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読ませるのではなく「見せる」ホームページデザイン5選
2019
.07.26
自社ホームページをより多くのユーザーに認知してもらうためには、読ませるより「見せる」という点を意識しながらデザイン制作を行うことが大切です。
しかし、「見せる」って具体的にはどうすれば良いの?と疑問にお思いの方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、読ませるのではなく「見せる」ホームページデザインとはどのようなものなのか、また実在するホームページ5選をお伝えしていきます。
【目次】
1.人間が一度に知覚できる文字数は限られている
2.「見せる」ホームページデザイン5選
a. THROW
b. SHITOI
c. FESSI
d. 嬉野茶時
e. Pan&
3.今回のまとめ
人間が一度に知覚できる文字数は限られている
「見せる」デザインのホームページが良いとは言うものの、自社のメッセージ性を打ち出すためには、写真やイラストだけではなく、原稿も欠かせない一つの要素です。
しかし、ユーザーに伝えたいことがたくさんあるからといって、情報量の多い原稿を作成することはお勧めできません。
例えば、日本で初めて字幕が表示された映画である「モロッコ」の上映当時に行われた実験では、観客が読める字幕は「一行13文字程度」という数字が導き出され、現在でも映画字幕における原則とされています。
また、検索エンジンの一つであるYahoo!は、人間が一度に知覚できる文字数を13文字以内とし、Yahoo!ニュースのタイトルをすべて13字以内で記述し続けています。
これらの文字数は、映画だけでなくオウンドメディアにおいても同様であり、特に電車・バスでの通勤中や休憩時間などの限られた時間に閲覧されることの多いホームページの場合は、一瞬で企業や商品・サービスのメッセージ性が伝わるよう意識することが大切です。
「見せる」ホームページデザイン5選
読ませるのではなく「見せる」ホームページを制作する際は、次の5つのホームページで用いられている「ユーザーの心を掴むための工夫」を参考にしてみましょう。
THROW
【http://throw-web.com/】
メインビジュアルに動画を用いており、モデルの髪の色味や質感をリアルに見せることで、商品の魅力を伝えるデザインです。
SHITOI
【https://shitoi.jp/】
「七島イ」という植物を使用したサンダルを鮮明な写真を多様しており、心地よい肌ざわりまで伝わってくるようなデザインです。
FESSI
【http://fessi-dance.com/】
2種類のコースにマウスカーソルを重ねると、イラストがアニメーションに変化することで、それぞれの違いが明確に伝わるだけでなく、ユーザーを楽しい気持ちにしてくれるデザインです。
嬉野茶時
【https://ureshinochadoki.shop/】
メインビジュアルに動画を用いており、今にも茶葉の芳醇な香りが漂ってきそうなデザインです。
Pan&
【https://stylebread.com/pand/】
こちらもメインビジュアルに動画を用いており、「食べるその時が焼きたて」というキャッチコピーと共に表示されるホカホカと湯気の立つパンは、ユーザーの食指が動かされること間違いなしのデザインです。
今回のまとめ
今回は、読ませるのではなく「見せる」ホームページデザインとはどのようなものなのか、また実在するホームページ5選をお伝えしました。
自社の商品やサービスに対して関心度の高いユーザーだけでなく、幅広いユーザーに認知してもらうためには、キャッチコピーや写真・動画などを駆使し、企業が伝えたいメッセージを発信することを心がけましょう。