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少なくとも3年毎にホームページのリニューアルが必要な理由

2023
.09.12

少なくとも3年毎にホームページのリニューアルが必要な理由

ホームページの集客効果を最大化してそれを維持するためには、ホームページの内部構造はGoogleのアップデートに合わせて改修し、デザインは最新のデバイスやトレンドに適合させておくことが重要です。
しかしながら、Googleのアップデートやデバイスの発売、トレンドを追って改修し続けることは、費用対効果の観点から現実的ではありません。一方、ホームページを改修せず放置すると、Googleからの評価を下げ、検索順位の下落に繋がります。
弊社では、マーケティングチームによるモニタリング調査、米国での最新のSEOに関する調査結果から、Googleのアップデートが10,000回を超える2〜3年のタイミングにホームページのリニューアルを実施すべきと考えています。本コラムでは、ホームページの定期的なリニューアルが必要な理由について解説します。

【目次】
1.最新のアルゴリズムへの最適化が必要
2.スマートフォン表示におけるUX/UIや表示速度の向上が必要
3.ホームページのデザインとブランドイメージとの整合が必要
4.今回のまとめ

最新のアルゴリズムへの最適化が必要

Googleでは、検索順位に大きく影響を与えるコアアルゴリズムアップデートが年に10〜20件程度実施されており、標準のアップデートだけでも年に4,000件以上実施されています。
そのため、ホームページの公開から2年経過時点で10,000件弱、3年経過時点で15,000件弱ものアップデートが行われていることとなるため、直ちに最新のアルゴリズムへの最適化が求められます。
万一、ホームページをそのまま放置した場合、一定時期を境に検索順位が緩やかに下落していく経過が予想されます。

スマートフォン表示におけるUX/UIや表示速度の向上が必要

直近10年で日本でのスマートフォンの所有率は36.8%から96.3%に増加し、ホームページのレスポンシブ対応は当たり前となりました。Googleでは2023年7月に、レスポンシブ対応を指すいわゆる「モバイルフレンドリー」を評価基準から撤廃し、UX/UIや表示速度など操作性の高さを軸とする「コアウェブバイタルズ」という基準を採用しています。
現在、300〜400種類以上のスマートフォンが流通しており、毎年100種類以上の新機種が発表されます。レスポンシブルなホームページでも公開から2〜3年が経過すると、50〜75%のデバイスが入れ替わるため、多くのデバイスで表示崩れや表示速度の遅れが生じます。Googleがスマートフォンにおける操作性の高さを評価している中で、操作性の低下は致命的であり、迅速な対応が求められます。

Googleの新指標であるコアウェブバイタルズとは

Core Web Vitalsは、ホームページを閲覧した際にユーザーが経験する知覚や反応「ユーザーエクスペリエンス」を測定する指標です。ページの読み込みパフォーマンスやインタラクティブ性、視覚的安定性などを数値化したものでLCP・FID・CLSの3つの指標があります。
Googleでは検索結果のランキングを決定する上でコアウェブバイタルズを考慮しており、ホームページの運営者はPCだけでなくスマートフォン表示においてもより良いユーザーエクスペリエンスを提供することを念頭にこの指標を改善する必要があります。

Core Web Vitals の指標

■Largest Contentful Paint(LCP):読み込みパフォーマンスの尺度。優れたユーザーエクスペリエンスを提供するには、ページの読み込み開始から 2.5 秒以内に LCP を実現するようにします。
■First Input Delay(FID):インタラクティブ性の尺度。優れたユーザーエクスペリエンスを提供するには、FID を 100 ミリ秒未満に収めるようにします。
※2024 年 3 月以降、Interaction to Next Paint(INP)が FID に代わって Core Web Vitals の一つになります。
■Cumulative Layout Shift(CLS): 視覚的安定性の尺度。優れたユーザーエクスペリエンスを提供するには、CLS スコアを 0.1 未満に収めるようにします。

※Google検索セントラル「Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について」より引用

https://developers.google.com/search/docs/appearance/core-web-vitals?hl=ja

ホームページのデザインとブランドイメージとの整合が必要

インターネットやSNSの普及によって、消費者の嗜好やトレンドは急速に変化するようになりました。ホームページも例外ではなく、時代の変化に合わせてコンテンツやデザインを変更しなければ、「時代遅れの企業・サービス」としてユーザーからの信頼を失い、離脱率が増加してしまいます。
例えば、facebookの場合、2013年は10〜20代の利用率が最も高かったですが、現在のメインのユーザー層は30〜40代です。そのため、ロゴデザインやインターフェースにおいてはあえてトレンドとは異なる平面的でシンプルなデザインから変更せず、instagramやTikTokなど新参のSNSで採用されているような若年層向けの機能は追加していません。
このように、ペルソナやトレンドの変化を把握しておくことによって、自社の現状にとって最適なデザインを見極めておくことが大切です。

ペルソナの変化に合わせる

タピオカブームが記憶に新しく、消費者の嗜好の変化は1〜2年サイクルで変化していくため、ホームページを公開してから3年経過した頃には、ターゲット層に共感を得られないコンテンツやデザインになってしまっていることは珍しくありません。

トレンドの変化に合わせる

ホームページのデザインも洋服のようにトレンドが変化します。ホームページを公開してから3年以上が経過すると、当初は洗練された美しいデザインだったホームページでもなんとなく「古さ」「野暮ったさ」を感じさせてしまい、離脱率を高める原因となってしまいます。

自社の変化に合わせてコンテンツ・サイト構成を修正・改修しましょう

ペルソナやトレンドの変化以上に合わせるべきは自社の変化です。ホームページの公開から3年が経過すると、新たな事業・サービスを展開していたり、組織体制の変更やそれに伴った雇用状況も変化することがほとんどのため、ホームページのコンテンツの修正や改修を行わなければユーザーに誤った情報を提供してしまいます。
また、自社の状況に合わせてコンテンツ修正やページの追加を行い続けると、徐々に公開当時に設定していたカスタマージャーニーとのずれが生じてしまったり、全体的にデザインがチグハグ状態に陥ってしまうこともあるため、いずれかのタイミングでリニューアルされることをお勧めします。

今回のまとめ

今回は3年おきにホームページをリニューアルすべき理由について紹介しました。ホームページを定期的にリニューアルしなかった場合、毎日コンテンツマーケティングに励み、良質なコンテンツを発信し続けていたとしても、徐々に公開時のような効果を実感することができなくなってしまう可能性があります。
ホームページは制作会社や制作内容によって異なりますが、制作開始から公開までに平均で4〜6ヶ月を要するため、現在お使いのホームページを公開後、2年6ヶ月程度経過したタイミングで制作に着手できるよう、ご検討いただくことをお勧めします。

AUTHOR

著者情報

執行役員 ディレクター

C.K.

不動産会社・人材派遣会社で営業職としての勤務を経て、株式会社オンカに入社。WEBディレクターとして名古屋港水族館やのんほいパークなど大規模なホームページを始めとして数多くのホームページ制作を企画・監修する。現在は取締役・ディレクターチームのマネージャーとして取り纏めや品質向上に努めている。

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