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ホームページ制作後のデザインチェックリスト

2023
.06.30

ホームページ制作後のデザインチェックリスト

ホームページは、見るユーザーによって印象や受け取り方が異なることがあります。WEBデザイン完了後に自己チェックすることはもちろん大切ですが、担当デザイナーの視点のみで判断することはあまり望ましくありません。そのため、企業の担当者の方にデザインを提案する前に、社内チェックを行うべきであると言えます。
今回は、自己チェックにも社内チェックにも活用できる、WEBデザイン制作後のデザインチェックリストをご紹介します。

配色や色数は適切か

企業の業種やターゲット層などにより、適切なカラーや色数は異なります。あえて多数の色を使用しているカラフルなホームページ以外は、メインカラー、ベースカラー、アクセントカラーの3色程度が基本的な色数とされており、それよりも多い色を使用してしまうと、まとまりがなく雑多な印象を感じてしまうおそれがあります。シンプルでスタイリッシュに見せたいホームページでは色数を少なく、子供向けのホームページやポップに見せたいホームページではカラフルにするなど、企業の特徴やターゲット層、ペルソナ等を細かく分析した上で配色が行えているかチェックしましょう。

関連記事:Webデザインで配色を行う際のポイント

情報量や優先すべきコンテンツの見せ方は適切か

トップページでは、ホームページの目次的な役割を担っています。そんなトップページに情報を詰め込みすぎてしまうと、注目すべきコンテンツが分かりづらくなってしまい、離脱に繋がるおそれがあります。ユーザーに対して伝えたい情報や、ユーザーが求めている情報を素早く見つけてもらうために、適切な情報量に絞り込み、優先順位を付けた上でレイアウトできているかをチェックしましょう。

関連記事:優先順位を付けてホームページをデザインしましょう

ターゲット層に合わせたデザインで制作しているか

WEBデザインは、ホームページに訪れたユーザーがデザインをとおして企業やサービスに魅力を感じさせ、コンバージョンに繋げるためにも、ユーザーが好むテイストでデザインする必要があります。デザイナーや企業担当者の好みでデザインするのではなく、ターゲット層の嗜好を理解した上でデザインできてこそプロのWEBデザイナーであると言えるでしょう。
チェックの際は、ホームページに訪れるユーザーの年齢や性別、職業等を正しく理解し、そのユーザーが魅力を感じるデザインテイストでデザインできているかを確認しましょう。

スムーズな動線を確保できているか

ホームページに訪れるユーザーは、一つひとつのコンテンツを隅々まで細かく閲覧するのではなく、求めている情報が記載されている部分を見つけ出し、その箇所だけを読み込む傾向があります。そのためWEBデザイナーは、ユーザーが求めている情報やお問い合わせページまで素早くたどり着けるように、スムーズな動線を確保したデザインを行う必要があります。
また、動線を確保することで企業が伝えたい情報を順番に見せることができるため、企業の強みをしっかりと伝えることができ、コンバージョン率の向上も期待できます。ユーザーの視線はどのように移動するのか、どのようなレイアウトであれば求めている情報までスムーズに誘導することができるのかをしっかり理解した上でデザインできているかをチェックしましょう。

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統一性を持たせたデザインで制作できているか

ボタンや見出しのデザイン、写真の加工方法などが統一されていないと、チグハグで雑多な印象を感じてしまいます。まとまりがないデザインの場合、情報が伝わりづらくなってしまうおそれもあるため、ホームページの統一感は非常に重要なチェックポイントです。
ボタンのデザインや、見出し、本文のフォント、フォントサイズ、カラーなどの共通の項目は、基本的に同一デザインができているかを確認しましょう。

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ホームページに初めて訪れたユーザーがストレスなく閲覧できるか

いくらWEBデザインが優れていても、ホームページ閲覧時に何らかのストレスを感じてしまうと離脱に繋がってしてしまうほか、企業に対してもあまり良い印象は感じられません。それらを避けるためにも、ホームページの読み込み速度が遅くなるような過剰な装飾やアニメーション、読み進めにくいレイアウト、目に負担がかかるカラーリングなど、ユーザーのストレスに繋がるようなデザインを行なっていないかを確認しましょう。

ホームページの制作目的を見据えたデザインで制作できているか

ホームページを制作する企業は、「コンバージョン数を増やしたい」「採用を強化したい」など、何らかの目的を持っています。その目的によりターゲット層やアプローチ方法が異なるため、決して企業の業種や客層だけでデザインの方向性を決定してはなりません。コンバージョン数を増やしたい場合は、企業の強みが伝わるレイアウトでお問い合わせへの動線をよりスムーズに、採用を強化したい場合は、働いている人の実際の様子が伝わりやすいようにスタッフの写真を多めに使用して親しみやすい印象にするなど、ホームページの制作目的を正しく理解し、ゴールを見据えてデザインができているかをチェックしましょう。

デザインを言語化できるか

WEBデザイナーは、センスや感覚でデザインを行なっている方も多いかもしれません。しかし、販促物のひとつであるホームページは、より多くのコンバージョンを獲得できるようなデザインで制作する必要があります。そのため、そのデザインにした理由や意図を説明できなければ、企業側は本当にこのデザインで良いのか不安に思ってしまいます。
チェックの際は、配色、フォント、レイアウトなど、担当WEBデザイナー自身がデザインを言語化して意図を伝え、企業を納得させることができる説明ができるかを確認しましょう。なお、「スタイリッシュ」「ポップ」などといった曖昧な表現は、受け取り手によっては感じ方が異なるため、WEBデザイナーは誰にでも分かりやすく伝わる言葉で説明できるよう努めましょう。

関連記事:WEBデザインを言語化するための練習方法

今回のまとめ

小説や映画の解釈が人それぞれ違うように、ホームページも見るユーザーによって解釈が異なるケースもあるため、デザインには正解はなく、まさに十人十色です。しかし、ある程度のデザイン法則やユーザーの傾向を理解し、デザインを言語化する力を身につけることで、より幅広いユーザーに対して訴求することが可能です。
また、他人のデザインに触れたりフィードバックを受けたりするなどして、幅広い視点から自分のデザインを見つめ直すことは、WEBデザイナーとしてパワーアップしていくためにも非常に重要な工程です。自身の最終デザインチェックだけでなく社内でのチェック時にも、是非このチェックリストをご活用ください。

AUTHOR

著者情報

執行役員 デザイナー

N.H.

大学を卒業後、新卒で株式会社オンカに入社し、WEBデザイナーとしてコーポレートサイトやポータルサイト、採用サイト、ECサイト、LPなど様々な種類かつ多種多様な業種のホームページ制作にオールマイティに対応。現在は、取締役・デザイナーチームのマネージャーとしてWEBデザインのさらなる品質向上に尽力している。

  • カラーコーディネーター AD
  • フードコーディネーター 3級
  • WEBデザイナー検定エキスパート

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