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ビジネスマンがMac Bookを水没させたときにとるべき対処法
2021
.04.22
最近は、多くのビジネスマンがMac Bookを使い始め、Windows端末に戻れなくなったユーザーも多いと思います。特に、IT業界やクリエイティブ業界のMac利用率は、非常に高いのではないでしょうか。(むしろほとんどがMacと言っても過言ではありません。)
しかし、Macの最大の欠点は水分に弱いということ。なぜかiPhoneは防水仕様が当たり前になっているのに、Mac Bookは水没すると一発でアウトです。
今回は、そんな水分に弱いMac Bookを水没させたビジネスマンが、真っ先にとるべき行動と対処法をお伝えします。
【目次】
1.Mac Bookを水没させたときの対処法4ステップ
a.すぐに水を拭き取って電源を切る
b.キーボード面を下に向けて乾かす
c.デスクトップやアプリケーションのデータ避難
d.Apple StoreまたはPC修理店での修理
2.通常どおり動くようになっても買い換えた方がベター
3.重要なデータはクラウドにアップしておきましょう
4.今回のまとめ
Mac Bookを水没させたときの対処法4ステップ
Mac Bookを水没させたとき、頭の中は真っ白になり、パニックになりますが落ち着きましょう。Mac Book本体は買い換えれば済む話ですが、誤った対応で中のデータが破損してしまってはどうしようもありません。
ここでご紹介する4ステップに従って、迅速に正しい対応を心がけてください。
すぐに水を拭き取って電源を切る
まずは、Mac Bookに付着した水分を拭き取り、水分が中の基盤に入り込んでいる可能性を確認しましょう。特に、キーボードのボタン部分やディスプレイの側面、ディスプレイとキーボードの接合部などから水分が侵入することが多いため、これらの部分から水分が入り込んでいないかを確認しましょう。
また、この際に必ずMac Bookの電源を切り、充電ケーブルも抜いておきましょう。Mac Bookは、水分そのもので壊れることもありますが、濡れた状態で基盤に通電してショートを起こすことで壊れることの方が多いと言われています。濡れた状態で通電することがないよう、すぐに電源を切り、充電ケーブルを抜きましょう。
キーボード面を下に向けて乾かす
次に、Mac Bookを開いてディスプレイとキーボード側を伏せて置きましょう。Mac Bookの基盤はキーボードの下に配置されているため、うつ伏せ状態にして基盤に水分が浸透しないようにします。
この際、バスタオルなどの上にうつ伏せ状態でMac Bookを置いておくことで、より乾きやすくなります。
なお、このときにドライヤーを使って乾かす方がいますが、Mac Bookのような精密機器は熱に弱く、また外から風を送ったくらいでは乾きません。必ず、自然乾燥で乾かすようにしてください。
デスクトップやアプリケーションのデータ避難
Mac Bookを一晩〜数日乾かした後、電源を入れてみて、無事に立ち上がればひとまず安心です。ただし、それが最後の灯火で、すぐに壊れてしまうことも少ないので、取り急ぎデータだけ避難させましょう。まずはクラウドや外付けのHDDなどに避難させ、いつ壊れても良い状態にしましょう。
なお、乾かしても電源が入らない場合は、もう少し様子を見るか、次の工程に進みます。
Apple StoreまたはPC修理店での修理
水没したMac Bookは、そのまま使い続けるのではなく、必ずApple Storeに持っていきましょう。水分の侵食が余程ひどくなければ、数日預けることで、壊れた基盤などを取り替えて直してくれます。(中のデータもそのまま残存していることも多分にあります。)
なお、街のPC修理店に持っていくこともできますが、そこでMac Bookを分解してしまうと、Apple Storeでの修理を請け負ってくれなくなることがあります。そのため、まずはApple Storeで修理して、それでもダメな場合に街のPC修理店に持っていくことをお勧めします。
通常どおり動くようになっても買い換えた方がベター
多くのケースでは、上記の手順で復旧すると思います。水分の侵食がそれほどひどくない場合は、従来と同じように使用できるため安心しがちですが、Mac Bookの基盤は、確実に痛んでいます。Apple Storeで修理してもらった場合はまだ安心できますが、それでも数日〜数ヶ月後に不具合が出ることも少なくありません。
家庭用であれば問題ありませんが、ビジネス利用している方は、データ消失のリスクをヘッジするためにも、買い替えておくことをお勧めします。
なお、Mac Bookの破損は損害保険(クレジットカードの付帯保険や家財保険)が適用できることもありますので、加入している保険会社やクレジットカード会社に連絡してみましょう。
重要なデータはクラウドにアップしておきましょう
Mac Bookの水没は、誰でも一度はやってしまうミスであり、今後もまた繰り返す可能性があります。そのため、今回の水没を良い教訓として、次の水没に備えて対策しておきましょう。
対策といっても、データをクラウドサービスにアップしておくだけです。外付けHDDに保存しても良いのですが、こまめにバックアップする手間を考えると、DropboxやiCloudなどにアップしておく方が格段に便利です。
今回のまとめ
仕事で使用しているMack Bookが水没するとパニックになりがちですが、正しい対処を行うことで、本体も中のデータも復旧することができる場合があります。まずは焦らず、必要な対処を行いましょう。
なお、本記事に書かれている内容は、あくまでも弊社の見解や実体験に基づくものであり、内容の完全性を保証するものではありません。Mac Bookが水没した場合は、必ずメーカーや販売店に確認するようにしてください。