名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

MARKETING

ホームページ集客に有効な「リスティング広告」とは?

2024
.03.25

ホームページ集客に有効な「リスティング広告」とは?

ホームページ集客には様々なWeb広告の媒体があり、どれが自社にとって最適なものなのか悩んでいる担当者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、数ある媒体の中でも「リスティング広告」にスポットを当ててご紹介します。
リスティング広告を活用する上で知っておきたい基本情報や活用メリット、相性の良い広告・悪い広告などをご説明しますので、参考にしてください。

【目次】
1. リスティング広告の基礎知識
リスティング広告とは
リスティング広告の仕組み
2. リスティング広告のメリット
詳細なターゲティング
ターゲットユーザーへのリアルタイムなアプローチ
プラットフォーム上での詳細な分析
3. リスティング広告のターゲティング
地域ターゲティング
曜日・時間帯ターゲティング
デバイスターゲティング
オーディエンスターゲティング
リマーケティング
4. リスティング広告のデメリット・ディスプレイ広告の対比
表示方法に制限がある
潜在層へアプローチが困難
競合性の高さ
5. リスティング広告の平均月額予算・費用相場
6. Google広告でのリスティング広告配信の手順
STEP 1. Google Adsアカウントの作成
STEP 2. キャンペーンの作成
STEP 3. キャンペーンの設定
STEP 4. キーワードの選定
STEP 5. 広告グループの作成
STEP 6. 広告の作成
STEP 7. 入札価格の設定
STEP 8. 広告の審査と承認
STEP 9. キャンペーンの開始とモニタリング
7. 今回のまとめ

リスティング広告の基礎知識

リスティング広告は、インターネット上で広告を表示させるWeb広告の媒体の一つです。本項ではリスティング広告の基礎知識をご説明します。

リスティング広告とは

一般的には、GoogleやYahoo! JAPANなど検索エンジンを利用してユーザーが特定のキーワードを検索した際に、表示される広告のことを指します。例えば、インターネット上でTシャツを購入するために「メンズ Tシャツ 通販」といったキーワードを検索すると、その検索結果ページにはTシャツのオンラインショップに関連した広告が表示されます。
広告の表示枠は検索結果の上部と下部にあり、検索結果のページごとにそれぞれ4件ずつの枠があります。また、リスティング広告は自然検索結果と同様に「タイトル」+「ディスクリプション」で表示されますが、自然検索結果と見分けられるよう「スポンサー」という表示がついています。

リスティング広告の仕組み

配信主は、Google AdsやYahoo!プロモーション広告といった広告プラットフォームを利用してリスティング広告を出稿します。
リスティング広告は、広告主がプラットフォームをとおして特定のキーワードに対して入札を行い、入札額が高いほど広告が上位表示される仕組みです。また、広告の表示順位は入札額だけでなく、クオリティスコアと呼ばれる指標にも影響されます。
クオリティスコアは正確にはブラックボックスですが、広告のクリック率やランディングページの品質などによって決まると言われており、広告主は入札額だけでなくユーザー目線で広告文やランディングページを用意する必要があります。

リスティング広告のメリット

リスティング広告は、他の広告媒体と比較して多くの利点とメリットがあります。

詳細なターゲティング

第一に、広告のターゲティングが非常に細かく設定できる点が挙げられます。広告プラットフォームでは、住所や使用デバイス、興味関心や検索履歴など、さまざまな条件に基づいて広告を表示することができます。(次項で詳しくご説明します。)
検索キーワードだけでなく、これらの条件を組み合わせて広告を表示させることで、ターゲットユーザーに的確にアプローチし、効果的なマーケティングを実現することが可能です。

ターゲットユーザーへのリアルタイムなアプローチ

次に、確度の高いユーザーへのリアルタイムなアプローチができる点が挙げられます。検索ユーザーは何かしらの情報を意欲的に求めていたり、購買意欲の高い顕在層といえます。この確度の高いユーザーが特定のキーワードを検索した瞬間に関連する広告が表示されるため、ターゲットユーザーからのコンバージョン獲得に繋がりやすいと言われています。

