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提案時にホームページのデザインをお見せすることができない理由

2021
.11.06

提案時にホームページのデザインをお見せすることができない理由

ホームページ制作を考えている場合、制作会社にお問い合わせを行い、その後、対面やオンラインミーティングなどで提案を受けて発注か否かご判断されると思います。提案の方法は各社バラバラで、トップページのデザインを持ってくる制作会社もあれば、会社説明だけで終わる制作会社もあると思います。
お客様からすれば、やはり提案の段階からデザインを見て決めたいと思うのは当然ですし、気持ちはわかるのですが、弊社ではご提案時にデザインをお見せすることはしていません。今回は、弊社がこのように考える理由をお伝えします。

ホームページのデザイン制作には入念な調査・企画が必要

そもそも、ホームページにおけるデザインは、ユーザーに視覚的な訴求を行う最も重要な工程と言っても過言ではなく、公開後のコンバージョン率に大きく影響します。
そのため、私たちも制作工程の中で最も気を使い、念入りに企画・調査を重ねながら制作していきます。場合によっては、お客様のお客様(ホームページを閲覧するユーザー)にアンケートをとってみたり、いくつかのプロトタイプを作って比較検証してみたりと、多くの調査を経て一つのデザインが出来上がります。
そのため、数日で完成するようなものではなく、数週間という日数と手間をかけて、ようやくトップページのデザインが完成するのです。

なぜ会ったこともない会社のデザインを作ることができるのか?

制作会社によっては、初回の提案時にトップページのデザインを見せる会社が結構います。「今回のホームページはこのようなデザインで考えています」とおしゃれ(に見える)デザインを出せば、お客様はワクワクすると思いますし、契約も取りやすくなると思います。
しかし、電話やメールで数回やり取りしただけの会社のホームページデザインを、どうして「これがベストなデザインです」と提案できるのでしょうか?本来は、お客様のことを深く理解して、社風やスタッフの人柄、目指す姿、狙うべき数値目標などを加味した上で、総合的にデザインテイストを導き出していかなければなりません。5〜10週間ほどかけてしっかりとお客様のことを理解した上で、ようやくデザインのイメージや方向性が見えてくるものだと思います。
おそらく、初回提案時にデザイン案を提案できる制作会社は、テンプレートで制作しているか、過去にボツになったデザインを再利用して活用しているのではないでしょうか?もしくは、深く考えずにシンプルに格好良いと感じるデザインを制作しているだけではないでしょうか?

デザインの品質は制作実績で判断し、提案時は会社の質を見る

お客様の立場に立って考えると、自社のホームページがどんなデザインになるのか不安だと思いますし、デザイン案をみたいという気持ちもよくわかります。しかし、例え暫定的なデザイン案だったとしても、初回からデザインを持ってくる制作会社は良い会社ではないと思います。
そのため、制作会社のデザインスキルやセンスは制作実績などで判断し、提案の中では会社の質や考え方、作り方などを見極めることに徹することをお勧めします。
ホームページ制作は、デザインのようなわかりやすく目に見えるものよりも、裏側の見えない部分の要素の方が圧倒的に多いですし、そちらの方が集客に与える影響は多大です。目の前のデザインだけに惑わされずに、制作会社の本質を見抜いて判断してみてください。

今回のまとめ

ホームページ制作は、当然ですがオーダーメイドでなければなりません。お客様のことや周囲の環境をしっかりと理解して、その中から最適解を導き出して提案するのが制作会社の仕事です。その工程をサボって、制作会社側で勝手に考えたものを初回から提案していては、それはただのエゴですし、既製品の販売です。
デザインを見たいという気持ちはよくわかりますが、デザインよりももっと大切な部分に目を向けて、制作会社の本質を見極めてください。

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