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ホームページを最適化させるキーワードの数は数百・数千単位で考えましょう
2021
.03.17
ホームページを制作する前に、「どんなキーワードを狙うのですか?」と聞かれることがあります。また、「うちは検索結果で上位表示されるのに問い合わせが少ない」と悩みをお聞かせいただくことがあります。
これらの質問をする背景には、ホームページは数個のキーワードに最適化するものという思い込みがあるのではないでしょうか?本来、ホームページはもっと大量のキーワードを狙って制作しなければなりません。
今回は、ホームページを最適化させるキーワードの数を、数百・数千単位で考えるべき理由をお伝えします。
ホームページは特定のキーワードで上位表示を獲得しても集客できない
制作会社がホームページを制作する際、「〇〇と△△というキーワードに最適化させます」と提案している光景をよく目にします。これだけを聞くと、しっかりと対策してくれていそうに見えますが、実際、これではキーワードの数が全く足りません。
例えば、「名古屋 カフェ」というキーワードで1位を獲得できたとしても、実際のユーザーは「名古屋 オムライス」「栄駅 カフェ」「近くのパンケーキ」など、色々なキーワードで検索しています。「名古屋 カフェ」で上位に表示されていれば、それだけで集客できそうな気がしますが、現実はそう甘くはありません。
ユーザーが調べるであろうあらゆるキーワードで上位表示を獲得しなければ、希望どおりの集客は絶対に実現しません。
数百・数千単位のキーワードで上位表示を狙いましょう
上述のとおり、ホームページのマーケティングは、特定のキーワードだけ上位表示を獲得しても足りず、必ず複数のキーワードを狙っていく必要があります。
ここでいう複数とは、10個20個ではなく、2,000個・3,000個という単位のものです。先程のカフェの例でも「名古屋 パフェ」「名古屋駅 ランチ」「名駅 コーヒー」など、挙げればキリがないくらい無限にあるはずです。
ホームページを制作する際は、「どんなキーワードに最適化しますか?」という質問ではなく、「どれくらいのキーワードに最適化しますか?」という質問を制作会社に投げかけてみてください。そして、少ない答えが返ってきた場合は、それで本当に集客できるのかを問いかけ、将来の数値シミュレーションまで出してもらうことをお勧めします。
今回のまとめ
ホームページ制作会社の中には、上位表示を達成することが目的になっている会社が多々あります。「うちのクライアントは「名古屋 カフェ」というキーワードで1位になった」と言いたいだけだと思います。
しかし、本当に大切なのは1位を獲得したという実績ではなく、どれだけ問い合わせ件数を増やせたのかという視点です。順位を上げるのではなく、しっかりとアクセス数を伸ばして、コンバージョンに繋げることができる施策を提案してくれる制作会社を選びましょう。