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検索順位を左右する可能性も!?インタースティシャル広告とは
2018
.07.19
スマホなどのモバイル端末をお持ちの方は自分の見たいホームページをクリックした際に、そのホームページの画面全体を覆う広告などが表示された経験があると思います。このような広告のことをインタースティシャル広告と呼び、表示された広告は、ユーザーが操作したり、一定時間が経過すると消滅し、本来のホームページが表示される仕組みです。Googleは、2017年1月にモバイル検索において煩わしいインタースティシャル広告の表示は、ホームページの評価が下がると発表しています。
インタースティシャル広告について正しく理解し、ユーザーが快適に利用できるホームページ制作についてお伝えしていきます。
【目次】
1.検索順位に影響を与えるインタースティシャル広告とは
2.インタースティシャル広告の種類
a.煩わしいインタースティシャル広告(悪い例)
b.評価に影響しないインタースティシャル広告(良い例)
3.インタースティシャル広告に頼らないホームページ制作
4.まとめ
【目次】
検索順位に影響を与えるインタースティシャル広告とは
インタースティシャル広告とは、ユーザーが利用したいホームページをクリックした際に、表示された画面全体を覆うポップアップや目的のホームページを表示する前に別ページを表示する仕組みのことです。表示されたインタースティシャル広告は、ユーザーが操作したり、一定の時間が経過すると消滅し、目的のホームページが表示されます。多くの企業が、商品の購入や問い合わせに繋げるための広告としてインタースティシャル広告 を導入していますが、ほとんどのユーザーが閲覧の妨げとなるため、インタースティシャル広告に対してあまり良い印象を持っていません。さらに、これらが表示されることにより離脱率が高くなる傾向もあります。こうした背景も踏まえて、Googleは2017年1月にユーザーにとって煩わしいインタースティシャル広告を表示するホームページの評価を下げるという公式発表をしており、インタースティシャル広告の導入は、ユーザーの利便性が低くなることで検索結果の順位が下がるだけではなく、離脱率も上がりコンバージョン率も下がります。
インタースティシャル広告の種類
インタースティシャル広告の導入は、ユーザーの利便性が低くなることから検索結果の順位に影響するとお伝えしましたが、全てのインタースティシャル広告が順位に影響を与えるわけではありません。インタースティシャル広告には種類があり、ページ評価に影響する煩わしいインタースティシャル広告と、ページの評価に影響しないインタースティシャル広告の2つに分けられます。具体的な例は以下の通りです。
煩わしいインタースティシャル広告(悪い例)
・ホームページの表示直後やページの閲覧中に本来のコンテンツを覆い隠すようなポップアップが表示される(ポップアップ)
・ホームページを表示する前に、インタースティシャル広告のページが表示され、閉じないとそのページにアクセスできない(スタンドアロンインタースティシャル広告)
・ホームページを表示した際に、最初に表示される部分が、インタースティシャル広告のようなレイアウトになっており、メインのコンテンツは、スクロールしないと閲覧することができない(インタースティシャル広告のようなレイアウト)
評価に影響しないインタースティシャル広告(良い例)
・年齢確認など、法律上の必要性に応じてインタースティシャル広告を表示する
・メールサービスなど個人的なコンテンツが含まれる場合や有料コンテンツなど、一般公開されていないコンテンツにログインするための入力画面を表示する
・画面スペースに対して適した大きさで、簡単に閉じることができる
インタースティシャル広告に頼らないホームページ制作
モバイルユーザー増加に伴い、Googleは、2018年にモバイルファーストインデックスを開始するなど、モバイルページの評価も重要視されるようになりました。そのため、ユーザーがホームページを正しく、快適に利用するためのインタースティシャル広告は必要に応じて使用すべきですが、先ほど挙げたような煩わしいインタースティシャル広告は、ユーザーの利便性を下げるため使用を避けるべきです。目先の集客を意識してインテースティシャルを利用するのではなく、長期的な集客も意識して、WordPressなどのブログ機能を利用し有益な情報が含まれたコンテンツを発信することで、ユーザーに広告を押し付けることなく、商品をアピールすることが可能となります。その結果、ユーザーは商品に対しての関心が高まり、商品購入や問い合わせに繋がると同時に、Googleが、ユーザーに有益な情報を提供しているホームページであると評価するため、検索結果の表示順位も上がります。
まとめ
インタースティシャル広告とは、表示画面全体を覆うポップアップや目的のページを表示する前に別のページを表示する仕組みのことで、ユーザーが操作したり、一定の時間が経過するとその表示が消滅します。法律上の必要性に応じて表示するものやログイン画面などのインタースティシャル広告は問題ありませんが、ユーザーの閲覧の妨げとなるインタースティシャル広告に対して、Googleは、2017年にページの評価を下げることを発表しました。モバイルユーザー増加に伴い、モバイルページの評価が今まで以上に重要視されるため、ユーザーがあまり良い印象を持たないインタースティシャル広告の使用は避けるべきです。現在、インタースティシャル広告を利用している企業は、一度自社の広告の仕方を見直し、ブログ機能などを利用しユーザーに有益な情報を提供することで商品購入や問い合わせに繋がるホームページ制作を行いましょう。