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集客においてホームページと紙媒体がもたらす影響の違い
2018
.06.21
企業が自社ホームページを所有していることが当たり前になってきている中、集客において、ホームページと紙媒体の使い分けが上手くできていない企業が散見されます。両者の特徴を理解できていないままホームページや紙媒体を使用していても、上手く活用ができていない可能性があるため、集客のためにホームページやパンフレットを制作する場合は、用途によって使い分けることが大切です。
今回は、ホームページと紙媒体の特徴の違いについてお伝えします。
ホームページの特徴
ホームページには、特に文字数等の制限はないため、多くの情報量を掲載することが可能ですが、文章だけのホームページの場合、ユーザーが求めている情報がなかなか見つけ出せず、離脱率が高くなってしまう可能性があります。文章だけではなく、画像やグラフ、表等を取り入れ、ユーザーが求めている情報をすぐに見つけ出せるホームページデザインにすると良いでしょう。
ホームページの最大の利点は、直接企業名を検索しなくても、検索結果の中から見つけ出して、企業の存在を知ってもらうことができる点です。まだ企業のことを知らないユーザーに対してアプローチできるため、現実世界では出会うことのできない見込み客を集めることができます。
紙媒体の特徴
企業が集客において活用している紙媒体は、パンフレットやフライヤー、公共機関等に掲載できる広告等が挙げられます。これらの紙媒体はホームページとは違い、決められた紙面の大きさの中で、伝えたい情報を伝えなければなりません。そのため、様々な情報の中で、重要な情報を一定の文字数にまとめる必要があります。
また、パンフレットやフライヤーは、何らかの手段でユーザーに受け取ってもらわなければ、情報すら見てもらうことができません。広告の場合は、直接受け取ってもらう必要はなく、多くのユーザーの目に止まるため、まだ企業のことを知らない方にも認知させることができます。
加えて、紙媒体による広告を行うためには、デザイン費とあわせて毎回の印刷費が発生します。印刷部数を最小限に減らすために、熱度の高い見込み客だけに対して効果的に配布することが重要です。
それぞれを組み合わせて活用することが大切
上述のとおり、ホームページと紙媒体では、それぞれ特徴が異なります。ホームページは、多くの情報を記載することができ、自社の存在を知らないユーザーに対してもアプローチすることができますが、一方でSEO対策が正しく行われていないと見つけてすらもらえません。紙媒体は、情報量や見つけてもらえる人数に限りがありますが、確実に見込み客の手元に届けることができます。
これらのメリット・デメリットを使い分けながら、またはうまく組み合わせながら(マーケティングミックス)、効果的な集客を行なっていくことが大切です。
今回のまとめ
ホームページは、企業に関わる情報を求めているユーザーが訪れることが多く、そのようなユーザーからコンバージョンに繋がる可能性が高いです。一方紙媒体の場合は、情報を求めていないユーザーにはスルーされてしまうことがありますが、新規顧客を獲得するチャンスになります。どちらにしても、最終的にはホームページへ誘導する形になります。ホームページと紙媒体の両者の異なる点をしっかりと理解し、ホームページの内容を充実させた上で、目的に合わせて各々集客に活用しましょう。