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ホームページの分析時には外的要因と内的要因を考えましょう

2024
.09.02

ホームページの分析時には外的要因と内的要因を考えましょう

ホームページの運用において数値の動きに変化がみられたとき、どのような要因が考えられるのでしょうか。要因の例を知らなければ、数字を見ても意味が見出せずに憶測だけで間違った分析や改善を行ってしまう可能性があります。様々な要因を知り、正しい改善に繋げていきましょう。
そこで今回は、ホームページの分析時に覚えておきたい「外的要因」と「内的要因」についてお伝えします。

【目次】
1.ホームページに変化をもたらした外的要因と内的要因を確認する
2. 外的要因
 a.Googleのアルゴリズムアップデートを確認する
 b.競合ホームページの変化を確認する
 c.市場の変化を確認する
 d.業界の繁忙期・閑散期を確認する
 e.天気・天災を確認する
3.内的要因
 a.リニューアルによる影響を検証する
 b.SEO対策による影響を検証する
 c.バグを確認する
 d.サーバーの変更などを行ったか確認する
4.今回のまとめ

ホームページに変化をもたらした外的要因と内的要因を確認する

ホームページのアクセス数などの数値において、普段と異なる動きが見られた場合、何らかの要因があると考えられます。
その要因は「外的要因」と「内的要因」に分かれ、それぞれ対応方法が異なるため、一つひとつ確認しておきましょう。

外的要因

外的要因は、Googleのアルゴリズムアップデートや競合ホームページのリニューアル、市場変化など、自社でコントロールすることができない要因です。
自社ホームページで何らかの施策を行っていないにも関わらず、アクセス数などに変化が見られた場合、外的要因を疑って実際に確認してみましょう。

Googleのアルゴリズムアップデートを確認する

Googleのアルゴリズムアップデートにより人気コンテンツの順位が急落する可能性があります。また、競合ホームページがリッチスニペットに追加された結果、自社ホームページが下に追いやられるなど、検索結果上の変化によってアクセス数が下がる可能性があります。
一方で、ユーザーのニーズを満たす質の良いコンテンツと判断されれば、自社コンテンツの順位が急上昇したりリッチスニペットに追加されることもあるため、アルゴリズムアップデートに備えるというよりも普段からコンテンツの質を意識することが大切です。

競合ホームページの変化を確認する

競合ホームページがリニューアルしたり、新たなコンテンツを追加したことによって検索結果上の順位が変動し、自社ホームページのアクセス数に影響が出る可能性があります。
この場合は、自社よりも上位の競合ホームページを確認し、自社コンテンツの修正を検討しましょう。
ただし、一時的な変化の場合も少なくありません。闇雲に修正するのではなく、しばらく様子見するか、あくまでもGoogleのガイドラインに基づいて修正しましょう。

市場の変化を確認する

業界のトレンドや消費者の価値観変化などにより、自社ホームページへのアクセス数に影響が出る可能性があります。
ホームページを新たなターゲット層や流行に応じて調整するほか、ビジネスやサービス自体も見直しましょう。

業界の繁忙期・閑散期を確認する

例えば引っ越し業者であれば引っ越しの多い2〜3月が繁忙期にホームページへのアクセス数が急上昇する可能性があります。一方で6月は梅雨で引っ越しが少ない閑散期のため、アクセス数が下落する可能性があります。
特定時期のアクセス数が多い・少ない場合、業界の繁忙期や閑散期と被っていないか確認してみましょう。
閑散期にアクセス数やCV数を向上させたいのであれば、広告などの積極的アプローチによってホームページを人目につきやすい状態にしておくことが大切です。

天気・天災を確認する

例えば店舗運営型サービスのホームページは、雨天時にアクセス数が少なくなるといった傾向がみられる可能性があります。また、業界にもよりますが一時的な台風や地震などがホームページのアクセス数に影響を与える可能性があります。
こればかりは仕方がないため、アクセス数が少ない日があっても気にせず通常どおり運用しましょう。

内的要因

内的要因は、自社のホームページに何らかの施策を施した結果発生した要因です。または、バグなど修正可能なミスによるもので、自社でコントロールすることができます
何らかの施策を打ち出したら、しばらくモニターして効果性を検証しましょう。

リニューアルによる影響を検証する

デザインやコンテンツを大幅に変更することによってGoogleが一時的に順位を下落させる場合があります。順位が大幅に下がったとしても、質が悪いわけではなくホームページの再評価を行うために必要な期間のため、しばらく様子見しましょう。

SEO対策による影響を検証する

コンテンツの新規投稿や内容改善、ページスピードの改善など、SEO施策を打ち出したことによってアクセス数に影響が出る可能性があります。SEO対策を実施した後は、順位に変化があったか継続的にモニターしてその効果性を検証しましょう。
また、SEO対策だけを目的とした質の悪いコンテンツは、Googleからペナルティを受けて検索結果から削除されてしまう可能性があります。突然アクセス数が急落したページがあれば、コンテンツを見直すか削除しましょう。

バグを確認する

ホームページ内にリンク切れや崩れなどのバグが生じている場合は、Googleからの評価が下がってアクセス数に影響が出る可能性があります。バグが生じている箇所を確認し、直ちに修正しましょう。

サーバーの変更などを行ったか確認する

サーバーを変更した場合、切り替え処理の都合上、数日間ホームページが不安定になる場合があります。サーバーを変更した時期にアクセス数が急落しているのであれば、一時的なものであると考えて問題ないでしょう。

今回のまとめ

ホームページのアクセス数などにおいて変化が見られた場合、分析ツールだけを見てもその要因は憶測の域を脱しないため、Googleのアルゴリズムアップデートを確認したり、競合ホームページの状況などを確認してみることが大切です。
また、ホームページのリニューアルやSEO施策を実施した場合は、継続的にモニターしてその効果性を検証しましょう。そのほか、バグなど負の要因がアクセス数に影響を与える場合もあるため、正しく問題を把握して改善に繋げることが重要です。

AUTHOR

著者情報

ライター

M.H.

人材派遣会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ホームページ制作の企画・監修を行うWEBディレクターとしてアーティストやメーカー、公益法人、観光協会など多種多様なホームページの制作に携わり、現在はライターとしてホームページ制作に尽力している。

  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

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