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スマートフォンユーザーの検索スピードに合わせたGoogleアップデートについて
2018
.05.11
Googleは、より快適で有益な情報を提供できるようにユーザーの利用環境に合わせて、適宜アップデートを行っています。
近年、スマートフォンなどをはじめとするモバイル端末が普及し、インターネットを利用する半数以上をモバイルユーザーが占めています。
それに伴い、モバイルユーザーがより快適にインターネットを利用できるようGoogleは2018年4月11日にモバイル版の検索結果の表示方法を変更するという公式の発表を行いました。
今回は、そのアップデートの概要と今後ホームページ制作においてどのような影響があるかをお伝えして行きます。
【目次】
1.モバイルユーザーの検索スピードに合わせたアップデート
2.アップデートにおける影響と気をつけるべき2つのこと
a.ユーザーが興味を持つメタ情報にする
b.表示速度を上げる
3.まとめ
モバイルユーザーの検索スピードに合わせたアップデート
スマートフォンなどのモバイル端末からインターネットを利用する人が増加し、モバイルユーザーの検索スピードがより速くなったことに対応するために、Googleは2018年4月11日にモバイル版の検索結果の表示の仕様を変更することを発表しました。
従来は、検索結果の表示画面の一番下にページ送りのボタンがあり、それをクリックして次のページの検索結果の画面を表示していました。しかし、今回のアップデートで、検索結果の表示画面の一番下に「もっと見る」というボタンが表示され、これをクリックすると検索結果の続きが表示されるようになり、無限スクロールができるようになりました。
現在、Android・iOSのGoogleアプリで検索結果の表示の仕様が変更されており、今後も様々な検索エンジンが無限スクロールを行うことができる表示方法へ対応していくことが考えられます。
アップデートにおける影響と気をつけるべき2つのこと
このアップデートが行われたことにより、ユーザーはページ送りをクリックして検索結果の表示画面を進んだり戻ったりする必要がなくなり、無限スクロールが可能になったため、検索結果の表示の1位から下位のホームページまで容易に移動することができるようになりました。
これに伴い、ホームページ制作においても、特に以下の2点に気をつける必要があります。
ユーザーが興味を持つメタ情報にする
検索ユーザーがスクロールで容易に移動することができるようになったことで、検索結果の表示が上位であってもアクセスされない可能性がでてきます。
無限スクロールにより、ユーザーの閲覧スピードが速くなっているため、タイトルやそのホームページを説明するディスクリプションなどのメタ情報が一目見て興味を引くものでないと、スクロールされ流し読みされてしまうためです。流し読みされないためにも、タイトルはもちろんですが、今まで以上にユーザーが見ることを意識したディスクリプションを検討する必要があります。
表示速度を上げる
無限スクロールができるようになり検索結果の表示速度も上がったため、モバイルユーザーの検索のスピード感も上がりました。これによりホームページにアクセスする際に時間がかかってしまうと、ユーザーはストレスに感じてしまうため、離脱率が上がってしまいます。
この事態を防ぐためには、Googleアナリティクスなどの無料ツールを活用し、自社のホームページがモバイルユーザーにとって適切な表示速度であるかを常に確認し、改善を行う必要があります。
まとめ
インターネットを利用するユーザーのほとんどがモバイル端末になったことにより、Googleは2018年4月にモバイルユーザーの検索スピード意識したアップデートを行うという公式の発表を行いました。このアップデートでは、従来、検索結果の表示画面の一番下に表示されていたページ送りが廃止され、その代わりに「もっと見る」というボタンが表示されるようになり、無限スクロールを行うことが可能となりました。これによりユーザーが検索結果の上位から下位のホームページまで容易に移動することができるため、ホームページを制作する側はユーザーが一目で興味を持つことができるメタ情報を制作すると同時に、表示速度も今まで以上に意識しなければなりません。今後、さらにホームページ制作においてモバイル対応することは重要視されるため、モバイルユーザーを意識したホームページ制作を行いましょう。