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ホームページのコーディングにおけるPHPの役割と機能

2020
.04.13


ホームページ制作におけるコーディングは、ホームページの見た目の部分を作成する「フロントエンド」、ユーザーがホームページに入力したデータの処理のような内部システムを構築する「バックエンド」の二つの工程に分けられます。
フロントエンドの工程では、主にHTML&CSSとJavaScriptが使用されており、バックエンドの工程では、主にPHPやJavaなど様々な言語が使用されています。なお、PHPは、他のバックエンドの言語と比較してホームページ制作に特化している言語です。
バックエンドは、フロントエンドのような目で確認できるものとは異なり、内部システムのようなホームページの裏側(ユーザーが直接見ることがない)を作成しているため、どのような役割を果たしているかイメージしづらいかと思います。
そこで今回は、ホームページ制作のバックエンドの工程で使用される代表的な言語、PHPの役割と機能をお伝えします。

【目次】
1.ホームページ制作におけるPHPとは
2.PHPが使用される代表的な例
 a.お問い合わせフォーム
 b.ログイン機能
 c.予約機能
 d.ホームページ内検索機能
3.WordPressもPHPで制作されている
4.今回のまとめ

ホームページ制作におけるPHPとは

PHP(Personal Home Page tools)とは、お問い合わせフォームやログイン機能などのWEBアプリやWEBサービスを作成することができるバックエンドのプログラミング言語です。
PHPは、1995年に開発され、もともとは履歴書の作成・公開を個人で容易に行うためのツールとして利用されていましたが、PHPを利用するユーザーの意見を取り入れアップデートを繰り返した結果、現在のようなホームページ制作に特化したプログラミング言語になりました。
PHPは多くの企業で利用されており、有名なところでは、Yahoo!の検索エンジンやTwitter・FacebookなどのSNSの機能(ログイン機能や投稿機能など)もPHPやPHPを改良した言語で制作されています。
なお、2020年4月13日の時点では、PHP7.3が最新バージョンとして利用されています。

PHPが使用される代表的な例

ここでは、PHPがホームページ制作に使用される代表的な例を4つご紹介します。

お問い合わせフォーム

お問い合わせフォームは、ホームページからの集客を行う上で、無くてはならない機能です。
ユーザーが入力したアドレスにメールを自動返信したり、データを処理する機能などは、PHPによって実装することができます。

ログイン機能

SNSやGmailなど、各ユーザー専用のページが設けられたWEBサービスは、ユーザーを判断するためにログイン機能を実装しています。
ユーザーが入力したIDやパスワードに対して、それが正しいものか否かを判断するためにPHPが利用されています。

予約機能

予約機能は、レストランや宿泊施設などのホームページに実装されていることが多く、自動で予約の手続きを行ってくれるため、大変便利な機能です。
予約した人数や時間などのユーザーが入力したデータを処理することができる機能も、PHPによって実装されています。

ホームページ内検索機能

ホームページ内検索機能もPHPで実装することができ、「都道府県」「料金」などのような条件検索を行うことができるポータルサイト や、ホームページ内の検索窓にキーワードを入力することで、そのキーワードに対応するページを表示させることができます。

WordPressもPHPで制作されている

自社のホームページを運用するために、WordPressというCMS機能を利用している方も多いと思います。
PHPは、WordPressの開発にも深く関わっており、固定ページやヘッダー、サイドバーなど、あらゆる部分にPHPが利用されています。また、WordPressの機能を拡張することができるプラグインも、PHPによって作成されています。
PHPを使いこなすことができれば、WordPressを自由自在にカスタマイズすることや、新たなプラグインを開発することができます。

今回のまとめ

今回の記事を読むことで、ホームページにおけるPHPの役割や代表的な利用例をご理解いただけたかと思います。
PHPは、ホームページの機能を大幅に拡張することができ、現代のホームページ制作においてはなくてはならないプログラミング言語の一つです。
なお、PHPに関する注意として、PHPのバージョンを5系から7系への変更をお考えの方は、バージョンアップによる影響を受ける可能性があるため、必ず信頼できるホームページ制作会社に依頼しましょう。

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