名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

MARKETING

ホームページの検索順位を上げる2024年版のSEO対策ガイド

2024
.06.05

ホームページの検索順位を上げる2024年版のSEO対策ガイド

ホームページの検索順位を上げるため、ホームページ担当者の多くが様々な施策を講じて運用に努めていることかと思います。適切に運用できているケースであれば少しずつその手応えを実感しているかと思いますが、中には、まったく効果が現れず手当たり次第にホームページに手を加えてしまい、ただ運用コストが膨らみ続けていることに頭を悩ませるホームページ担当者は意外と多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ホームページの検索順位を向上させるために必要な2024年版の最新のSEO対策を紹介します。しっかりと内容を理解し、自社ホームページの運用に役立ててください。

【目次】
1. Googleからの評価を向上させるSEO対策ガイド
a. ホームページの内部対策
b. テクニカルSEO
c. 検索意図に合わせたコンテンツの作成
d. 直帰率を減らす
e. 高品質なコンテンツの作成
f. 被リンクの獲得
g. コンテンツの構造化
2. SEO対策を実施してGoogleから高評価を受ける3つのメリット
a. 安定した集客基盤の構築
b. 販促活動費の削減
c. ブランドイメージの向上
3.今回のまとめ

Googleからの評価を向上させるSEO対策ガイド

ここでは、検索順位の上位に表示されているホームページが実施している代表的な施策を紹介します。

ホームページの内部対策

ホームページの内部対策は、Googleからの評価を向上させるための効果的な方法の一つで、ここでは代表的な内部対策を紹介します。
まず、タイトルタグの冒頭に狙うキーワード(検索クエリ)が記載されていることを確認しましょう。Googleは、タイトルタグに含まれる単語の中でも文頭側に記載される単語に重点を置き、その後に表示されるキーワードにはそれほど重点を置きません。
次に、コンテンツの文字数を4,000文字程度にしてください。ランダムなキーワードでGoogle検索を行った際、検索結果の1ページ目に表示されているページの平均的な文字数は4,000文字程度となっています。Googleは文字数が直接的に検索順位に影響を及ぼすことはないと明言していますが、統計的には文字数が多いホームページほど検索結果の上位に表示されています。
最後に、記事をリライトする際は、再検索キーワード(LSIキーワード)を本文に含めましょう。再検索キーワードとは、文字通りユーザーが御社のホームページを閲覧した後に再度検索したキーワードのことです。つまり、LSIキーワードには自社ホームページのコンテンツでは満足できなかったユーザーのニーズが表れており、このキーワードに合わせて記事をリライトすることで該当のテーマをよりカバーすることができます。なお、再検索キーワードは、「再検索キーワード調査ツール」を利用することで調査することができます。

テクニカルSEO

テクニカルSEOとは、自社のホームページにクローラーが訪れた時に、コンテンツ・情報を正しく収集してもらうための施策のことです。
まず、自社ホームページがモバイルデバイスに最適化されているか再確認しましょう。GoogleディベロッパーツールのLightHouseを利用することで確認することができます。LightHouseの使い方は、以下のコラムから確認することができます。

モバイルファーストインデックスへの移行完了と今後の対策について

次に、ホームページの表示速度を確認しましょう。ホームページの表示速度がGoogleからの評価の一つとなっていることは既にご存知の方が多く、この表示速度はGoogleが提供する「Page Speed Insight」を利用することで確認することができ、すべての要素が緑色で表示されていれば問題ありません。

検索意図に合わせたコンテンツの作成

Googleは、AIを利用したアルゴリズム「RankBrain」を利用し、ユーザーが入力したキーワードとホームページに記載されているコンテンツの関連度合いを判断しています。
このRankBrainは、ユーザーが入力したキーワードに適合したコンテンツを表示するという他のアルゴリズムとは異なり、キーワードとして入力されてはいないユーザーの潜在的な検索意図を理解することに秀でています。
Googleは、キーワードに最適化させただけのコンテンツよりも、ユーザーが本当に求めている情報がしっかりと記載されているコンテンツを検索結果の上位に表示します。そのため、コンテンツ作成の際は、キーワードのみにとらわれるのではなく、「ユーザーが何を求めているのか?」「不足しているコンテンツはないか?」という視点でコンテンツを何度も見返すことが大切です。

直帰率を減らす

ホームページの直帰率を改善することがSEO対策において有効か否かは賛否両論あるかと思いますし、実際に様々なホームページでこのテーマについて何度も論争が行われています。また、Googleは、ホームページの直帰率と検索順位の因果関係を明確ではないものの否定しています。
しかし、直帰率というのはホームページの離脱率と捉えることができ、ユーザーがコンテンツに満足していない明確なサインです。つまり、ユーザーが求めるコンテンツを検索結果の上位に表示したいというGoogleの意図から相反するものでもあります。
Googleが直帰率と検索順位の因果関係を否定する理由としては、この直帰率が人為的に簡単に操作することができることにあるからと考えられます。仮にGoogleがこの因果関係を認めてしまうと、例えば膨大な資産を有する企業が人海戦術的に競合他社のホームページへアクセス・離脱を繰り返し、直帰率を向上させることができてしまうからです。すると、潤沢な資金を有する企業のホームページのみが検索結果の上位を独占することとなり、Googleが望む「ユーザーが求めるコンテンツ」が表示される確率が大幅に低下してしまいます。
上記の理由から、現在はGoogleがこれらの因果関係を否定しているものの、今後Googleがこれに対策できるようになってしまえば、明確にGoogleアルゴリズムの中に直帰率が含まれることになろうかと思います。
また、直帰率を改善することは、対Googleにおいて大切なだけでなく、当然ながらユーザーをコンバージョンに繋げるという目的においても非常に大切な要素です。アクセス数はあるものの、なかなかコンバージョンに繋がらない企業は、ホームページの視認性や操作性、導線設計を見直して直帰率を改善することを検討することも大切です。

