名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

MARKETING

ホームページの検索順位に影響するBERTアップデートを簡単に説明します

2022
.03.24

ホームページの検索順位に影響するBERTアップデートを簡単に説明します

2019年12月にBERTアップデートと呼ばれるアップデートが実施されました。BERTとは、Googleが開発した言語処理技術のことで、この技術を検索アルゴリズムに取り入れたアップデートのことをBERTアップデートと呼びます。
BERTアップデートの情報は、インターネット上に溢れていますが、専門的で理解しづらい記事が散見されるため、BERTアップデートの存在は知っていても内容を理解している方は少ないかと思います。
そこで今回は、専門知識を知らない方でも分かるようBERTアップデートの概要を説明します。

ホームページの検索順位が変動するBERTアップデートとは

冒頭でお伝えしたとおり、BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)とは、2018年10月にGoogleが発表した言語処理技術のことで、これまでの言語処理技術と比較して文章のニュアンスや文脈を理解する能力に優れています。
この言語処理技術を検索アルゴリズムに取り入れたアップデートのことをBERTアップデートと呼び、2019年10月25日にアメリカの英語検索にのみ実施され、その後、2019年12月10日に日本語を含む70言語以上の検索で実施されました。
BERTアップデートの実施前は、ユーザーが検索窓に入力した「誰かのために薬局で薬を受け取れますか?」という長文のクエリに対し、「処方箋の受け取り方法」に関するホームページが検索結果上に表示されていました。
BERTアップデートの実施後は、「友人や家族の代わりに処方箋を受け取る方法」に関するホームページが表示されるようになり、ユーザーの検索クエリと関連性が高いホームページが検索結果の上位に表示されやすくなりました。
なお、このBERTアップデートは、ユーザーが行う検索の10分の1程度の頻度で影響するもので、すべての検索結果に影響を及ぼすわけではありません。

BERTアップデートによりユーザーファーストなホームページ運営がより重要になりました

Googleは、ユーザーファーストをポリシーとして日々、検索アルゴリズムを改善し続けており、このBERTアップデートも利便性が高い検索エンジンをユーザーに提供するための取り組みの一つです。
BERTアップデートが実施されたことで、ホームページの検索順位が変動しましたが、これはあくまでも検索クエリと関連性が高いホームページが上位に表示されるようになっただけで、Googleからの評価が低下・上昇したことを意味する訳ではありません。
SEO対策を行う上で、競合調査やキーワード選定などを行うことはもちろん大切ですが、Googleが検索結果の上位に表示したいのは、ユーザーの検索意図に合ったホームページであり、この方針はこれからも変わることはないと考えられます。
「ユーザーに焦点を絞れば他のものはみな後からついてくる。」とGoogleが掲げる10の事実に記載されているとおり、継続的に検索結果の上位に表示させるためには、ユーザーを第一に考えたホームページ運用が必要不可欠ということです。

今回のまとめ

今回のブログを読むことで、BERTアップデートの概要を理解することができたかと思います。
BERTアップデートが実施されたことで、検索エンジンの利便性が向上し、Googleは、今後もユーザーを第一に考えて検索アルゴリズムに改良を加え続けていくと考えられます。
そのため、ホームページを検索結果の上位に表示し続けるためには、Googleのポリシー「ユーザーファースト」を念頭に置いてホームページを運用することが必要不可欠です。

PAGE TOP