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SGEの登場でSEOは終わるのか?

2023
.10.23

SGEの登場でSEOは終わるのか?

ホームページからの集客を成功させる上でSEOを避けて通ることはできず、多くの企業がこれを意識したホームページ制作・運用を行っていることと思います。SEOは、検索結果の上位に自社ホームページを表示させるための戦略的なアプローチであり、長らくデジタルマーケティングの一翼を担ってきました。
しかし、最近になってGoogleの検索エンジンに新たな機能が搭載され、SEOの未来に疑念を投げかけています。その機能とは、SGE(Search Generative Experience)です。SGEは、AIに搭載された高度な言語処理能力を利用することで、よりユーザーの検索意図に合わせた検索結果を提供することができる機能です。検索エンジンの利便性が向上して便利となる一方で、これまでSEOに注力してホームページを制作・運用されてきた方は、SGEがSEOに与える影響の度合いが気になるかと思います。
そこで今回は、SGEの概要とSEOとの関係について解説します。

【目次】
1. SGEの概要
2. SGEが従来の検索エンジンと比較して優れている点
a. パーソナライズ化した情報を提供することができる
b. 検索クエリを文章として理解することができる
3. SGEのデメリット
a. 常に正確な情報を提供することができるわけではない
b. 最新の情報が提供されるわけではない
c. ユーザーデータの誤用・悪用のおそれがある
4. SGEとSEOの競合
5. 今後のホームページ運用・SEOで大切なこと
6. 今回のまとめ

SGEの概要

SGEとは、2023年5月10日にGoogle Innovation in the Openの「Supercharging Search with generative AI」で発表された新たな機能です。検索クエリだけでなく、過去の検索履歴を踏まえてユーザーの検索意図を理解し、それに合致する検索結果を提供することができます。
また、位置情報やデバイス情報なども考慮した上で検索結果を提供するため、同じクエリを入力したとしても、パソコンやスマホ、タブレットによって異なる検索結果が表示されるケースがあり、パーソナライズ化された検索結果を提供することに長けています。
SGEによるコンテンツは、次の画像の赤枠部分のように検索画面上の最上部に表示されますが、この機能はまだまだ試験段階であるため、検索クエリによっては表示されないケースもあります。

SGEが従来の検索エンジンと比較して優れている点

SGEは、従来の検索結果と比較して優れている点がいくつかあり、この項目ではSGEが優れている点・特徴を説明します。

パーソナライズ化した情報を提供することができる

上述の通り、SGEは、検索ユーザーに合わせてカスタマイズされた検索結果を提供することができ、それら検索結果には、ユーザーの過去の検索履歴やクリック履歴といった興味関心、そしてユーザーの地理的位置やデバイスなどに合わせてユーザーの検索意図に合わせた内容が表示されます。
また、次の画像赤枠部分のように、検索結果の提供後はユーザーが次に求めるであろう情報を質問形式で表示され、クリックするだけで新たな情報が表示されるため、ユーザビリティも高いという特徴があります。

検索クエリを文章として理解することができる

SGEには、高度な自然言語処理能力が搭載されており、ユーザーが入力した検索クエリをキーワードとしてではなく、文章として理解することができます。
検索エンジンを利用して何か情報を探す際、一般的にはキーワードとスペース組み合わせた簡潔なクエリで検索するケースがほとんどかと思いますが、SGEは文章として理解することができるため、「SGEとSEOの違いを教えて」「富士山に登るために必要な道具を教えて」といったクエリにも適切な情報を提供することができます。

SGEのデメリット

前項に記載の通り、SGEにはSEOにはないメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。以下に、SGEのデメリットについて詳しく説明します。

常に正確な情報を提供することができるわけではない

SGEにいくら高度な情報処理機能が搭載されているといっても、その精度が100%正しいというわけではありません。ユーザーの検索意図とは異なる情報を提供したり、そもそも提供する情報が間違っているというケースも多分にあり、Googleもこれを認めています。
100%正しい情報を得ることができないことは、何もSGEだけではなく他の媒体にも言えることですが、その頻度が高いことが懸念されています。
SGEを利用することで得られるすべての情報を鵜呑みにするわけではなく、大切な情報はしっかりと一次情報を探すようにしましょう。

最新の情報が提供されるわけではない

SGEが検索結果上に提供する情報は、何もAIが新たに作成しているわけではなく、インターネット上に存在するデータを基に作成しています。その基となるデータのほとんどは、様々なホームページに記載されている情報であり、ユーザーの検索意図に合わせて最も適切と思われる回答を引用しているにすぎません。
既存の情報を基にして回答を作成している以上、過去に起きたことしか回答することができず、今後未来で起こるであろう事柄については、SGEは回答を行うことができません。

ユーザーデータの誤用・悪用のおそれがある

SGEは、ユーザーに合わせたパーソナライズ化された検索結果を提供することができますが、そのためには多くのユーザーのデータを分析する必要があります。
当然これらのデータには、検索結果だけでなく端末やIPアドレスなども含まれており、ユーザーデータを誤用・悪用されるおそれもあるため、100%安心して利用することができるわけではなく、データセキュリティの懸念が生じるおそれがあることを理解しておく必要があります。

SGEとSEOの競合

SGEは、ユーザーに合わせてカスタマイズした情報を提供するものであり、SEOによるランキングとは異なる結果を表示します。これにより、ユーザーエクスペリエンスが向上する一方で、これまでSEOによる努力が多少なりともSGEの影響を受けるおそれがあります。
しかし、SGEは一般論を提供することに長けていますが、何かの経験や体験を提供することはまだまだできません。
今後のホームページ運用で大切なことは、ユーザーの局所的なニーズに対応するための経験や体験談をホームページのコンテンツとして記載することが求められると予想されます。現にEEATやヘルプフルコンテンツアップデートをはじめとした経験・体験が重要視されていることからも、今後はオリジナリティが必要となることが容易に想像することができます。

今後のホームページ運用・SEOで大切なこと

前項に述べたとおり、SGEは既存のデータを引用して回答を作成することには長けており、SGEのみならず、chat GPTやBARDなどのAIが登場している現代において、既に知られ尽くしている情報の価値は少しずつ低下しています。
一方で、AIが何か新たに情報を作成することはできないため、今後のSEOにおいて大切なことは、Googleが近年のアップデートの傾向にある通り、経験や体験などのオリジナルコンテンツが重要視されます。そのため、今後のコンテンツマーケティングは、自社しか持ち得ない経験・体験を基にしたコンテンツの作成がSEOの正攻法となろうかと存じます。なお、2024年2月にSGEの提供が中止されるため、一般論のコンテンツも引き続き大切であることは言うまでもありません。
今後、SGEが幾度もアップデートが実施されることで、いつかは独自の回答を作成することが可能となる日が来るかもしれませんが、それはまだまだ遠い未来の話です。

今回のまとめ

今回のブログを読むことで、SGEの概要とホームページのSEO効果を高めるために大切なことを理解いただけたかと思います。
SGEには、既存の検索エンジンにはないメリットがいくつかありますが、情報の不正確やプライバシーの懸念などのデメリットもあります。どちらも用途に合わせて使い分けいくことが大切であり、一概にどちらが優れていると言う単純な話ではありません。
SGEの登場によって今後のホームページ運用の方向性に悩んでいる企業のホームページ担当者が多いかと思いますが、やっていくべきことは何も変わらず、ユーザーにとって有益なコンテンツを投稿していくことです。
その有益さの判断基準に、近年、経験・体験が追加されたため、今後はこれらを含めたオリジナルコンテンツを作成することが大切です。

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