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中小企業がYouTube広告を出稿するメリット・デメリット

2020
.10.26

近年、YouTube広告を利用する企業が増えたことで、流行りに便乗してYouTube広告に挑戦しようと考えている企業が増えているかと思います。
しかし、YouTube広告についての知識を持たないまま広告を出稿したとしても、無駄に広告費を浪費するだけで終わってしまいます。YouTube広告の種類やメリット・デメリットを適切に理解しておくことで、効果的な広告を出稿することができます。
そこで今回は、中小企業がYouTube広告を出稿する場合のメリット・デメリットを説明します。

【目次】
1.YouTube広告とは
a.インストリーム広告
b.ディスカバリー広告
c.バンパー広告
d.マストヘッド広告
e.アウトストリーム広告
2.YouTube広告のメリット
a.YouTubeを利用しているユーザー数が多い
b.リスティング広告より安価で出稿できす
c.ターデットとするユーザーの詳細を指定できる
d.若年層ユーザーの90%以上がYouTubeを利用している
e.音声と動きで訴求することができる
3.YouTube広告のデメリット
a.広告がスキップされる
b.ユーザーに悪印象を与える
c.高齢層ユーザーはYouTubeを利用していない
d.BtoCの企業のみに有効
e.動画作成にコストがかかる
4.今回のまとめ

YouTube広告とは

YouTube広告とは、Googleが運営するYouTubeの利用ユーザーに対して広告を表示させるマーケティング手法のことで、YouTube広告には全部で5種類の広告があります。広告の種類によって特徴や課金制度などがそれぞれ異なるため、広告を出稿する目的に応じて適切に使い分けましょう。

インストリーム広告

インストリーム広告は、動画の再生前後や途中に表示される広告です。視聴課金制度が採用されており、ユーザーが「広告をすべて見終わる」「広告が30秒以上再生される」のどちらかを満たした場合にのみ広告料金が発生します。
興味を示したユーザーや購買意欲の高いユーザーによる視聴に広告料金が発生するため、コストパフォーマンスが良く、効率的に広告を出稿することができます。

アウトストリーム広告

アウトストリーム広告は、YouTube以外のホームページやアプリ、SNSなどに表示される広告です。インプレッション課金制度が採用されており、広告が1,000回表示されるごとに広告料金が発生します。(なお、広告が2秒以上再生されない場合、視聴回数はカウントされません。)
普段YouTubeを閲覧しないユーザーにアプローチすることができるため、新たなユーザー層を獲得することができます。

ディスカバリー広告

ディスカバリー広告は、YouTubeの検索結果上や関連動画上に表示される広告です。クリック課金制度が採用されており、ユーザーが広告をクリックしたタイミングで広告料金が発生します。
タイトルやサムネイルで興味を持ったユーザーのみがアクセスするため、他の広告と比較してコンバージョン率が高い特徴があります。

バンパー広告

バンパー広告は、動画の再生前後や途中に表示される6秒以下の広告です。インプレッション課金制度が採用されており、広告が1,000回表示されるごとに広告料金が発生します。
ユーザーが広告をスキップすることができず、強制的に広告を閲覧させることができるため、商品・サービスを認知させることができます。

マストヘッド広告

マストヘッド広告は、YouTubeのトップページ上部に表示される広告です。インプレッション課金制度が採用されており、広告が1,000回表示されるごとに広告料金が発生します。
YouTube広告の中では最もユーザーの目に触れる広告で、大多数のユーザーに短期間で商品やサービスを認知させることができます。

YouTube広告のメリット

YouTube広告を利用するメリットとして以下の5つが挙げられます。これらのメリットを正しく把握し、効果的な広告を出稿しましょう。

YouTubeを利用しているユーザー数が多い

YouTubeの利用者数は、年々増加傾向にあり、2020年9月における国内のYouTube利用者数は、約9,200万人と言われています。
YouTube広告を利用することで、動画をとおして9,200万人にアプローチすることができるため、大多数のユーザーに商品・サービスが認知され、商品・サービスの購買につなげることができます。