プラットフォーム上での詳細な分析

さらに、広告の効果を詳細に分析できる点もメリットの一つです。広告プラットフォームでは、広告のクリック数や表示回数、コンバージョン率など、さまざまな指標をリアルタイムで確認することができます。これにより、広告主は広告の効果をすぐに把握し、必要に応じて戦略の修正を行うことができます。

リスティング広告のターゲティング

前項でお伝えしたリスティング広告のメリットの一つに、詳細なターゲティングがありました。リスティング広告の効果を最大限に引き出すためには、細かなターゲティング設定が欠かせません。本項ではGoogleリスティング広告を例にターゲティングの種類をご説明します。

地域ターゲティング

地域ターゲティングでは、広告を特定の地域に対して配信することができます。例えば、特定の都道府県や市区町村、あるいは半径指定などを使用して、地域ごとに広告を配信することができます。地域ターゲティングを利用することで、地域特有のニーズや需要に応じた広告メッセージを配信することも可能です。

  • 例:スポーツジムの広告
    店舗から半径5キロ内に住むユーザーに向け配信

曜日・時間帯ターゲティング

曜日・時間帯ターゲティングでは、広告の配信を特定の曜日や時間帯に限定することができます。例えば、特定の曜日や時間帯に需要が高まる商品やサービスに対して、その時間帯の配信を強化することで、効果的なマーケティングを実現することができます。また、需要の低い時間帯には広告を制限することで、費用対効果を最適化することも可能です。

  • 例:企業向け資産管理ツールの広告
    企業の担当者が動いている平日9時から18時の間だけ配信

デバイスターゲティング

デバイスターゲティングでは、特定のデバイス(PC・スマートフォン・タブレットなど)に対して広告を配信することができます。デバイスごとに異なるユーザー行動やニーズがあるため、自社のターゲットユーザーがどのデバイスを使うかを確認・推測した上で配信することで、費用対効果の高い配信を実現することができます。

  • 例:高校生向けオープンキャンパスの広告
    高校生が日常的に使用しているスマートフォンに絞って配信

オーディエンスターゲティング

オーディエンスターゲティングでは、年齢や性別、世帯年収などのユーザー属性や興味関心、購買履歴など基づいて、ターゲットユーザーを絞り込んで広告を配信することができます。検索キーワードだけでなくオーディエンスターゲティングを活用することで、より精度の高いターゲティングが可能となり、広告の効果を最大化することができます。

  • 例:化粧品メーカーのハイブランド商品の広告
    35歳から64歳の世帯年収上位20%の女性をターゲットに配信
    ※年齢設定は「18-24」「25-34」「35-44」「45-54」「55-64」「65 or more(65 歳以上)」「不明」から選択します。
    ※年収設定は「上位10%」「11~20%」「21~30%」「31~40%」「41~50%」「下位50%」「不明」から選択します。

リマーケティング

リマーケティングでは、過去にホームページを訪れたユーザーに対して広告を再度配信することができます。一度興味を持ってくれたユーザーに対して確実に配信することができるため、ユーザーの再訪や購買意欲の向上を促進することができ、広告の効果を最大化することができます。

  • 例:住宅メーカーのイベント広告
    6月に行ったイベントの特設ページ閲覧ユーザーに対して10月のイベント前に配信

リスティング広告のデメリット・ディスプレイ広告の対比

リスティング広告は効果的なマーケティング手法でありながらも、デメリットも存在します。本項では、主要な広告媒体である「ディスプレイ広告」との対比を行いながらご説明します。

表示方法に制限がある

リスティング広告は、特定のキーワードや検索クエリに関連した広告を検索結果ページなどで表示しますが、広告の形式や文字数に制限があります。一方、ディスプレイ広告は画像や動画、テキストなど様々な形式の広告があり、広告主がより多くの情報やメッセージを伝えることができます。

潜在層へアプローチが困難

リスティング広告は、ユーザーの検索意図に対してリアルタイムで広告を表示させることができますが、裏を返せばある意味検索行動ありきの「待ち」の広告であり、検索行動に至らない潜在層へのアプローチは不向きです。一方、ディスプレイ広告はターゲティングユーザーのWebページやアプリに能動的に配信することができるため、潜在層への認知拡大に向いていると言われています。

