名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

DESIGN

初めに知っておきたいロゴデザインのポイント

2023
.04.06

初めに知っておきたいロゴデザインのポイント

ロゴは企業やブランドの顔となり、印象を左右する大きな要因の1つとなります。
どのようにロゴを使用するかによってロゴデザインに求められるものは変わってきますが、ほとんどのロゴは名刺やホームページ、プロダクトのパッケージに使用される場面を想定してデザインをしなければいけません。
デザインとしての魅力だけでなく、クライアントの「想い」を形や色、文字で表現し、人の記憶に残るロゴをデザインすることが重要です。
今回のコラムでは、ロゴをデザインする前に知っておきたいポイントを紹介していきます。ロゴデザインの制作を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ロゴに求められるものを理解する

ロゴは企業や商品の第一印象を左右する、いわば顔のようなものです。見た目の美しさだけでなく、目を引く意外性や見る人の印象に残るロゴが求められます。ただし、見た目の美しさや意外性を求めるあまり、企業の想いや商品のコンセプトを蔑ろにしてはいけません。
また、競合のロゴと似ているロゴは他のブランドと混同されてしまうため、オリジナリティのあるデザインを制作しましょう。ロゴタイプはオリジナルのフォントを制作する場合もありますが、高級感や本物感を演出したい場合は既存のフォントを使用して文字組みを行い、時代や流行に左右されないデザインにするのがおすすめです。

書体の種類とそれぞれが持つイメージを理解する

世界にはさまざまな書体が存在し、言語によってもさまざまな形に派生します。ロゴデザインで使用されることの多い欧文フォントには「セリフ書体」、「サンセリフ書体」、「スラブセリフ書体」、「スクリプト書体」、「ディスプレイ書体」などがあります。それぞれの書体で見る人に与える印象が異なるためそれぞれの書体のイメージを把握し、適した書体を選ぶことが重要です。

欧文書体

ここからは欧文書体の種類とそれぞれのイメージを紹介します。

セリフ書体


高級感や格式の高さ、伝統的な印象が感じられる書体です。セリフ書体の中にもブラケットセリフとヘアラインセリフが存在し、ブラケットセリフはセリフが三角形で柔らかく古典的な印象ヘアラインセリフはセリフが細く繊細で近代的な印象となります。セリフ書体はセリフがある分、複雑な形となってしまうため、ゴシック体と比べるとやや可読性が劣ってしまう点にも注意しましょう。また、和文書体の明朝体と相性が良い書体です。

サンセリフ書体


現代的な印象をもつ書体で、和文書体のゴシック体と相性の良い書体です。セリフ書体に見られるセリフ(文字の先端に見られる装飾)が排除されたすっきりとしたデザインの書体です。サンセリフ書体の中でも太さによって印象は異なり、太い書体は安定感や信頼感、細い書体では軽やかさやスタイリッシュな印象を与えます。

スラブセリフ書体


厚いセリフが特徴的なスラブセリフ書体はインパクトのある書体で、人目をひく印象的なデザインです。セリフ書体とサンセリフ書体の両方のイメージを持った、可読性に優れた書体です。

スクリプト書体


手書きで書いたような筆記体の書体をスクリプト書体といいます。細く流線形のスクリプト書体は洗練された印象や高級感のある印象を生み、サインペンで書いたようなスクリプト書体では親しみやすさや温かみを感じる印象となります。文字の太さが均一ではないため、読みづらくなってしまったり、紙に印刷した時に見えなくなってしまう可能性があるので使い方には注意が必要です。

ディスプレイ書体


個性的なフォントが揃うディスプレイ書体は広告や看板などで使用されるために作られた書体です。印象に残るフォントが多く、ロゴの世界観を作るのにぴったりですが、時代や流行に流されてしまいやすく、普遍的な書体ではない点に注意しましょう。

和文書体

ここからは和文書体の種類とそれぞれのイメージを紹介します。

明朝体


明朝体は格式の高さや、洗練された印象をもつ書体です。フォーマルな印象をもつこの書体は和装の結婚式場のロゴなどで用いられることが多いです。細くシャープなデザインなので真面目さや繊細な印象を持たれたい場合にも良いでしょう。

ゴシック体


ゴシック体は可読性に優れたフォントです。現代的でカジュアルな印象だけでなく、若さや親しみやすさなども感じられるイメージで広く用いられています。他のさまざまなフォントとも親和性が高く、馴染みやすいフォントが多いです。公共交通機関など、公共のロゴでもよく使用されています。

丸ゴシック体


丸ゴシック体は可愛らしさや安心感を感じるフォントです。ゴシック体の文字の先端を丸くしたフォントで、ゴシック体のカジュアル感や親しみやすさに加えて、可愛らしさや温かみのあるデザインで、広く愛されています。子供向けのプロダクトのロゴなどで使用されることが多いです。

筆書体


筆書体はその名の通り、筆で書いたような文字のことを言います。楷書体や草書体などさまざまなタイプがありますが、その多くは伝統的で和風なイメージを持っています。

デザイン書体


欧文で紹介したディスプレイ書体のように個性豊かな書体がある書体です。与える印象もフォントによって違い、オリジナリティのあるものが多い書体です。ポップさや可愛さが印象的なフォントが多く、求めるイメージにあった書体選びが重要となります。

記憶に残りやすくシンプルなデザインにする

ロゴは先述の通り会社やブランドの顔となるものです。ロゴを通して、ブランドや会社の名前を覚えてもらう必要があります。私たちが普段使っているアプリで使用されているロゴや、街中で見かける看板に描かれたロゴを見ると、そのどれもがシンプルにデザインされていることがわかると思います。四角形や三角形を組み合わせたような単純な図形を組み合わせたロゴや、Twitterの鳥マークのようなモチーフが分かりやすいロゴは人々の記憶に残りやすい傾向にあります。
また、単純な図形の組み合わせやシルエットが明快なロゴは小さな名刺などの印刷にも耐えることができるというメリットもあります。

正方形や長方形に収まるようにする

私たちが目にするロゴの多くは正方形の看板や横長、縦長の販促物、看板などで使用されるためロゴも正方形や長方形に収まる形が好ましいです。また、さまざまな使い方に耐えられるようシンボルマークとロゴタイプの組み方を縦に積む形、横に並べる形などいくつかのパターンを用意しておくとよいでしょう。

場合によってはグレースケールのロゴを用意する

コーポレートロゴなど、印刷する場面が多くなりそうな場合はグレースケールでの見た目についても注意しておきましょう。白黒印刷でロゴを印刷した場合の見え方はカラー版とは違う見え方になる場合もあります。

今回のまとめ

今回はロゴデザインを制作する際に覚えておきたいポイントをいくつか紹介しました。ロゴは企業やブランドの顔となるものです。ロゴを制作する際には、今回紹介したポイントをしっかりと押さえておきましょう。

関連記事
ホームページ制作とロゴマークの関係性について
ロゴを制作する際に押さえておきたい7つの制作ステップ

AUTHOR

著者情報

WEBデザイナー

D.M.

前職では、ITコンサルティング会社での勤務を経てWEB制作会社に転職し、ディレクターとして勤務。株式会社オンカに入社後は、WEBマーケティングに関する最新の知見や技術、WEBデザインの最新トレンドを取り入れて幅広い業種のホームページ制作に尽力している。

  • WEBアナリスト検定
  • カラーコーディネーター AD
  • フードコーディネーター 3級

PAGE TOP