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ホームページ制作・運用においてSEOとUXは相反するのか

2024
.09.04

ホームページ制作・運用においてSEOとUXは相反するのか

SEO(検索エンジン最適化)とUX(ユーザーエクスペリエンス)は、どちらもホームページの集客効果を高めるために必要な要素ですが、これらの要素は時に相反することがあり、どちらに重点を置くべきか悩むホームページ担当者の方が多々いらっしゃると思います。
そこで今回の記事では、SEOとUXのどちらを優先してホームページを制作・運用するべきか、どちらを重要視するべきかを説明します。

【目次】
1. SEOとUXの概要
a. SEO(検索エンジン最適化)
b. UX(ユーザーエクスペリエンス)
2. SEOとUXが相反する代表例
a. キーワードの最適化と自然な文章
b. ホームページの表示速度とデザイン
c. 内部リンクとナビゲーションの簡潔さ
d. metaテキストとクリック率
e. ロングコンテンツと離脱率
3. SEOとUXのどちらを優先するべきか
4. 今回のまとめ

SEOとUXの概要

まずは、SEOとUXの基本的な役割を理解しましょう。

SEO(検索エンジン最適化)

SEOとは検索エンジンからの評価を向上させ、自社ホームページを検索結果の上位に表示させることを目的とした施策のことです。
適切なキーワードの選定やコンテンツの最適化、メタタグやリンク構造の整備、被リンク獲得などが代表的なSEO対策として挙げられますが、SEOに過度に集中しすぎると、ユーザーにとって使いづらいサイトになるおそれがあります。

UX(ユーザーエクスペリエンス)

UXとは「ユーザー体験」と呼ばれており、ユーザーがホームページを利用した際の使いやすさや閲覧のしやすさなどを表しています。
ナビゲーションやホームページの読み込み速度、モバイル対応(レスポンシブデザイン)、フォントサイズ・カラーなどがUXに影響を与える代表的な要素で、ホームページのUXを向上させることができればユーザーが求めている情報にスムーズにアクセスすることができ、結果としてコンバージョン率の向上にもつながります。しかし、UXに過度に集中しすぎると、SEOの観点から重要な要素が疎かになる可能性があります。

SEOとUXが相反する代表例

ここでは、SEOとUXが対立してしまう代表的な例をいくつか紹介します。

キーワードの最適化と自然な文章

ホームページのSEO効果を高めるためには、特定のキーワードを効果的に使用することが推奨されますが、これが過剰になると、文章が不自然になり、ユーザーにとって読みづらくなります。

ホームページの表示速度とデザイン

画像や動画などの視覚的な要素を適切に使用することでホームページのUXを向上させることができますが、SEOにおいてはホームページの表示速度は重要な要素となっており、表示速度が遅いとGoogleからの評価が低下する傾向にあります。

内部リンクとナビゲーションの簡潔さ

SEO効果を高めるために内部リンクを設定することは効果的な施策の一つですが、過度になるとかえってナビゲーションが複雑となり、ユーザーが混乱するおそれがあります。UXを向上させるためには、ユーザーが直感的に操作できるシンプルな構造が理想的です。

metaテキストとクリック率

Googleは、titleやdescriptionとして設定されたテキストを重視してホームページを評価するため、適切なキーワードを含めることが大切です。一方、含めたキーワードがユーザーにとって魅力的でない言葉を使用するとクリック率が低下したり、実際のページ内容と一致していない場合は、すぐに離脱されてしまうおそれがあります。

ロングコンテンツと離脱率

Googleの検索エンジンは、「ユーザーが入力した検索クエリに対して包括的に回答を提供できる」という理由からテキスト量が多いロングフォームコンテンツをより評価する傾向にあります。
しかし、ユーザーは短時間で必要な情報を得たいと考えることが多く、長文コンテンツはかえって離脱率を上昇させてしまうことがあります。特に、モバイルデバイスで閲覧されやすいホームページは、この傾向がより顕著となります。

SEOとUXのどちらを優先するべきか

冒頭に記載した通り、SEOとUXはどちらもホームページの集客力を向上させる上で必要な要素ですが、時には相反することもあります。では、どちらを優先すべきなのでしょうか?結論を先にお伝えしますと、ホームページ制作を依頼する側はUXを意識して制作会社に要望を伝えるのが良いと思います。
というのも、SEO対策について考えるには年間で約4,000回ものアップデートが実施されるGoogleのアルゴリズムを理解する必要がありますが、これらのアップデート一つひとつを本業の片手間で依頼者側がすべて理解することは現実的ではありません。一方、UX、つまりホームページの使いやすさは、アルゴリズムのように日々変わるものではなく、日常的にホームページを閲覧している方であればある程度は理解・イメージすることができる範囲です。
もちろん、SEOとUXの双方について意見を言うことができれば理想的ではありますが、現実的にはSEOに関しては制作会社の意見に頼ることが賢明です。そのため、SEOについては制作会社に任せ、UXについて要望等を伝える方が結果的に集客効果が高く、満足できるホームページを制作・運用することができると思います。

今回のまとめ

今回のブログを読むことで、SEOとUXの概要とこれらのバランスを保つために必要なことを理解することができたかと思います。
SEOとUXが相反するケースは、本文に記載した例以外にもたくさんあり、バランスを保ための画一的な方法がある訳ではありません。結局のところ、SEOとUXの双方に優れたホームページを制作・運用するためには優れた制作会社選び、そこのサポートを受けながらホームページを運用するほかありません。
集客効果の高いホームページ制作・運用を検討している方は、値段のみで制作会社を決めるのではなく、その制作会社が確かなノウハウを持っているか否かを絶対に確認するようにしましょう。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

K.I.

前職では、設備メーカーで電気工事士として従事しながら、個人事業主のWEBコーダーとしてホームページ制作にも従事。株式会社オンカに入社後は、WEBコーダーとしての知見や、学生時代の留学で培った語学力を活かしたグローバルな情報収集力により、数々の顧客のWEBマーケティングに尽力している。

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