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2022年下半期のGoogleの大型アルゴリズムアップデートまとめ

2025
.07.02

2022年下半期のGoogleの大型アルゴリズムアップデートまとめ

Googleは2022年下半期に、計7回の大型アップデートを実施しました。主に検索結果の品質改善とユーザー体験の向上を目的としたもので、SEOにおいてはコンテンツ品質と専門性がますます問われる状況となっており、ホームページ担当者であれば知っておきたい内容ばかりです。
そこで今回は、2022年7月以降に発表されたアップデートの概要を解説します。

7月プロダクトレビューアップデート

プロダクトレビューアップデートは、製品や商品、会社などのレビュー記事に対する評価の見直しを目的としたアップデートで、2021年4月の初回から数えて4度目のアップデートとなります。
今回の更新は、主に英語圏を対象としており、実際に商品を使用した体験・経験から生まれるレビューが高く評価されるようになり、メーカーが出している情報をなぞっただけの簡素なレビューや、使用実態のない紹介記事は評価を下げられるようになりました。

8月ヘルプフルコンテンツアップデート

ヘルプフルコンテンツアップデートは、ユーザーにとって役に立つオリジナルコンテンツをより評価するために実施されたアップデートです。従来のキーワード重視・大量生産型のSEOコンテンツではなく、ユーザーの検索意図を満たす有益な情報を提供するコンテンツが高く評価されるように変化しました。

9月コアアルゴリズムアップデート

2022年9月のコアアップデートでは、コンテンツの品質や専門性、ユーザー満足度といったE-E-A-Tに基づく評価が強化されました。検索順位の変動はジャンルを問わず多大な影響を与え、特に医療や金融といったYMYL領域で大きな順位の変動がありました。
Googleはコアアルゴリズムアップデートの詳細を一般公開することはありませんが、ユーザーにとって有益で信頼性の高い情報を優先して表示するという基本方針に変わりはないため、コンテンツ制作者は一層の品質管理と専門性の明示が求められます。

9月プロダクトレビューアップデート

2022年9月下旬に実施されたプロダクトレビューアップデートは、これで5度目の更新となっており、内容自体は前回と同様、レビューの品質評価をさらに精査するものとなっています。
特に、実際の使用感や競合製品との違いなどを明確に記述しているレビューが検索上位に表示されやすくなり、単なる特徴列挙やカタログの転載にとどまるコンテンツは検索順位を落としました。

10月スパムアップデート

2022年10月に展開されたスパムアップデートは、検索結果に表示される低品質・スパム的なコンテンツを排除するためのアルゴリズム調整でした。
全言語を対象としたアップデートで、キーワードの過剰使用や被リンク操作といったブラックハットSEO対策を実施しているホームページの検索順位に大きな変動がありました。

12月ヘルプフルコンテンツアップデート

8に実施されたヘルプフルコンテンツアップデートの改良版のアップデートで、日本語を含む全言語が対象となりました。
38日間という長期にわたる更新期間の中で、ホームページ全体の品質評価が強化され、特定の記事単体ではなく、ドメイン単位での評価がより重要視されるようになりました。
これにより、他人の情報をまとめただけの薄いコンテンツや、検索エンジン向けに最適化された自動生成コンテンツの評価が低下し、実体験や専門知識を反映した独自性の高い記事が上位に表示されるようになりました。

2022年12月リンクスパムアップデート

2022年12月のリンクスパムアップデートは、被リンクによるSEO操作を排除するための対策で、全言語・全地域を対象として実施されました。
Googleはリンクの質とその自然性を重視しており、有料リンクや相互リンク、サテライトサイトなどによる意図的なリンク獲得を低評価とする傾向が一層強化され、こうした悪質なSEO対策を実施しているホームページの評価が大きく下落しました。

今回のまとめ

今回のブログを読むことで、2022年下半期に実施されたGoogleの大型アップデートの概要を理解することができたかと思います。
冒頭に記載の通り、アップデートは検索結果の品質改善とユーザー体験の向上を目的としており、検索エンジンにアピールすることを優先してホームページを運用してしまうと、遅かれ早かれGoogleのコアアルゴリズムアップデートやスパムアップデートによって評価を大きく落としてしまいます。
そのため、ブラックハットSEO対策を実施することは絶対に避け、閲覧ユーザーにとって有益なコンテンツ制作に注力してホームページを運用しましょう。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

K.I.

前職では、設備メーカーで電気工事士として従事しながら、個人事業主のWEBコーダーとしてホームページ制作にも従事。株式会社オンカに入社後は、WEBコーダーとしての知見や、学生時代の留学で培った語学力を活かしたグローバルな情報収集力により、数々の顧客のWEBマーケティングに尽力している。

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