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自社ホームページの適切なアクセス数(訪問者数)を把握しましょう

2017
.12.21


企業ホームページの解析において、アクセス数を気にしているWEB担当の方をよく見かけます。「うちのホームページ、アクセス数が少ないんです。」とおっしゃるのですが、何を以って「少ない」と判断しているのでしょう。アクセス数を上げなければならないと問題意識をお持ちの企業は多いのですが、自社のホームページにおける適切なアクセス数を把握できている企業は、ほとんど無いように感じます。
そこで今回は、企業のWEB担当者が、自社ホームページの適切なアクセス数を把握するための方法をお伝えして行きます。

適切なアクセス数は目標のコンバージョンから算出

冒頭でもお伝えしたとおり、ホームページのアクセス数が少ないと言う企業のほとんどが、その根拠を答えられません。「月に5,000くらいはほしい」「他社は8,000くらいあるみたい」と大まかな数値感しかない企業がほとんどです。
しかし、このような他社との単純な比較などでは、その前提条件や収益体制が異なるため、大して参考になりません。自社ホームページの適切なアクセス数を把握するためには、目標とするコンバージョンから、自社独自の目標アクセス数を導き出す必要があります。
一般的に、コンバージョン率は1%前後となる企業が多いため、目標とするアクセス数は「目標コンバージョン数×100」という計算式で算出します。つまり、月に10件お問い合わせがほしい場合は、その100倍である1,000アクセスが適正なアクセス数となります。

アクセス数が集まるだけの検索ボリュームがあるかも確認

この目標アクセス数が明確化すると、その数値の実現に向けてがむしゃらに突っ走る企業がたくさんあります。しかし、その前に調べておかなければならない要素として、検索ボリュームがあります。
Internet Marketing Ninjas社の調査によると、検索エンジンの1位に表示されているホームページがユーザーにクリックされる確率は、約21%です。これが5位になると、約4%に下がります。つまり、検索順位が1位のホームページが1,000アクセスを獲得するためには、そのキーワードが検索されている回数が5,000以上なければ、どれだけ頑張っても無意味な市場ということです。
アクセス数を増やす!という意気込みも大切ですが、その前に、そこが実現可能性のある市場なのかをしっかりと見極めておくことが重要です。

今回のまとめ

アクセス数の増加は、ほとんどの企業が抱える経営課題であり、当たり前のようにこの数値を追いかけています。しかし、ただ増やせば良いというものではなく、「どれくらい増やせば良いのか」「本当に増える見込みのある市場か」ということを踏まえて、今一度考えて見ることが大切です。目標や可能性を明確化していかなければ、WEB担当者も仕事がつまらなくなってしまいますからね。

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