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ホームページの離脱率を低下させるためにWEBライティングで考えるべきUI/UX
2024
.07.31
UI/UXとは、ユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)の略称であり、ウェブサイトやアプリケーションの使いやすさや利用体験を指す言葉です。UI/UXはデザインだけのものと思ってしまいがちですが、実はライティングにも大いに関係があります。ホームページの第一印象はデザインで決まることがほとんどですが、いざユーザーがホームページの内容に興味を持って掲載されている文章を読んでみたら「なんか違った」と離脱させてしまうことがあります。
このコラムでは、UI/UXを考慮していないライティングが引き起こす問題点とその改善ポイントについて紹介します。
【目次】
1.知りたい情報を得ることができず離脱してしまう
2.使い心地が悪くなり離脱してしまう
3.信頼感を得られず離脱してしまう
4.今回のまとめ
【目次】
知りたい情報を得ることができず離脱してしまう
ユーザーは基本的に何らかの情報を求めてGoogleやyahooなど検索エンジンを使って検索し、何となく1〜4位に表示されたホームページのタイトルやディスクリプションの中から「これが自分の求めている情報だろう」と思ってクリックする。そして、遷移先のページを眺めてみると、なかなか情報が見つからない、、、となってしまうとユーザーは離脱し、他のホームページに移ってしまいます。
このようにユーザーの離脱を促してしまうことのないよう、以下のように情報を見つけやすい構成を意識してライティングを行うことが大切です。
長文には各所に見出しを入れる
見出しもなく長々と書かれた数千文字の中から情報を見つけることは非常に困難です。長文の場合は見出しを各所に入れることで、ユーザーが一目でどのような内容が書かれているのかを把握できます。
必要な箇所にはイラストや画像を設置する
複雑な内容や専門的な内容、ビジュアルが魅力的なものを説明する場合は、文章と共にイラストや画像を設置することで、ユーザーが内容を理解しやすくなるだけでなく、サイト内に画像を設置することにより画像に目を引き、ユーザーが求めている情報を見つけやすくなります。
要点には太字や色付け
重要な文章は太字や色付け、下線などを用いて強調することで、ユーザーが見逃すことを防ぎます。
使い心地が悪くなり離脱してしまう
文章が長すぎたり専門用語が多すぎると、ユーザーは内容を理解しづらくなってしまい、離脱を促してしまいます。文章を執筆する上では以下の点に注意しましょう。
端的な文章
簡潔で明確な表現を使い、要点を分かりやすく伝えます。また、文章を構成する上では誰でも読み慣れた起承転結や起承結の構成を意識することも大切です。
専門用語や熟語の多用を避ける
一般的な表現を使い、誰にでも理解しやすい文章を心がけます。ただし、専門性を求められる場合や専門家をターゲットとする場合はあえて専門用語を使ったり、熟語を用いることで専門性の高さをアピールするという場合もあります。
長文と箇条書きのコンビネーション
長文ばかり続いてしまうと、アピールしたい箇所に目を止めさせたり、ユーザーの印象に残すことができません。重要なポイントは箇条書きにし、視覚的に分かりやすい構成を心がけましょう。
視認性の高い文字サイズとゆとりのある行間
文字サイズが小さすぎたり、行間が詰まっているとユーザーはストレスを感じてしまい、離脱を促してしまいます。ターゲット層に合わせた文字サイズや、行間にゆとりを持たせることが大切です。
信頼感を得られず離脱してしまう
自社の商品やサービスのメリットや魅力を記載するにあたって、効果を示すための数値や他者からの評価を掲載することがよくありますが、ユーザーは「本当に正しい数値か」「やらせではないか」と疑う場合があります。
ホームページに掲載されている情報が信頼性の高いことを伝えるにあたって、以下の点を押さえることが重要です。
調査期間や出典元を掲載する
具体的にいつからいつまで、誰・何人を対象に調査したのか等を掲載するほか、大学やシンクタンク等調査機関を掲載することによって情報の信頼性が高まり、ユーザーは安心して情報を受け取ることができます。
今回のまとめ
WEBライティングにおいて、UI/UXを考慮することはユーザーの離脱を防ぎ、サイトの効果を最大化するために非常に重要です。見出しやイラスト、太字を活用したり、簡潔にライティングすることで読みやすさ・わかりやすさを向上させることができます。また、信頼性の高い情報を提供することでユーザーの安心感を高めることも重要です。これらのポイントを押さえることで、ユーザーが求める情報を迅速に提供し、快適な利用体験を提供できるWEBライティングを行いましょう。