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医療・金融・法律等の業種がホームページ制作で気を付けるべきYMYLとは
2022
.09.06

WEBマーケティングの一環としてホームページ制作を行う上では、SEO対策を行ってホームページを検索結果の上位に表示させることが必要不可欠です。どのような業界においても「ユーザーのためになる」という視点でホームページのコンテンツ制作を行うことがSEO対策の大前提ですが、医療機関・金融機関・法律関係・公共機関のホームページやオンラインショップなど特定のホームページは、特に厳しい品質の基準が設けられています。
そこで今回は、医療機関・金融機関・法律関係のホームページ制作を行う上で気をつけるべき「YMYL」についてお伝えします。
【目次】
1.YMYLはGoogleが定めるホームページの品質評価ガイドラインの一つ
a. YMYLに当てはまるジャンルの例
2. YMYLを意識したホームページのコンテンツ作りとは
3.今回のまとめ
YMYLはGoogleが定めるホームページの品質評価ガイドラインの一つ
YMYLとは、「Your Money Your Life」の略で、人々の健康やお金、生活に関わる業種におけるGoogleの品質評価ガイドラインの一項目を指します。医療機関・金融機関・法律関係・公共機関のホームページやオンラインショップなどにおいては、人々の身体的・経済的な安全に影響を及ぼすと考えられることから、掲載している情報に信憑性と新鮮さが特に求められます。
例えば、誤った薬の飲み方を掲載したページが上位表示された結果、ユーザーの命に関わる事態に陥ってしまうようなことを避けるためにこのような品質評価ガイドラインが設けられたと考えられています。
YMYLに当てはまるジャンルの例
【ニュース・時事問題】国際問題などの時事問題・政治・科学・テクノロジーに関するコンテンツ
【公共サービス・法律など】選挙・政府・公共サービス・社会福祉・法律に関するコンテンツ
【金融】保険・投資・税金などのコンテンツ
【健康・安全】医療・薬・病院関連などのコンテンツ
【ショッピング】オンラインで商品の購入を行うオンラインショップ
【人のグループ】人種・宗教・性別などに関するコンテンツ
【その他】進学や就職、健康など人生の局面に関するコンテンツ
YMYLを意識したホームページのコンテンツ作りとは
YMYLを意識してコンテンツを制作する際は、その時の最新情報を正しく掲載することを大前提とし、情報の出典を明記するとより良いでしょう。例えば、学会や各省庁などの専門機関が発表している情報を参考の外部リンクとして掲載することにより、信憑性や安全性の裏付けになります。
また、コンテンツの最後などに作成者の名前や連絡先を掲載すると責任の所在が明らかになり、SEO効果を高めることに繋がります。
さらに、YMYLの業種に属している場合は、ホームページのコンテンツを定期的に見直すことも大切です。掲載している内容が古くなってしまうとそのページやホームページ全体の評価を落として検索順位が下がるおそれがあるため、最新の状態に修正するよう心がけてください。
今回のまとめ
今回は、医療機関・金融機関・法律関係・公共機関のホームページやオンラインショップなど特定のホームページが考慮すべきYMYLについてお伝えしました。健康やお金、生活に関わる内容を掲載する際は、特に厳しい品質の基準が設けられているため、信憑性を確かめながらコンテンツ制作を行うことが大切です。