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WEBデザイン初心者がやりがちなNGデザイン5選
2023
.01.10
フリーランスやリモートワーク等の自由な働き方が可能なWEBデザイナーは、主婦や会社員の副業としても人気を集めています。そのため、近年ではWEBデザインを独学で勉強し、実務経験のない初心者がWEBデザイナーと名乗り、低品質のホームページを制作している場面も見受けられます。しかし、お客様からお金を頂いているのであれば、一定以上のデザイン力は備えておくべきです。
今回は、WEBデザインの初心者がやりがちなNGデザインをご紹介します。
#000000の黒色
ホームページ内で使用する本文等のテキストは、基本的に黒色が使用されています。しかし、プロのWEBデザイナーは#000000の黒色を使用することはほとんどありません。パキッとさせるためにあえて#000000を使用することも稀にありますが、基本的には他の使用カラーと馴染ませるためにホームページの配色に合わせて黒っぽく見える色が使用されています。暖色系のホームページでは焦茶色に近い色を、寒色系のホームページではグレーに近い色を選択すると、デザインが一気に垢抜けるため、WEBデザイン初心者の方は是非実践してみてください。
塗りと線の多用
WEBデザイン初心者の方は、塗りや線などの装飾を多く取り入れがちですが、デザインは引き算も大切です。塗りと線を同時に多用すると雑多な印象を与えてしまうおそれがあるため、ホームページのデザインテイストに合わせて適切に使用しましょう。
統一感のない配色と色数の多さ
同一要素であるにも関わらず、統一感のない配色を行っていませんか？色には規則性を持たせ、ユーザーがホームページに訪れた際にぱっと見である程度の情報整理ができるようなWEBデザインにしましょう。
また、統一感が感じられるホームページにするために、使用カラーは多くても3色程度には抑えましょう。差をつけたい場合は使用カラーを増やすのではなく、既存カラーのトーンを調節すると良いでしょう。
濃いドロップシャドウ
ドロップシャドウは必要な部分にだけさりげなく使用する程度が今風でちょうど良いのですが、濃いドロップシャドウを多用してしまう方が多く見受けられます。その行為によって逆に文字が読みづらくなってしまったり、ユーザーに対して一昔前の印象を与えてしまうおそれがあるため、使用する際は必要な部分にだけ、さりげなく薄めに使用することをお勧めします。
狭めの余白
WEBデザイン初心者の方は、狭めの余白で窮屈な印象を与えてしまうことが多々あります。余白の使い方は慣れるまで難しいかと思いますが、思っているよりも広めに余白を設けると良いでしょう。また、良いと感じたホームページをトレースするなどして、プロのWEBデザイナーの余白の使い方を勉強することもお勧めです。
今回のまとめ
WEBデザインを独学で勉強している初心者の方は、プロのWEBデザイナーからのフィードバックがないため、自分のデザインの課題を見つけることが難しいと思いますが、少しでも垢抜けたWEBデザインを制作できるよう、今回ご紹介したNGデザインを行なっていないか過去のデザインを見直してみましょう。
また、これからホームページ制作を考えている企業の方は、フリーランスの方に依頼するのであれば実力を確認しておくことをお勧めします。フリーランスWEBデザイナーの制作料金はホームページ制作会社よりも安い場合が多いですが、独学で勉強し、実務経験がないおそれもあります。料金が高くても実績が豊富でデザイン力を磨く環境が整っているホームページ制作会社に依頼することが望ましいですが、もしフリーランスの方に依頼する場合は、必ず制作実績を確認するようにしましょう。
