NEWS & COLUMN
お知らせ・コラム
SCROLL
DESIGN
ホームページで使用する色がもたらす印象や影響について
2022
.04.06
服や雑貨、風景や食べ物など、普段目にしている全てのものには必ず色が存在しています。そんな色には、それぞれ人に与えられる印象や影響があります。そのため、ホームページを制作する際は、制作する目的に合わせて適切な色を選択することをお勧めします。
今回は、ホームページで使用する色がもたらす印象や影響について詳しくご説明します。
【目次】
1.色から感じられる印象
a.赤
b.オレンジ
c.黄色
d.緑
e.青
f.紫
g.ピンク
h.白
i.黒
2.ホームページデザインにおいての色の活用方法
3.今回のまとめ
色から感じられる印象
はじめに、それぞれの色がユーザーに対してどのような印象を与えるのかをご説明します。
赤
赤色は、情熱的で熱意やパワーを感じるほか、購買意欲を高める色です。
熱意を感じさせたい採用ホームページや、購買意欲を高めたいオンラインショッピング等でよく使用されています。
オレンジ
オレンジは、あたたかさを感じるほか、食欲を増進させる効果もある色です。
人のあたたかみを感じさせたい不動産や住宅メーカーのホームページや、食べ物関連のホームページで使用することをお勧めします。
黄色
黄色は、元気でエネルギッシュな印象を感じる色です。
明るさや楽しさを感じさせたいレジャー関連やイベントのホームページや、子供向けのホームページでの使用をお勧めします。
緑
緑は、安らぎや癒しなどのリラックス効果が感じられるほか、健康的な印象を与えることが可能な色です。
ユーザーに対して安心感を与えたい企業や環境に優しい企業のホームページや、健康関連のホームページ等でよく使用されています。
青
青は、知的で信頼感や堅実さを感じる色です。そのため、士業のホームページでよく使用されています。
信頼感を感じさせたい企業や、かしこまった業種の企業のホームページで使用することをお勧めします。
紫
紫は、神秘的で上品さを感じられるほか、謎めいたイメージが感じられる色です。
先進的で新しいサービスのホームページで使用すると良いでしょう。
ピンク
ピンクは、可愛らしさや優しさのほか、柔らかい印象や愛情が感じられる色です。
柔らかい印象を与えたいホームページや、愛情が感じられるホームページを制作したい場合に使用することをお勧めします。
白
白は、清潔感や上品らしさが感じられる色です。
病院やブライダルのホームページでよく使用されていますが、白色は無彩色であることからどんな色と組み合わせても合うため、様々な組み合わせを試してみると良いでしょう。
黒
黒は、重厚感や高級感が感じられる色であり、存在感が強い色です。
車のホームページや、男性向けの商品のホームページでよく使用されています。
ホームページデザインにおいての色の活用方法
ホームページを制作する上で色は重要な要素ですので、担当者の好みで検討することは非常に危険です。優しい印象を与えたいにもかかわらず紫色などの大きく外れた色を選択してしまうと、ユーザーに違和感を与えてしまい、コンバージョンに繋がりにくくなる可能性があります。そのため、ホームページで使用する色はホームページを制作する目的を踏まえた上で検討しましょう。このとき、コーポレートカラーがしっかりと定まっている場合を除いては、ロゴの色をそのまま使用する必要はありません。ユーザーに感じさせたい印象から色を検討しましょう
加えて、お問い合わせボタンや購入ボタンなどの目立たせたい要素は、ユーザーが目を引く色を使用すると良いでしょう。
今回のまとめ
ユーザーが色から感じる印象は、それぞれ異なります。WEBデザイナーの方は、どの色がどのような印象を与えるかを頭に入れておくことをお勧めします。
また、集客を目的とするホームページで重要視すべきことは、アクセス数ではなくコンバージョン数です。コンバージョンに繋げるために、担当者の好みで色を決めるのではなく、ホームページを制作する目的を踏まえた上で適切な色を選択しましょう。