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WEBマーケティングを行う上で知っておきたいSEO対策とMEO対策の違い
2022
.05.06
WEBマーケティングを行う上では、検索エンジンや地図検索エンジンにおいて、自社の情報を上位表示させることが重要です。ビジネスモデルに合わせてSEO対策とMEO対策を行うことにより、自社をより多くのユーザーにアピールすることができます。
そこで今回は、WEBマーケティングを行う上で知っておきたいSEO対策とMEO対策の違いついてお伝えします。
【目次】
1.検索エンジンに最適化するSEO対策
2.地図検索エンジンに最適化するMEO対策
3.SEO対策とMEO対策の違い
4.今回のまとめ
検索エンジンに最適化するSEO対策
SEO対策とは、Search Engine Optimizationの略で、Googleの検索エンジンからの検索において特定の検索キーワードに最適化し、ホームページを検索結果に上位表示するために行う対策を指します。ホームページ上のコードやキーワードの入れ方を工夫してホームページ制作を行うことはもちろん、ブログなどの運用をとおして継続的に対策する必要があります。
業者にホームページ制作や運用を依頼する場合は、費用が発生しますが、SEO対策を行うことにより広告に莫大な費用をかけることなく集客力の向上が見込めます。SEO対策は、ホームページからの集客を目指してホームページ制作・運用を行う上で切り離せないものです。
地図検索エンジンに最適化するMEO対策
MEO対策とは、Map Engine Optimizationの略で、Google Mapなどの地図検索エンジンにおいて特定の検索キーワードに最適化し、マップ上の検索結果に自社の情報を上位表示するために行う対策を指します。Googleビジネスプロフィール(旧称はGoogleマイビジネス)を作成して営業時間などの基本情報や写真などを投稿することにより、お店やサービスの魅力を伝えることができます。
店舗を検索するユーザーは、Mapから直接検索することも多いため、店舗を持つ企業は、MEO対策を行うことが必要不可欠です。
Googleビジネスプロフィールで掲載される内容
Googleビジネスプロフィールは、ユーザーが見たい情報に最短で辿り着けるよう、シンプルなデザインで項目も限られています。ホームページと異なって自由なデザインで情報を掲載することはできませんが、比較的簡単に作ることができます。
また、ユーザーからのクチコミが投稿されることも特徴の一つです。クチコミは、ユーザーからの正直な意見が表示されるため、良いクチコミが多く投稿されているとユーザーからの来店に繋がりやすくなります。
■所在地
■営業時間
■最新情報(特典情報、新商品情報、イベント情報など)
■クチコミ
■メニュー
■写真
■情報
■電話
■チャット
■経路案内
■ウェブサイト
■宅配対応可などのオプション など
関連サイト:Googleビジネスプロフィール
SEO対策とMEO対策の違い
SEO対策は、Googleなどの検索エンジンでホームページを上位表示させるための対策を指し、例えばオンラインショップやポータルサイトなど全国対応したい場合も最適化可能です。一方、MEO対策は、Google Mapなどの地図検索エンジンでGoogleビジネスプロフィールを上位表示させるための対策を指し、特定の地域に特化した対策であるという違いがあります。(そのため、MEO対策は「ローカルSEO」とも言われます。)
また、SEO対策は、運用次第で複数のキーワードに最適化することができ、購買意欲の高いユーザーからのアクセス数向上が見込めます。さらに特定の地域に最適化すれば、その地域で検索された際に上位表示されるなど、対策次第で様々な効果が期待できますが、しっかり効果を出すためには技術や知識が必要となります。
一方、MEO対策は、ブラウザで検索した際にホームページよりも上位に表示されるため、よりユーザーの目につきやすく、行うことができる対策も限られているため比較的簡単に始めることができます。しかし、特定の地域でGoogleビジネスプロフィールを上位表示することに特化しているため、検索される場所によってはそもそも検索結果に表示されないというデメリットがあります。
今回のまとめ
上述したとおり、SEO対策は検索エンジンにホームページを上位表示するための対策を指し、MEO対策は地図検索エンジンにGoogleビジネスプロフィールを上位表示するための対策を指します。
SEO対策は幅広いキーワードに全国対応できるという強みがありますが、技術や知識が必要です。一方、MEO対策は、特定の地域に絞って上位表示を狙う対策のため、検索される場所に順位が依存しますが、SEO対策よりも気軽に始めることができるというメリットがあります。
店舗型のサービスを展開している企業は、どちらか一方を活用するというよりは、どちらも正しく活用してWEBマーケティングを行うことが大切です。