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ホームページ集客では「商品を買うメリット」を打ち出してはいけない

2017
.12.30


世の中の企業が持つほとんどのホームページでは、自社や商品について色々な書き方がなされていますが、最終的な落とし所は「商品を買うメリット」を伝えています。セールスのためのホームページですから、当然のことと言えば当然です。
しかし、行動心理学の観点から見ると、商品を買うことのメリットを伝えるのではなく、もっと別の表現を活用した方が、ユーザーの購買率が高まると言われています。
今回は、そんなホームページ集客において、「商品を買うメリット」を打ち出しさずにユーザーに購買行動を起こさせる方法についてお伝えしていきます。

ほとんどの企業が「いかに得か」を伝えている

冒頭でもお伝えしたとおり、ほとんどのホームページにおいて、その商品を買うメリットを伝えています。これは、「業界最安値」「自社の強み」など、ユーザーに対して「ここで買うと得かな」と感じさせる戦略です。つまり、自社の商品は他社の商品と比べて、これだけお得ですよという情報を伝えているのです。
この方法は、もはや当たり前の戦略であり、他社よりいかにお得で優れているかをPRすることは、極めて自然なことです。

人間は損失回避の方が行動を起こしやすい

しかし、行動心理学の観点から言うと、この「お得さ」をPRすることはあまり得策とは言えないのかもしれません。
人間は、何かの行動を起こそうか迷っているときは、「得を求める」よりも「損を避ける」ときの方が、行動に移りやすいと言われています。つまり、損失回避の方が、行動の後押しとしての効果が高いと言うことです。
例えば、ホームページの中で「今なら30%オフ」と謳うよりも、「明日から通常価格に戻ります」と伝えた方が、ユーザーの心の中では「今買わなければ」という損失回避の心理が働きます。他にも、「1万人に選ばれた」という表現よりも、「買っていないのはあなただけかも」という方が効果的なメッセージとなります。

今回のまとめ

このように、人間の心理を逆手にとったメッセージも、ホームページの中には必要なのかもしれません。来年は、今まで当たり前のように使ってきたPRメッセージを、見直す機会にしてみてください。
あまり多用しすぎると、ネガティブなイメージを与えてしまうため、ここぞというときに一つ挟んで見るのも面白いかもしれませんね。

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