高品質なコンテンツの作成

これは言うまでも無いことかと思いますが、ホームページを検索結果の上位に表示させるためには、高品質なコンテンツの投稿が必要不可欠です。既に多くの方が理解しているかとは思いますが、どのようなコンテンツが「高品質なコンテンツ」と認識されるのでしょうか?
Googleが「高品質なコンテンツ」を定義していない以上、確実的なことは言えませんが、検索アルゴリズムの内容を鑑みると、「誰かに共有したくなるコンテンツ」はGoogleが評価するコンテンツの基準を満たしています。それでは、誰かに共有したくなるコンテンツの特徴を紹介します。

○データソースになる

データソースになるとは、調査やアンケート、分析結果のまとめのような引用されやすいコンテンツを作成することです。引用させることで被リンクを獲得することができ、Googleの評価を向上させることができます。

○長文コンテンツに注力する

前述の「ホームページの内部施策」で述べた内容と重複しますが、4000文字以上でコンテンツを執筆することが大切です。コンテンツ量が増えれば増えるほど、ユーザーが求めている情報を網羅的に記載することができ、統計的にユーザーに共有されている記事の多くは文字数が多い傾向にあります。

被リンクの獲得

前述の通り、高品質なコンテンツを作成することでユーザーに共有されやすくなり、ひいては被リンクの獲得に繋げることができます。しかし、コンテンツを公開してあとは祈るだけの受動的なアプローチでは、せっかく作成したコンテンツを最大限に活用することができているとは言えません。
ホームページの被リンクを増加させるためには、作成したコンテンツを積極的にプロモーションすることが大切です。例えば、自社で作成したコンテンツに被リンクを張ってくれそうなメディアサイトなどを洗い出し、そのホームページの運用担当者に個別でメールを送ってみるのも良いかもしれません。

コンテンツの構造化

ホームページは、Googleとユーザーの双方が閲覧するものです。読み手の立場になれば明らかですが、長文なコンテンツになるほど、情報が整理されていないことによる離脱率は高くなります。また、Googleにおいても、コンテンツが構造化されていないと、該当の文章が何に関連しているものか判断しづらくなり、正しい評価を受けることはできません。
正確で理解しやすい日本語表現で文章を執筆することが大切なことは言うまでも無いですが、見出しや箇条書きなど駆使してコンテンツを整理することが、Googleからの評価向上とコンバージョン数の増加において大切なことです。

SEO対策を実施してGoogleから高評価を受ける3つのメリット

前述に記載のSEO対策を実施することで、Googleとユーザーの双方にとって評価されるホームページへと改善することができます。
この項目では、前述に記載の様々な施策を実施するメリットを紹介しますので、SEO対策のメリットをあらためて理解しましょう。

安定した集客基盤の構築

Googleからの評価が向上すると、様々なキーワードで自社ホームページを検索結果の上位に表示させることができるようになります。すると、ユーザーの目に止まる機会が自然と増えるため、オーガニックトラフィック数(検索によるアクセス数)を増加させることができ、安定した集客基盤を構築することができます。

販促活動費の削減

上述のオーガニックトラフィックの獲得、つまりGoogleからの評価を向上させることは、一朝一夕で実現することができるものではなく、ある程度の労力が必要です。しかし、だからこそオーガニックトラフィックによる集客基盤を構築してしまえば、他社の追従を許すことなくWEB上における市場を独占し続けることができます。
一方、広告やチラシなどの販促活動は基本的に一過性のものが多く、その性質上、継続的にコストが発生してしまいます。そのため、WEB集客に取り組み始めた当初は、こうした販促活動を実施することも必要なケースが出てくるかと思いますが、少しずつでもGoogleからの評価を向上させることができれば、継続的に発生するコストを徐々に削減することができ、最終的にはこうしたコストパフォーマンスが悪い販促活動に割く費用をすべて削減することができます。

ブランドイメージの向上

Googleからの評価が向上し、自社ホームページが様々な検索キーワードで上位に表示されて会社やサービスの露出度が高くなると、次第にユーザーの中で「この会社やサービスは、この領域の専門家」と言うイメージが醸成されていきます。
人は、知らないものより知っているものに対して安心感を抱く性質を持っています。テレビCMなどはまさにこの心理を利用した販促手法で、何度もユーザーに対してアプローチすることでユーザーに安心感を抱かせ、アクセス数だけでなく、その後の購買活動のハードルを大幅に下げる、つまりコンバージョン数の増加を図ることができます。

今回のまとめ

今回の記事を読むことで、最新のSEO対策を理解することができたかと思います。Googleのアルゴリズムは年間で3000回以上の変更が加わっているものの、その基本軸はこれまで一度としてブレておらず、「ユーザーファーストな検索エンジンの実現」と一貫しています。
そのため、新たな情報に触れた方も多数いたかと思いますが、既に理解している内容が多数含まれていたことも事実かと思います。
今一度、Googleのアルゴリズムの本質を理解し、今後のホームページ運用に役立ててみてください。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

K.I.

前職では、設備メーカーで電気工事士として従事しながら、個人事業主のWEBコーダーとしてホームページ制作にも従事。株式会社オンカに入社後は、WEBコーダーとしての知見や、学生時代の留学で培った語学力を活かしたグローバルな情報収集力により、数々の顧客のWEBマーケティングに尽力している。

  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得

PAGE TOP