リスティング広告より安価で出稿できる

WEB広告の中でもメジャーな広告の一つであるリスティング広告は、1クリックあたり安いもので100円、高いもので1,000円を越えることもあり、キーワードによって広告料金が変動します。
一方、リスティング広告と性質が似ているディスカバリー広告の1クリックあたりの単価は、約3〜20円であり、リスティング広告と比較して安価に広告を出稿することができます。

ターゲットとするユーザーの詳細を指定できる

YouTube広告は、ターゲットとするユーザの年齢や性別、地域、キーワード、視聴端末、時間帯、曜日、趣味趣向など、ターゲットとするユーザーの詳細を細かく指定することができるため、効果的に広告を出稿することができます。

若年層ユーザーの90%以上がYouTubeを利用している

YouTubeを利用しているユーザーは、若年層が多く、10代・20代の約90%以上がYouTubeを利用しているため、YouTube広告を利用するだけで、10代・20代のほとんどをカバーすることができます。
そのため、若年層のユーザーをターゲットとしている場合は、YouTube広告が最も効果的です。

音声と動きで訴求することができる

YouTube広告は、動画という性質上、音声と動きで伝えることできるため、ユーザーが商品・サービスを理解・イメージしやすくなることから、商品の必要性などが伝わりやすく、文字や画像の広告と比較して、購買につながりやすいというメリットがあります。
また、すぐに購買につながらなかったとしても、聴覚と視覚で訴えることでユーザーの記憶に残りやすく、選択肢の一つとして残り続けることができます。

YouTube広告のデメリット

YouTube広告には、次のようなデメリットも存在しているため、広告の出稿によるリスクを減らすために、正しくデメリットを理解しておきましょう。

広告がスキップされる

YouTube広告は、テレビCMとは異なり、スキップすることができるため、制作した動画が最後まで見られないことが多々あります。そのため、動画の冒頭でユーザーをしっかりと引き込むことができる動画を制作する必要があります。

ユーザーに悪印象を与える

YouTube広告は、YouTubeを利用しているユーザーにとっては邪魔になることが多く、約4割のユーザーが、YouTube広告に悪印象を抱いていると言われています。
商品・サービスの認知・購入を後押しするために広告を出稿しているにも関わらず、広告を出稿したがため、ストレスや不快感から悪印象を与えてしまい、購入意欲の高いユーザーまでも離れてしまうおそれがあります。

高齢層ユーザーはYouTubeを利用していない

YouTubeの利用ユーザーを年代別でみると、10代・20代の若年層は、YouTubeの利用率が90%を超えており最も多く、年代が上がるにつれてYouTubeの利用率が低下していき、60代のYouTube利用率は、30%ほどしかありません。
そのため、高齢層のユーザーをターゲットとする場合、YouTube広告は有効な広告・宣伝手法ではなく、別の手法を検討した方が賢明です。

BtoCの企業のみに有効

YouTubeの利用ユーザーは、基本的に個人であり、一人ひとりがアカウント作成し、動画を閲覧します。企業がアカウントを作成することもありますが、それは、YouTubeで情報を収集するためではなく、あくまでも個人に向けて発信するためのアカウントです。
そのため、BtoCの商品・サービスを提供している企業にとって、YouTubeは効果的な広告の一つであり、BtoBの商品・サービスを提供している企業がYouTube広告を利用しても、無駄に広告費用を浪費するだけで終わってしまいます。

動画作成にコストがかかる

YouTubeに広告を出稿するには、広告用の動画を制作する必要があります。
効果的な動画を制作するには、ペルソナを立てて商品・サービスの魅力を詰め込んだ上で、冒頭でユーザーを引きつける動画を制作する必要があるため、多大な時間と労力、金銭的なコストが発生することを心に留めておきましょう。

今回のまとめ

今回の記事を読むことで、中小企業がYouTube広告を出稿するメリット・デメリットを理解いただけたかと思います。
これらのメリット・デメリットを理解することで、リスクを抑え効果的な広告を出稿すすることができます。
YouTube広告には、5種類の広告が存在し、課金制度や特徴がそれぞれ異なるため、広告を出稿する目的に応じて、これらを適切に使い分けましょう。

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