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ECサイトに導入しておきたいAPIの種類と特徴

2020
.12.14

新型コロナウイルスが蔓延する昨今、ECサイトがより一層注目を集めています。オンライン上で商品やサービスを売り買いできるECサイトは非常に便利ですが、ユーザーも運営側も不便に感じる側面があります。
このような問題の解決には、APIの導入がおすすめです。
今回はECサイトを運営する上で、導入しておきたい「SNSアカウントで会員登録することができるAPI」「決済を行うことができるAPI」「モールと連携できるAPI」をご紹介します。

【目次】
1.APIの基礎知識
2.ECサイトにおすすめのAPI
a. SNSアカウントで会員登録することができるAPI
b. 決済を行うことができるAPI
c. モールと連携できるAPI
3.今回のまとめ

APIの基礎知識

APIとは、Application Programming Interfaceの略で、機能の一部がWEB上に公開されているソフトウェアのことです。無料で使用できるものや月額料金を支払うものなど様々な種類のAPIがありますが、有名なAPIといえば、GoogleMAPが挙げられます。GoogleMAPのAPIは、指定のポイントにピンを刺したGoogleMAPをホームページ上に表示するもので、Googleの公式ホームページでAPIの利用申請を行うと利用することが可能です。その他にも、FacebookやTwitterの更新状況をホームページに反映するAPIなど、私たちが日々目にしているホームページには、様々なAPIが使われています。

ECサイトにおすすめのAPI

APIの種類は様々ですが、ここではECサイトに導入しておきたい便利なAPIをご紹介します。

SNSアカウントで会員登録を行うことができるAPI

ユーザーがECサイト上で買い物を行う際に手間になる会員登録を、既に利用しているSNSアカウント情報を流用することにより、個人情報の登録を簡単に行うことができるAPIです。TwitterやFacebook、Instagram、LINEなど、様々なSNSで同様のAPIが提供されています。SNSのアカウント情報のみで会員登録が可能になると、個人情報の入力に比べて警戒意識を下げることができる上、ユーザーが途中で商品の購入を諦めてしまう「カゴ落ち」を防ぐことができます。

決済を行うことができるAPI

ユーザーから取得したクレジットカード情報を決済代行会社へ送信することによって、決済手続きを行うことができるAPIです。
銀行振込やコンビニ振込、郵便振替、代金引換の場合、ユーザーが商品を購入してから支払いまでに数時間から数日の期間を要します。一方、クレジットカードや電子マネー、ウォレット決済などオンラインで決済可能なAPIは、購入から支払いまでをECサイト内で完結することができるため、多くのECサイトで利用されています。
オンライン決済は、購入直後に支払いが可能な上、ユーザーの振り込み忘れやユーザー不在による代金引換手続きを行うことができないなどのトラブルを防ぐことができます。

モールと連携できるAPI

自社ECサイトだけでなく、楽天やAmazonにも出店している場合に、在庫状況や顧客情報を連携することができるAPIです。
各店舗の在庫を別々で管理している場合、ECサイトには在庫があったにもかかわらず楽天では欠品状態だったために売り逃す、ということが起こりえます。また、顧客情報を別々で管理している場合は、複数の媒体で商品を購入した顧客の情報が二重で登録されてしまいます。
モールと連携できるAPIは、在庫状況や顧客情報を連携することによって、売り逃しや顧客情報の重複を防ぐことができる上、管理を行う人件費も抑えることができます。

今回のまとめ

ECサイトを出店する際には、効率的に運営できるようAPIの活用は必須と言えます。今回紹介したAPI以外にも、実店舗の顧客のポイント獲得状況や購入履歴を管理できるものなど、様々なものが提供されているので、ぜひ自社の事業に合ったAPIを装着し、効率的なECサイト運用を目指しましょう。

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