競合性の高さ

リスティング広告は限られた広告枠を競合他社と争うため、競合他社との競争が激しいキーワードや市場では、広告表示のための入札価格が高くなり、広告の露出が制限される可能性があります。一方、ディスプレイ広告はあらゆるWebページやアプリケーションの広告枠が対象となるため比較的競合性が少なく、リスティング広告と比較すると費用が安価になる傾向にあります。

リスティング広告の平均月額予算・費用相場

リスティング広告はユーザーが広告リンクを1クリックするごとに費用が発生する「クリック課金制」です。リスティング広告の費用相場は、広告主の業界や競争状況、ターゲットキーワードの選定、広告プラットフォームの選択などさまざまな要因によって異なりますが、一般的にはクリック単価はあたり100円〜1000円程度です。
また、月額予算としては数十万円から数百万円に及ぶことがありますが、先ほどのクリック単価はもちろん、その広告をどの程度のユーザーがクリックすると想定されるかによっても金額が異なります。月毎に予算の上限を設定することができ、月の前半に予算を消費してしまうと後半では配信されなくなってしまうため、定期的な予算管理と効果のモニタリングを行うことで、広告の効果を最大化することができます。

Google広告でのリスティング広告配信の手順

リスティング広告が自社のマーケティングにマッチしている場合、リスティング広告をはじめましょう。本項では、代表的なGoogle広告プラットフォームでのリスティング広告の配信方法についての手順をお伝えします。

STEP1. Google Adsアカウントの作成

まず、Google Adsにアクセスし、新しいアカウントを作成します。必要な情報を入力し、アカウントの設定を完了します。

STEP 2. キャンペーンの作成

Google Adsダッシュボードにログインし、キャンペーンの作成を開始します。キャンペーンの目的に応じて適切なキャンペーンタイプを選択します。リスティング広告を配信する場合は、「検索キャンペーン」を選択します。

STEP 3. キャンペーンの設定

キャンペーンの設定画面で、広告の配信地域や予算、入札方式などを設定します。また、キャンペーン名や配信スケジュールも設定します。

STEP 4. キーワードの選定

キャンペーンに関連するキーワードを選定し、キーワードリストを作成します。Googleのキーワードプランナーなどのツールを活用して、適切なキーワードを見つけることが重要です。

STEP 5. 広告グループの作成

キャンペーン内で複数の広告グループを作成します。各広告グループには、特定のキーワードや広告テーマに関連した広告を配置します。

STEP 6. 広告の作成

広告グループ内で広告を作成します。テキスト広告や拡張広告など、適切な広告形式を選択し、魅力的な広告コピーを作成します。また、リンク先URLも指定します。

STEP 7. 入札価格の設定

各キーワードに対して入札価格を設定します。入札価格は、キーワードの競争状況や広告主の目標に応じて調整する必要があります。

STEP 8. 広告の審査と承認

作成した広告は、Googleの広告審査プロセスを経て承認される必要があります。広告が適切な規約に適合していることを確認し、必要に応じて修正を加えます。

STEP 9. キャンペーンの開始とモニタリング

全ての設定が完了したら、キャンペーンを開始します。広告のパフォーマンスを定期的にモニタリングし、必要に応じて調整を行います。

今回のまとめ

今回は、数ある手法の中でも「リスティング広告」にスポットを当ててご紹介しました。
リスティング広告とは、GoogleやYahoo! JAPANなど検索エンジンを利用してユーザーが特定のキーワードを検索した際に、表示される広告のことを指します。
配信主は、Google AdsやYahoo!プロモーション広告といった広告プラットフォームを利用してリスティング広告を出稿し、入札額や広告の品質などによって掲載順が決定します。
詳細なターゲティングや顕在層へのリアルタイムなアプローチなどメリットも多く、そのほかの広告媒体や自社の商材と照らし合わせて最適な配信を行いましょう。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

S.S.

印刷会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ユーザーの心理を深く理解した企画力と顧客に寄り添ったディレクションにより、専門性の高い事業を展開する顧客のホームページ制作を多く担当している。リスティング広告やパンフレット制作など総合的なマーケティングにも幅広く対応。

  • 印刷営業士
  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

PAGE TOP