名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

MARKETING

Google検索のサジェスト(検索候補)や関連キーワードを削除するには?

2023
.11.14

Google検索のサジェスト(検索候補)や関連キーワードを削除するには?

Google検索を行った際に、検索窓に検索ワードの候補(サジェストキーワード)が表示されたり、検索結果画面に関連キーワードが表示されたりすることは、普段Google検索を行っている方であれば誰しもご存知かと思います。これらの機能は、Googleがユーザーに親切な検索エンジンを実現するために設けた、ユーザーの検索をサポートしてくれる非常に便利な機能です。
しかし便利である一方、会社名や商品名などを使用して検索した際、例えば「裁判」や「詐欺」「うざい」など、ネガティブな関連キーワードが表示される場合があることもあり、これが会社の信用に誤解や悪影響を与えている現状もあります。
今回は、そんなネガティブキーワードによる被害に頭を悩ませている経営者やWEBマーケティングの担当者に向け、Googleの検索補助機能の概要やキーワードの削除方法をご説明します。

【目次】
1. Google検索の「サジェストキーワード」とは
2. Google検索の「関連キーワード」とは
3. サジェストキーワードや関連キーワードが選定される仕組み
サジェストキーワードは地域や検索履歴などによって異なる
キーワードの更新頻度は?
4. サジェストキーワードや関連キーワードを削除するための施策
施策1:不適切な検索候補としてGoogleに報告する(サジェストのみ)
施策2:法律に基づく削除に関する問題としてGoogleに報告する
施策3:関連するコンテンツを削除する
施策4:良質なコンテンツを発信する
5. サジェスト対策は長期的な目線で行いましょう
6. その他の検索エンジンにおけるサジェスト削除依頼を行う方法
Yahoo!の場合
Microsoft Bingの場合
7. 今回のまとめ

Google検索の「サジェストキーワード」とは

Googleには、ユーザーが検索窓に調べたいキーワードを入力した際に、その検索ワードに関連するキーワードが自動で表示される「サジェスト機能」が設けられており、候補として表示されるキーワードをサジェストキーワードと言います。

例えば、弊社の社名を検索窓に入力すると、上記画像のように「株式会社オンカ 採用」「株式会社オンカ 評判」といった候補が表示されます。
サジェスト機能は、ユーザーの入力する手間が省けるだけでなく、ユーザーの新たなニーズを促すことができるため非常に便利である一方、ネガティブなキーワードが表示されることで個人や企業にマイナスイメージを与える可能性があるため、必ずしも良いことばかりではありません。

Google検索の「関連キーワード」とは

Googleには、ユーザーが何らかの検索を行った際に、検索結果の下部にその検索ワードに関連するキーワードが自動で表示される機能が設けられています。

例えば、弊社の社名である「株式会社オンカ」で検索を行うと、上記画像のように「株式会社オンカ 求人」「名古屋 web制作会社 一覧」「ホームページ制作会社 名古屋」といった候補が8件表示されます。
この関連キーワードも、前項でご説明したサジェスト機能と同様にユーザーを補助する便利な機能である一方、ネガティブなキーワードが表示されることで個人や企業にマイナスイメージを与える可能性があるため、必ずしも良いことばかりではありません。

サジェストキーワードや関連キーワードが選定される仕組み

どのような仕組みでサジェストキーワードや関連キーワードが選定されているのでしょうか。Googleは、以下のように述べています。

オートコンプリートの候補は、Google で行われた実際の検索を反映しています。Google のシステムは、表示する候補を決定するために、ユーザーが検索ボックスへの入力を開始した語句と一致する一般的なクエリを探しますが、以下の点も考慮します。

クエリの言語
クエリが実行される場所
クエリで注目を集めている関心事
ユーザーの過去の検索

オートコンプリートでは、上記の要因により、特定の場所または時間に適合する最も有用な候補(ニュース速報など)を表示することが可能になります。

また、完全な検索候補に加えて、実際の検索と、ウェブ全体で検出された単語のパターンの両方に基づいて、個々の単語やフレーズが候補として表示されることもあります。

引用:Google のオートコンプリート候補の仕組み

 

つまり、Googleは、ユーザーに検索されることが多い、人気のあるキーワードを、優先的に検索候補に表示していると言えます。

サジェストキーワードは地域や検索履歴などによって異なる

Googleはユーザーごとに使いやすくなるように検索をパーソナライズ化しており、サジェストキーワードに関しては、地域差やデバイス、検索履歴などにより一人ひとり違いがあります。
そのため、サジェストキーワードの削除を行う前に、パーソナライズド検索をオフにした状態で一度検索を行ってみることをおすすめします。

キーワードの更新頻度は?

サジェストキーワードの更新頻度は2週間程度、関連キーワードは半年程度とも言われており、ユーザーのニーズに合わせて都度更新を図っています。仮にキーワードを削除するための施策を行ったとしてもすぐには反映されないため、一定期間待つ必要があります。

サジェストキーワードや関連キーワードを削除するための施策

本項では、サジェストキーワードや関連キーワードを削除するための施策を4点紹介します。 なお、施策1はサジェストキーワードのみ有効な手段ですので、ご注意ください。

施策1:不適切な検索候補としてGoogleに報告する(サジェストのみ)

検索窓にキーワードを入力すると、候補が表示される枠の右下に「不適切な検索候補の報告」という表記があるため、まずはこちらをクリックしましょう。

クリックすると、以下のような画面が表示されますので、不適切な検索候補として報告したいキーワード(複数可)と不適切な検索候補として報告する理由を選択した上で、送信しましょう。

