費用を制作会社の「利益抜き」で計算してみました。これよりも安い制作会社は何らかの工程が省かれています。逆に高い場合は、何らかの工程か利益が足されています。あくまでも目安になりますが、これからホームページを作る際の参考にしてみてください。

【目次】
1.集客できるホームページを作るには
2.利益抜きでかかる費用を計算してみた
 a.ディレクション
 b.コピーライティング
 c.デザイン
 d.コーディング
3.安い制作会社は何かの工程を省いている
4.今回のまとめ

集客できるホームページを作るには

集客できるホームページと一言で言っても、実現のためには、実にたくさんの仕掛けや工夫を要します。
デザインが悪いとユーザーはホームページから離脱してしまいますし、SEO対策が不十分だと検索エンジンに表示すらされません。文章や構成が悪いと、読んではくれるものの、購入や問い合わせにはつながりません。
つまり、集客できるホームページを作るためには、どれか一つの分野を完璧にすれば良いのではなく、全ての分野において最高のホームページを制作しなければなりません。
そして、これらの分野のレベルを上げるためには、各分野の専門家の力が必要です。ホームページ制作は、デザイナーやプログラマーが一人で行うものではなく、コピーライターやディレクターを交えながらチームで制作するものです。

利益抜きでかかる費用を計算してみた

ホームページ制作は、たくさんの工程によって成り立っています。細かく分けると多岐に渡るのですが、ここでは大きく4つの工程に分けて、それぞれの工程でどれだけの費用が発生しているのかを見て行きたいと思います。(なお、7ページ程度のホームページを制作した場合の費用を算出します。)
そして、結論から申し上げると、今回のシミュレーションで導き出された総額費用は、115万円となります。なお、この金額は、すべて制作会社の利益を除いたものであり、本当に集客できるホームページを作ろうと思うと、少なくともこれだけの費用がかかります。

ディレクション

ディレクションとは、いわばコンサルティングや現場監督のような役割で、すべての工程が滞りなく、均衡の取れた形で進むように調整を行います。ホームページは、ライター、デザイナー、コーダーといった携わる人すべてにプロとしての意見があり、それらの意見が上手く活かされて初めて集客力のあるホームページが出来上がります。
ディレクションを行うディレクターは、お客様とのお打ち合わせから、ライター、デザイナー、コーダーへの指示、各工程のチェックを行うため、唯一全ての工程に関わる人物です。このディレクションを行うために必要な費用は、概ね20万円程度です。

コピーライティング

制作会社の中には、文章をお客様に書いてもらう会社が多々あります。むしろ、ほとんどです。しかし、ホームページの文章執筆は、そんな簡単なものではありません。お客様が自身で執筆することは、不可能です。
ホームページは、使用するキーワードによって、そのSEO効果が異なってきます。以前の記事でも書きましたが、例えば「美容室」と「美容院」の二つのキーワードでは、検索ボリュームが異なります。月間の検索ボリュームは、美容室が約16万件、美容院が20万件と大きく異なり、この場合「美容院」というキーワードを使用するべきです。
このように、ホームページの文章にしようするキーワード一つひとつは、戦略的に決定されるべきであり、プロの(それもWeb専門の)コピーライターによる執筆が必要不可欠です。このコピーライティングを行うために必要な費用は、概ね20万円程度です。

デザイン

デザインは、言わずもがな、多くのお客様にとって高い関心があるカテゴリかと思います。人間は、視覚による情報取得が大多数を占め、デザインの良し悪しでホームページの滞在時間や閲覧ページ数が大きく異なります。
しかし、ホームページは芸術作品ではなく、集客ツールです。ただ美しいだけのデザインでは、思うように集客にはつながりません。あくまでもマーケティング目線でユーザーの購買心理を考慮して、ディレクターとデザイナーが戦略的にデザインを決定していくべきです。
もちろん、パソコンで見たときのデザインだけではなく、スマートフォンやタブレットで見たときのデザインも制作する必要があります。あらゆるデバイスで、ユーザーが思わずクリック・購入したくなるようなデザインを、ユーザーの動線を先読みしながら決定します。このデザインを行うために必要な費用は、概ね35万円程度です。

コーディング

最後に、デザイナーが起こしたデザインを、インターネット上に構築していく工程がコーディングです。このコーディングでは、もちろんデザイナーのデザインを1ピクセルのズレもなく構築するのですが、いかにGoogleから高評価をもらえるのかを意識しながら行なっていきます。
最新かつ最適なSEO対策を施しながら、正攻法で検索エンジンの上位表示を達成するために、できる手を全て打ちながら進めていきます。また、あらゆるデバイスやOS、ブラウザでも美しく見える、本当の意味でのレスポンシブデザインで構築することも重要です。このコーディングを行うために必要な費用は、概ね40万円程度です。

安い制作会社は何かの工程を省いている

上述のとおり、しっかりと集客できるホームページを作ろうと思うと、それにかける時間と人手がかかります。そのため、原価だけで計算しても約115万円の費用が発生してしまいます。
この金額は、決して安い金額ではありません。もちろん、世の中には、もっと安い金額でホームページを制作している企業もあります。
しかし、そういった制作会社は、文章をお客様自身が執筆しなければならなかったり、マーケティング目線でデザインを作れていなかったり、SEO対策が古いものであったり、特定のデバイスで閲覧すると正しく表示されなかったりと、何らかの工程を省いています。ホームページ制作会社も企業ですから、そうでなければ安いホームページを提供できるはずがありません。
営業の生命線として長く使うホームページですから、投資と考えて、価格だけでなくその工程や意味にも注目しながら、どこの制作会社に依頼するのかを検討して見てください。

今回のまとめ

ホームページ制作を検討されているほとんどの方が、いくつかの制作会社に見積もりを依頼しているかと思います。そして、そこに記載の金額を見て「高っ!」「各社なぜ金額が違うの?」などと思い、なかなか制作会社を決められずにいるのではないでしょうか。
しかし、今回ご紹介したように、ホームページ制作には時間と人手がかかります。115万円を切っている会社は何かの工程を省略している、あまりにも高すぎる会社は手間をかけているか、利益を乗せすぎているかのどちらかです。ただし、制作会社も営利企業です。ある程度の利益を取るのは目を瞑ってあげてくださいね。

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