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AI(人工知能)は今後どのように発達していくのか?

2021
.05.31

テクノロジーの進化に伴ってAI(人工知能)という言葉を耳にする機会も多くなり、私たちの暮らしにもたくさんのAIが関与するようになりました。AIは人間の暮らしを便利にしてくれる反面、映画ターミネーターの世界のように、少し怖い末路となる可能性も懸念されています。
そこで今回は、そんなAIが今後どのようにはタツして進化していくのかを考えてみたいと思います。

AIの発達は人間の進化の10万倍早い!?

AIという言葉は最近生まれたもののように思われますが、実はとても古くからある言葉なのです。1956年にアメリカのダートマスで開催された「ダートマス会議」において、人間のように考えて行動する機会のことを人工知能(AI)と定義しました。
65年前にAIというものが誕生して以来、約半世紀の間に様々な進化を遂げ、当初は非常にシンプルなシステムだったものが人間の知能と同じかそれ以上の数値を叩き出すまでに成長しました。(総合的に見ればまだまだ人間の知能には及びませんが、将棋や囲碁では人間を負かすこともあり、決められたルールの中であれば人間の知能を超えたパフォーマンスを発揮することがあります。)
私たち人間が誕生したのが約700万年前で、そこからゆっくりと進化を遂げてきたことを考えると、人工知能はその10万倍のスピードで成長していると言っても過言ではありません。

AIのレベルは3段階中の2段階目に突入している

AIには、大きく分けて「AnI」「AgI」「AsI」という3つのステージに区分することができます。
まず最初にAnIは、Artificial narrow Intelligenceの略であり、決められたプログラムの中で動く狭い範囲のAIのことです。例えば、iPhoneのSiriなどがそれにあたり、あらかじめプログラムされた情報の中から状況に応じて情報を選択してアウトプットする機能のことです。
次にAgIは、Artificial general Intelligenceの略であり、自分で考えながら情報を生み出して行動することができるAIで、これが完璧にできれば人間の知能と同じように学習しながら新たな情報を生み出していくことができます。現在のAIは、狭い範囲内であれば自分で考えて答えを生み出すことができるため、このAgIの途中まで差し掛かっている状態です。
最後にAsIは、artificial super Intelligenceの略で、人間の知能を超えたあらゆることを自動でどんどん処理していく状態のAIです。ここまでいくと人間には手がつけられず、天候や人間の行動までも全てAIが操ってコントロールしていく社会が到来すると言われています。

2045年にはAIが人間の知能を超える

上述の通り、AIは現在3段階中2段階目の途中まで成長しており、2045年には人間の知能と同等のAgIの段階まで到達すると言われています。人間と同等とは言っても、人間よりもより効率的に、かつ睡眠や休憩なくどんどん学習することができるため、実際は人間よりもはるかに早いスピードで情報をインプットしていくことができます。
また、人間にはできなかったこともAIの力でどんどん実現できるようになります。人間の脳の電気信号をもとに思考を読み取ることで、頭で思い描くだけで買い物ができたり、異常な欲求を読み取って犯罪を未然に防いだり、天候や自然災害を100%予知したりと、まるで神の領域に辿り着きます。
このような時代が必ず来るというわけではありませんが、2045年ごろには、技術的に実現可能となる可能性が高く、あとはモラルやルールでどう線引きをするのか次第になっていくと思います。

今回のまとめ

AIは、すでに私たちの生活にもたくさん取り入れられ始めていますが、まだまだ発展途上であり、あと20年余りでとても便利かつ恐ろしいものになっていきます。一度人工知能が暴走すると、人間では手がつけられなくなる可能性もあり、どこまで開発を進め、どこで止めるのかが今後の重要な焦点となるかもしれません。

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