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ホームページのアクセス解析が「手段」ではなく「目的」になっていませんか?

2020
.05.17

ホームページ制作を依頼いただく企業のほとんどが、「公開後のアクセス解析は行ってくれますか?」と質問されます。それだけホームページ集客においてアクセス解析の重要性が浸透しているということだと思います。
しかし、「何のためにどんな情報が欲しいですか?」と聞くと、多くの方が「よくわからないのでお任せします。」と答えられます。つまり、アクセス解析を実施するということだけで満足してしまい、その内容までは考えていない企業が非常に多いのです。
今回は、そんなホームページのアクセス解析が「手段」ではなく「目的」になっている企業に読んでいただきたい内容をお伝えします。

アクセス解析が目的になっている企業が多い

冒頭でもお伝えしたとおり、ホームページは制作して終わりではなく、その後の運用が大切だと理解している方も多いと思います。そのため、「ホームページ制作後はアクセス解析などを実施しなければ!」と意気込んでいる方は多いのですが、何のためにアクセス解析を行い、どんな情報を取得するのかを明確に定めている企業はほとんどありません。アクセス解析が重要なことは理解しているものの、解析するだけで満足し、何のためにアクセス解析を行うのかが全くイメージできていないのです。
アクセス解析は、あくまでもホームページの集客力を高めるための手段であり、アクセス解析そのものが目的となってしまっては本末転倒です。例えば、病院に行って理由もなく血液検査を行うことはなく、病気の発見を目的として、必要な数値を確認するために行うと思います。アクセス解析もこれと同じで、何か調べたい情報があって初めてアクセス解析という「検査」を行うのです。

何のためのアクセス解析なのかを明確に

前述のとおり、アクセス解析を行うためには、「何のために実施するのか」を明確にする必要があります。
「どのような流入経路からのCVが多いのか」「広告の費用対効果はどれくらいか」「ユーザーに好評なブログ記事はどれか」など、アクセス解析を行う目的を定めた上で、それに必要な情報を得るために解析を行います。そのため、何のためにアクセス解析を行うのかという目的によって、取得する情報が大きく異なります。
ただただ、セッション数や滞在時間、ページビュー数などの上っ面だけの情報を眺めて、「ほ〜、うちのホームページはこんなに見られてるんだ!」という自己満足のためだけに行うものではありません。

アクセス解析はPDCAサイクルを回しながら計画的に

アクセス解析を行う際は、必ずPDCAサイクルを回しながら、計画的かつ定期的にモニタリングを行わなければなりません。
アクセス解析でホームページの現状を把握し、ボトルネックを改善するための施策を検討・実施し、その効果測定を行います。これを繰り返しながら、ホームページのパフォーマンスを少しづつ向上させていくのです。
ただし、間違っても、一時だけアクセス解析を行って満足しないでください。ホームページ集客は様々な外的要因によって、その数値が大きく変動します。一時期だけの数値を見て信用しきってしまうことは非常に危険であり、少なくとも年間を通じて定期的にモニタリングしていかなければ、正しい数値を把握することはできません。

今回のまとめ

アクセス解析が目的になっているの多くは、「何かマーケティングを行っている気になる」「上司に解析結果を見せれば満足する」などと考えている方が多く、雰囲気だけでマーケティングを行った気になっている方が多いように感じます。
これで満足する方はそれで構いませんが、本気でホームページの集客力を向上させようとするのであれば、アクセス解析の目的を明確にし、数値を活用しながら改善につなげていかなければなりません。

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