名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

MARKETING

ホームページ制作会社にサーバー管理を依頼するデメリットとは

2021
.03.14

ホームページ制作の中で「サーバーの管理をしてもらえませんか?」と聞かれることが度々あります。おそらく、サーバーのことがよくわからないので、専門家に任せた方が安心という心理からだと思いますが、これは実はとても危険なことなんです。
今回は、そんなホームページ制作会社にサーバー管理を依頼するデメリットをお伝えします。

サーバーを管理してもらうとはどういうことか

サーバーを管理するという言葉がよく使われていますが、そもそもどういう意味でしょうか?
独自に開発したサーバーやインフラ環境であればわかるのですが、一般的なレンタルサーバーに管理するという概念はありません。レンタルサーバーは、申し込んで利用料を支払い、発行されるIDとPWを保管しておけばそれで十分です。そのため、「サーバー管理」という難しそうな言い回しがされていますが、ほとんど何もしていないのが実態です。
それでは、なぜホームページの制作会社はサーバー管理をしたがるのでしょうか?それは、サーバー管理というと何やら難しそうな印象を与え、そこからたとえ毎月5000円でも継続的にお金が取れるからです。
本来は、ホームページの所有者が自分でレンタルサーバーを申し込んで、クレジットカードやコンビニ払いなどでお金を支払い、発行されるIDとPWさえ覚えておけば、それだけで立派なサーバー管理なのです。

そもそもサーバーを転貸することは禁止されている

そもそも、レンタルサーバーを貸し出しているホスティング会社(レジストラ)の多くは、サーバーの転貸を禁止しています。そのため、ホームページ制作会社がレンタルサーバーを契約して、クライアントに使わせることは規約違反です。
もしこの実態がバレれば、ホームページそのものが使えなくなったり、データが削除されてしまいます。
ホームページ制作会社にサーバー管理をお願いし、制作会社が引き受けたとすれば、その時点で違反行為に該当するため、いつホームページが削除されてもおかしくないということを理解しておきましょう。

情報漏洩や将来の作り替え時にリスクがある

また、レンタルサーバーは契約名義人に権利があり、サーバー内の情報を自由に見ることができます。そのため、サーバー内部にあるデータベースの情報やメールの内容なども見れてしまうため、企業秘密や個人情報の流出リスクがあります。サーバーをホームページ制作会社に任せるということは、その会社に会社の情報やメールの履歴などを全て見せているということにつながります。
また、契約名義人がホームページ制作会社にあるということは、将来的に違う制作会社でホームページを制作し直すことになった際、サーバーを管理している制作会社が嫌がらせで「サーバー情報は渡しません」と拒むことができてしまいます。そうなると、ホームページを作り直すこともできませんし、ドメイン契約も管理されている場合は新しく取得し直さなくてはならなくなるため、これまで使用していたものが全て使えなくなってしまいます。
サーバー管理を任せるということは、全ての権限をその制作会社に与えることとなり、機密情報やホームページの所有権まで全て握られているということなのです

今回のまとめ

今回ご紹介したリスクを理解せず、安易にサーバー管理を外部に任せている会社が多いように感じますが、本来は非常に怖いことだということを覚えておいてください。弊社では、どれだけ頼まれても、サーバー管理は受け付けておりませんし、そのリスクをしっかりと説明し、弊社がサポートしながらでもお客様ご自身に管理いただいています。
サーバーの仕組みなどは一度理解してしまえばそれほど難しいものではありませんので、少し頑張って覚えておきましょう。きっと将来、あのときしっかりとサーバーに向き合っておいて良かったと思える日が来るはずです。

PAGE TOP