なお、この申請を行ったとしても、Googleからの削除可否の連絡がある訳ではないため、日常的なサジェストのチェックが必要です。また、報告内容の妥当性が認められない場合など必ずしも削除されるとは限らないため注意が必要です。
※法的理由によりコンテンツの変更をリクエストする場合には施策2をご覧ください。

施策2:法律に基づく削除に関する問題としてGoogleに報告する

サジェストキーワードがGoogleのオートコンプリートポリシーや日本の法律に違反していると考えられる場合には、法律に基づく削除に関する問題としてGoogleに報告することが可能です。
まずは、「法律に基づく削除に関する問題を報告する」ページにアクセスしましょう。すると、以下のような申請フォームが設置されていますので、フォームに必要情報を入力するとともに、ネガティブなキーワードが表示されている画面のスクリーンショットを添付し、送信しましょう。

その後、送信された内容をもとにGoogle側が審査を行い、結果が送られます。なお、この申請を行ったとしても事実関係の確認が難しい場合などは削除されないこともあるため、注意が必要です。

施策3:関連するコンテンツを削除する

インターネット上に存在するネガティブキーワードを含んだコンテンツ(ニュース・ブログ等)を削除する方法です。こうすることでユーザーの興味の発生源を断つことができるため、結果的に候補への表示を防ぐことが可能です。
該当するコンテンツは、基本的に自社が干渉していない外部サイトやSNS、その他アナログ媒体である場合が多いため、コンテンツの発信者・管理者に連絡をとり、削除依頼を行いましょう。その際、威圧的な依頼はトラブルのもとになってしまうため、根拠を分かりやすく伝えながら丁寧に依頼することが重要です。
また、自社ブログなどで風評被害に対して釈明をしている場合、その記事が逆にユーザーの興味・検索のアクションへとつながっている可能性もあるため、削除する方法も一つの手です。もちろん、タイムリーな釈明や世の中に対して説明責任があるような事由の場合は、削除することでより企業のイメージを損なうおそれもあるため慎重に対応しましょう。

施策4:良質なコンテンツを発信する

ユーザーの興味を引く良質なコンテンツをアップし続ける方法です。こうすることで、インターネット上にポジティブなコンテンツが増えるため、ネガティブキーワードが含まれたコンテンツが目立たなくなり、結果的にユーザーのニーズを塗り替えることが可能です。
施策3の関連するコンテンツを削除する方法は、外部へのアプローチである以上一筋縄ではいきませんが、この方法であればどの企業でもすぐに取り組めることができます。
また、自社ホームページに質の高いコンテンツを追加することで、自然検索において様々なキーワードで検索順位の向上を図るという「コンテンツマーケティング」を実現することができるため、SEO的なメリットも得ることが可能です。

サジェスト対策は長期的な目線で行いましょう

前項では、サジェストキーワードや関連キーワードを削除するための施策をご説明しましたが、必ずしもこれらを行ったからといって永続的に候補に表示されなくなるという訳ではありません。なぜなら、前述したとおりGoogleがユーザーのニーズに合わせてサジェストキーワードや関連キーワードを選定しているためであり、そのユーザーのニーズを意のままにコントロールすることは困難だからです。
例えば前項でご説明した「不適切な検索候補の報告」からグーグルに申請する方法は、手軽に行うことができる一方で、ユーザーの検索ニーズが高ければ例え一時的に削除されたとしても、すぐに候補に表示されてしまう可能性があります。
そのため、ネガティブキーワードにお悩みの方は、前項でご紹介した施策を行いながら、ユーザーの興味が薄れるのを長い目で待つことも必要です。

その他の検索エンジンにおけるサジェスト削除依頼を行う方法

ここまで、Google検索における検索補助機能やキーワードの削除方法をお伝えしてきました。本項ではYahoo!検索とBing検索におけるサジェストキーワード削除方法をご紹介します。

Yahoo!の場合

Yahoo!検索では、Yahoo!IDでログイン後、「問い合わせフォーム」から削除依頼を行うことができます。
お問い合わせボタンをクリックするとフォームが表示されますので、そこから問い合わせフォームで「関連検索ワードの情報削除」を選択し、必要な項目に記入した上で、送信してください。

Microsoft Bingの場合

日本国内ではGoogleとYahoo!の利用者が大半を占めていますが、国際的には、Microsoftが提供するBing検索も多くの利用者が存在します。
Bing検索では、「Bing 検索候補報告フォーム」から削除依頼を行うことができます。キーワードや問題点に関する具体的に説明を記載した上で、送信してください。

今回のまとめ

今回は、Google検索で表示されるサジェストキーワードや関連キーワードにお悩みの方に向け、キーワード表示の仕組みや削除方法などをご説明しました。
Googleには、ユーザーの検索を補助するサジェスト機能や関連キーワードの表示機能が備わっています。、Googleに不適切な検索候補として報告したり、そのネガティブキーワードが含まれたコンテンツの削除を行ったりしながら、長期的なサジェスト対策を行いましょう。なお、Googleは、ユーザーの検索ニーズを解析した上で表示するキーワードを選定しているため、永続的な削除を実現するためには長期的なサジェスト対策が重要です。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

S.S.

印刷会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ユーザーの心理を深く理解した企画力と顧客に寄り添ったディレクションにより、専門性の高い事業を展開する顧客のホームページ制作を多く担当している。リスティング広告やパンフレット制作など総合的なマーケティングにも幅広く対応。

  • 印刷営業士
  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

PAGE TOP